人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

智弁和歌山も萌寧ちゃんも一口馬2頭も勝った!

2021-08-29 18:12:44 | Weblog

 和歌山に凱歌!《第103回全国高校野球選手権大会》決勝は智弁和歌山が9-2で智弁学園を下し、2000年以来21年ぶり3度目の優勝を果たした。阪神と楽天、巨人でプレーした智弁和歌山の中谷仁監督は、元プロ野球選手の監督としては86年春の池田・蔦文也監督(元東急)以来となる甲子園優勝となった。 数字を見ると、智弁和歌山の打力が智弁学園を上回った感じだが、2試合試合数が少なかったことも投手力で智弁和歌山に有利に運んだように思う。ベスト4に関西勢が占めたことも含め、今回の大会は雨の影響が間違いなくあった。そんな中、智弁学園は本当によく頑張ったと思う。いずれにしろ、2年ぶりの甲子園を僕は堪能させてもらった。球児の皆さん、ありがとう!高校野球はやっぱりいい!!!
 女子国内ゴルフ《ニトリレディス》最終日。首位と3打差の4位から出た《東京五輪》銀メダリストの稲見萌寧が「67」で回り、通算16アンダーで今季7勝目を挙げた。シーズン7勝は2019年の鈴木愛以来、ツアー史上4人目(5度目)。22歳31日での達成は最年少となった。《東京五輪》後3試合目で5月の《中京テレビ・ブリヂストンレディス》以来ツアー通算8勝目となった。首位から出た全美貞が1打差の2位。さらに3打差の3位に堀琴音と山路晶が並んだ。ツアー史上3人目の3週連続優勝が懸かっていた小祝さくらは通算6アンダーの11位だった。それにしても稲見の強さは異常である。先週崩れたが、それを1週間で巻き返すのはもう天晴れの一言。いったい今年何勝するのだろうか。
 男子国内ゴルフ《Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント》最終日。首位と2打差の3位から出た石川遼は「67」で回り、通算16アンダーで今季最高の単独2位に入った。スコット・ビンセントが「68」で回り、初日から首位を譲らず通算17アンダーで日本ツアー初優勝を果たした。正直、石川でなく、もっと若い選手が頑張らないと・・・。これだと人気がいつまでたっても女子に負けてしまう。日本男児の若手、もっと頑張れ!
 競馬の話。新潟11Rで行われた【第41回新潟2歳S】は、川田将雅騎乗の3番人気セリフォス(牡・中内田充正厩舎)が最内枠スタートからロスなく中団を追走。直線を向くとエンジン全開で駆け抜け先頭でゴール。過去の勝ち馬からはハープスター、2着馬からはジャスタウェイやイスラボニータなど後のGⅠ馬を輩出している出世レースを制し、デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分33秒8。1馬身1/4差の2着には中団追走から脚を伸ばしたアライバル(1番人気)、さらに3/4差遅れた3着に逃げたオタルエバー(2番人気)が入った。
 勝ったセリフォスだが、ちょっとテンションが高く、スタートもイマイチだったが、川田がリズムよく走らした。元々素質もあるのだろう。能力の高さでの勝利。ますます良くなるだろう。2着アライバルは最後よく追い上げたが、やはり反応がイマイチ。でもそれでこれだけ走るのだから今後が楽しみ。3着オタルエバーは最後素質のある切れ味に屈した。距離はマイルまでか・・・惜しかったのは5着スタニングローズ。スタートのミスがなければもっと際どかった。
 セリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント(母父Le Havre)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。【新潟2歳S】は管理する中内田充正調教師は16年ヴゼットジョリー、17年フロンティアに次いで3勝目、騎乗した川田将雅は13年ハープスターに次いで2勝目となった。
 札幌11Rで行われたサマースプリントシリーズ5戦目の【第16回キーンランドC】は、亀田温心騎乗で3番人気のレイハリア(牝3歳・田島俊明厩舎)が好スタートから先手を奪うも、一旦前を行かせて好位のインを追走。直線に入り、力強く脚を伸ばして抜け出すと、最後は追い込んだ7番人気エイティーンガールの猛追をアタマ差しのいでV。未勝利勝ちから一気の4連勝で、前走の【葵S】に続く重賞連覇を果たし、【スプリンターズS】への優先出走権を手にした。タイムは1分9秒1。2着馬からクビ差遅れた3着には9番人気のセイウンコウセイが入線。なお1番人気のメイケイエールは、途中から掛かり気味に先頭に立ってレースを進めたが直線で失速し7着に終わった。

 勝ったレイハリアだが、斤量に恵まれたにしろ、このような競馬ができたのは収穫。賞金も加算できたし、今後の選択肢が増え、秋が楽しみになった。2着エイティーンガールがこの舞台が本当に得意なのだろう。展開も嵌ったが、最後は斤量差が・・・惜しい。3着にはセイウンコウセイが入ったが、番手でない競馬ができたのは驚いた。8歳馬ということで完全無視だったが、さすがGⅠ馬。参りました!
 レイハリアは、父ロードカナロア、母ライトリーチューン(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬で、馬主は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。通算成績は7戦4勝。重賞は今年の【葵S】に次いで2勝目。管理する田島俊明調教師、騎乗した亀田温心ともに【キーンランドC】初勝利となった。

 今週の一口馬。馬券は散々だったが、こちらの方はなんと2勝を達成した。一日2勝なんと大馬主気分です。まずは小倉6R【2歳新馬】(1200m芝)にホワイトターフが出走。正直距離が短いと思っていたが、鞍上の永島まなみが積極的な競馬で上手く対応してくれた。調教時から並んでからなかなか抜かせなかったので、最後は踏ん張れたが、一にも二にもまなみちゃんの好騎乗の賜物。“次はどうするのだろう”と思っていたら、ちょっと信じられないコメントが・・・。「とりあえず、このまま小倉競馬場に滞在して、来週の9/5(日)小倉【小倉2歳S】への特別登録をおこないます。ただ、連闘となりますので、相手関係もさることながら、あくまで状態が最優先。ギリギリの段階で出否を決めたいと思います」とのこと。怪我だけしないでほしい!
 2勝目はコーディアルが小倉9R【英彦山特別】(2000m芝)に出走。まずまずのスタートから出たなりで後方を追走。じっくり折り合って運び、4コーナーで内外広がったところを内に入るとあっという間に先頭に立ち、最後まで危なげない脚色で優勝した。こちらも鮫島駿の落ち着いた好騎乗が光った。後方からの競馬で、たぶん外回していたら届いていないだろう。これで2000mも克服できたし、この後の飛躍が楽しみだ。この後は馬体を確認してから検討らしいが、無理にトライアルから【秋華賞】に向かわないでほしい。
 逆に期待はずれだったのがフラッフィクラウド。札幌12R【支笏湖特別】(1800m芝)に出走したが、直線で失速し、もうすでに余力はなく、ズルズルと後退。1番人気の勝ち馬からは3.1秒差の13着で入線した。僕はこの馬はダート馬だと思っているし、何で芝使うのだろうと思っていたが、“やっぱり”だった。団野も「個人的には、ダートの方がいいと思いました」とのこと。萩原調教師も「今後はダートを使いながら、このクラスに慣らしていきましょう。一旦、美浦TCに戻して、脚元や馬体をよくチェックしたうえで、山元TCへリフレッシュ放牧に出す予定です」とのこと。出直しだ!

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甲子園決勝は智弁対決!

2021-08-28 18:17:55 | Weblog

《第103回全国高校野球選手権大会》準決勝、第一試合は智弁和歌山が5-1で近江を下し、準優勝した2002年以来、19年ぶり4度目の決勝進出を決めた。和歌山県勢の決勝進出も19年ぶりで13度目。夏の決勝進出回数では大阪の19度に次ぎ、京都と並ぶ歴代2位。なお、和歌山県勢の決勝での成績は7勝5敗で、都道府県別の優勝回数では大阪の14度、愛知と神奈川の8度に次ぎ、広島と兵庫に並ぶ歴代4位。1921、22年に和歌山中(現桐蔭)、39、40年に海草中(現向陽)、79年に箕島、97、2000年に智弁和歌山が優勝している。プロ出身の中谷仁監督は、プロ経験者の監督としては2008年に準優勝した常葉菊川(現常葉大菊川、静岡)の佐野心監督(元中日)以来、13年ぶりの決勝進出。優勝すれば、1982年の池田(徳島)の蔦文也監督(元東急)以来、39年ぶりの快挙となる。第二試合は智弁学園が3-1で京都国際を下し、初の決勝に進んだ。奈良県勢の決勝は、天理が優勝した1990年以来、31年ぶり3度目。奈良県勢の決勝での成績は2戦2勝で、1986年と90年に天理が優勝している(夏の大会で決勝の勝率10割は、他に2戦2勝の佐賀と群馬、1戦1勝の大分の計4県のみ)。初出場で快進撃を続けてきた京都国際は13年夏、前橋育英以来の初出場での決勝進出はならなかった。「智弁対決」となった決勝では智弁学園が初優勝、智弁和歌山が21年ぶり3度目の優勝を目指すが、「智弁対決」は2002年の夏3回戦以来2度目(7-3で和歌山勝利)となる。僕の個人的な意見としては、お客を入れてこの決勝を見たかった。1塁、3塁側に『C』が人文字。チャンスには両スタンドからジョックロックが流れる光景を・・・。僕の予想は昨日書いた智弁学園だが、夏の大会で両県代表が対戦したのは先述の2002年の3回戦だけで、センバツでも77年の準決勝で智弁学園が0-2で箕島に敗れた1度だけで、春夏を合わせて奈良県勢は2戦2敗。果たして、兄弟校による紀和決勝の行方はどうなる!?

 競馬の話。今日、小倉8R【小倉サマージャンプ】は熊沢重文(53)騎乗のアサクサゲンキ

(セン6、音無)がメモリアルな勝利を収めた。熊沢は障害通算254勝とし、星野忍が持つ障害最多勝記録に並んだ。17年【小倉2歳S】を制しているアサクサゲンキは史上14頭目の平地&障害重賞制覇。鞍上とコンビでの偉業達成となった。熊沢は7月18日、小倉1Rの未勝利戦を10番人気ツブラナヒトで勝ち、偉大な記録に王手をかけてから1カ月あまり、待望の瞬間は、18年【京都ジャンプS】以来3年ぶり16勝目の障害重賞という華やかな舞台で訪れた。なお、勝ちタイムは3分45秒1。1馬身半差の2着にはマサハヤドリーム(2番人気)、さらに半馬身差離れた3着にビーオールアイズ(7番人気)が入った。勝ったアサクサゲンキは、父ストーミーアトランティック、母アメリア(母父ディキシーランドバンド)という血統の米国産馬。重賞は2017年【小倉2歳S】に次いで2勝目。

 明日の予想。まずは新潟メイン【新潟2歳S】は8番アライバル。ルメールがこの馬に乗るために新潟へ。人気になるがキャロットの募集も始まり、大きな広告塔となる。相手は1,2,5,6,9,10,11番。小倉メイン【小倉日経オープン】は10番ワイプティアーズ。前走はGⅠだから仕方ない。昨年はサラキアに0.4差5着。このメンバーなら十分勝ち負け。相手は1,3,4,6,8,9番。札幌メイン【キーンランドC】は11番ミキーブリランテ。鞍上和田竜が前走後出走を希望したという。ここにきての充実度も高く、ここは勝ち負け。相手は1,4,5,6,9,12,14番。

 明日の一口は昨日も書いた3頭。僕の貪欲な皮算用は1着1頭、3着内1頭、5着以内1頭だが・・・果たして!?

 

 

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楽しみな一口馬たち

2021-08-27 21:17:40 | Weblog

《第103回全国高校野球選手権》ベスト4が決まった。明日準決勝が行われるが、第1試合は近江(滋賀)-智弁和歌山(和歌山)、第2試合は智弁学園(奈良)-京都国際(京都)と史上初となるベスト4校全てが近畿勢という顔ぶれとなった。まぁこの結果に、「元々近畿勢が強い」という意見もあれば、雨で順延が多かったため、「地方から来ている学校は練習会場が確保できない」という調整面の有利差を口にする指導者もいる。どちらも間違いではないだろうが、僕は雨天順延とコロナ禍での外出禁止は地方の高校には大きな負担になったと思っている。大会前の僕の予想は◎明豊、○大阪桐蔭、▲智弁学園、△愛工大名電、智弁和歌山、横浜、東海大菅生、大穴は県岐阜商 
だったのだが、ベスト4に残ったのは▲智弁学園と△智弁和歌山の低い予想的中率。馬券なら大外れだ。◎明豊、△愛工大名電、東海大菅生、大穴の県岐阜商は1回戦負けだから、目も当てられない散々たる結果だ。それでも最後の足搔きで優勝は智弁学園とみる。

 明日の予想。新潟メイン【BSN賞】は6番ベルダーイメル。最近は1400mで好走しているが、3勝をマークする新潟1800mダートが最高の舞台。相手は2,3,9,12,13,15番。小倉メイン【釜山S】は7番フリード。距離は1200m以下の超短距離馬。3歳牝馬の勢いも借りて本命。相手は1,4,8,9,10,12番。札幌メイン【オホーツクS】は10番アンティシペイト。もともともっと出世していい馬で、札幌も合う。相手は4,5,6,8,9,15番



今週の一口馬。今週は3頭すべて日曜日に出走する。まずは8/29(日)小倉【2歳新馬】(1200m芝)にホワイトターフが出走する。今年僕が持っている12頭の新馬の初陣を飾る。なんとこの馬、廉価で680万円ともし勝利すると、いきなり回収率クリアとなる。新谷厩舎所属で先週デビューした2頭(共に4着)だった馬と調教しても、いい走りだったらしい。鞍上は再三の追い切りにも騎乗していて、4kgの斤量減のアドバンテージがある永島まなみ。ひょっとしたらひょっとする。同小倉9R【英彦山特別】(2000m芝)にはコーディアルが出走する。前走【織姫賞】で0.1差に負けたエイシンチラーが、先週の【三面川特別】を快勝し、次は【紫苑S】を狙うという。なら、その馬と勝ち負けしたコーディアルがここで勝ち負けするはず。ここに勝てば、トライアルからぎりぎり【秋華賞】に間に合うかもしれない。3頭目は8/27(日)札幌12R【支笏湖特別】(1800m芝)にフラッフィクラウドが出走する。僕はダート馬だと思っているのだが、萩原調教師は芝も走るとみていて芝2戦目に挑戦する。調教は抜群で期待したいところだが、昨年【ローズS】で1馬人気のフアナ、ラヴズオンリーユーの全妹ラヴユーライヴ、レディアルバローザの娘たち、アルテラローザ、ヴィオリーナ、桜花賞馬マルセリーナの半弟ギャラントウォリアなどオープン馬になるだろうと思える馬が片手で余るぐらいいる。ここで勝ち負けすると、芝&ダートと大きく道が広がるが…。

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ソダシ&ヨカヨカ天晴れ!

2021-08-22 18:34:13 | Weblog

 巨人に電撃移籍した中田翔が、今日のDeNA戦で移籍初アーチを放った。7回1死二塁で打席に立つと、DeNA先発の今永から左翼席上段へ特大2ラン。5月1日の西武戦で増田から打って以来、実に113日ぶりの一撃。巨人は直後にウィーラーも左越本塁打で続き4-4の同点とし、そのまま引き分けた。処分に対し物議を醸している中での一発。ちょっと残念に思ったのは試合前に中田を直接激励し、ネット裏で観戦していた長嶋茂雄・終身名誉監督の態度。ガラスを叩いて喜んでいるのだ。プロ野球界の「ミスター」と呼ばれ、<東京五輪>にも登場した御大が・・・。王さんならこんなことは・・・と思うのは僕だけだろうか。
 ゴルフの話。国内女子ゴルフでまさかの結末に。<CAT Ladies>最終日は首位と4打差でスタートした小祝さくらが4バーディ・3ボギーの「71」をマーク。トータル7アンダーで逆転し、今季5勝目、通算6勝目を自身初の2週連続Vで飾った。単独トップで立っていて逆転負け喫したことがない<東京五輪>銀メダリストの稲見萌寧は後半に6ストローク落とす大乱調で「77」。トータル5アンダー・2位タイでフィニッシュとなった。同じく2位タイには三ヶ島かな、高橋彩華が入った。まさかの稲見の大叩き、これだから、勝負事はわからない。
 米女子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦<AIG全英女子オープン>3日目。日本勢では45位から出て5バーディー、ノーボギーの「67」をマークした古江彩佳が通算5アンダーで首位と4打差の15位に浮上した。12 位から出た、19年大会覇者の渋野日向子は後半崩れて「72」で4アンダーの18位に後退。畑岡奈紗は71、笹生優花は74でともに3アンダー、27位で並んだ。「65」をマークしたアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)、「68」で回ったナナ・マドセン(デンマーク)が9アンダーで首位。1打差の8アンダー3位にリゼット・サラス(米国)がつけた。ちょっと差が広がったが、さっきも書いたように勝負事はわからない。是非頑張ってほしい。
 東京ドームで野球観戦していた長嶋さんの名前が冠にある<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ> 最終日。首位と2打差でスタートした比嘉一貴が6バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル20アンダーで逆転し、2019年<RIZAP KBCオーガスタ>以来のツアー2勝目を果たした。 ツアー初優勝をかけて単独トップで出た38歳・上井邦裕は「72」と伸ばせず、トータル18アンダー・単独2位で終戦。トータル14アンダー・3位タイには稲森佑貴、大槻智春が入った。今季2勝を挙げている23歳・金谷拓実はトータル10アンダー・10位タイ。前回大会覇者の石川遼はトータル5アンダー・37位タイで4日間を終えている。上井は正直完敗。次を目指してほしい。
 比嘉の大学の先輩松山英樹が出場している米男子ツアープレーオフ初戦<ノーザントラスト>3日目。<マスターズ>王者の松山英樹は25位から出て5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「70」で通算6アンダーとなり、首位と10打差の40位に後退した。通算16アンダーに伸ばした世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、キャメロン・スミス(豪)ら首位とは10打差まで広がり、苦しい展開となってしまったが、最終日はハリケーン接近のため23日(日本時間24日)に順延することが決定しており〝水入り〟で流れを変えたいところ。踏ん張れ!松山!
 
 今日の競馬を振り返る。札幌11Rで行われた【第57回札幌記念】は、吉田隼人騎乗の2番人気ソダシ(牝3歳・須貝尚介厩舎)が2番手でしっかり折り合いがつくと、逃げたトーラスジェミニを早めに交わし直線へ。最後まで脚色衰えず、後続の追撃を振り切って先頭でゴール。豪華メンバーがそろった真夏の頂上決戦を制し重賞5勝目。2014年のハープスター以来、7年ぶり3頭目の3歳牝馬による勝利を果たした。タイムは1分59秒5。3/4馬身差の2着にはGI2勝馬ラヴズオンリーユー(1番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に昨年2着のペルシアンナイト(8番人気)が入った。
 勝ったソダシだが、外枠からスムーズに前に付けられ、自分のペースで行けたのが良かった。52㌔もよく、前に行って止まらなかった馬場も良かった。距離もやはりこのくらいまでだろう。2着ラヴズオンリーユーはさすがに力はあるが、今日は運がなかった。馬は強くなっている。3着ペルシアンナイトは最高のレースをした。ソダシをマークしたが、最後は同じ脚になってしまった。ただ馬は良くなっている。
 ソダシは、父クロフネ、母ブチコ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は7戦6勝。重賞は20年【札幌2歳S】、【アルテミスS】、【阪神JF】、今年の【桜花賞】に次いで5勝目。【札幌記念】は管理する須貝尚介調教師、騎乗した吉田隼人ともに初勝利。

 小倉11Rで行われた【第56回北九州記念】は、幸英明騎乗の5番人気ヨカヨカ(牝3歳・谷潔厩舎)が、道中は先行勢から離れた4番手あたりの外を追走し直線で外から一気の伸び脚で差し切り勝ち。熊本県産馬初のJRA重賞制覇を成し遂げた。タイムは1分8秒2(稍重)。1馬身1/4差の2着に勝ち馬と同じような位置取りから伸びた4番人気のファストフォース、さらにクビ差遅れた3着にはマイペースで逃げた2番人気のモズスーパーフレアが入った。
 勝ったヨカヨカだが、展開、馬場などが向いたとはいえ、ここまで強い勝ち方をするとは・・・。僕と同じ熊本出身。天晴れ!2着 ファストフォースは馬が充実してきている。【CBC賞】と違って斤量も重く、多頭数でGIホースも出ているレースで、これだけ走れば今後が楽しみ。3着モズスーパーフレアはいつもながらの競馬。こういう馬場も合っていたが、力の分だけは走っている。
惜しかったのは4着シゲルピンクルビー。 馬群がバラけず、外に出せなかったが、よく追い込んでいる。この馬今後スプリンター路線で面白いかも・・・。
 ヨコヨカは、父スクワートルスクワート、母ハニーダンサー(母父Danehill Dancerという血統。熊本県・本田土寿氏の生産馬で、馬主は岡浩二氏。通算成績は10戦4勝。重賞は初制覇。管理する谷潔調教師は【北九州記念】は初勝利、騎乗した幸英明は2000年にトゥナンテで勝って以来の同レース2勝目となった。

今日の一口馬。上記の【北九州記念】にエングレーバーが出走。レースはゆったりめのスタートから道中は後方インを追走。直線でそのまま内を突いて伸びたが9着となった。「初めての距離でもリズム良く運べたし、悪化した馬場でも頑張っていた。メンバー最速タイの上がりで最後までしぶとく脚を使ったが、展開もむかなかった。ただ9着とはいえ勝ち馬とは0.4秒と僅差だったし、悲観するような内容でなかった。なんとか経験を重ねつついずれは重賞でも勝ち負けできるようになってほしいものだ。 この後は馬体を確認してから・・・次に期待!

 

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ワクチンで寝たきり競馬かも・・・

2021-08-21 18:43:42 | Weblog

そんな簡単に出していいの? 巨人に電撃移籍した中田翔(32)が早速今日出場選手登録され、同日デーゲームで行われたDeNA戦にベンチ入り。6回の勝ち越し機に代打で登場した。結果は1球もバットを振らず、ストレートの四球で一塁に歩いた。その後、中田は7回から一塁の守備に入り、9回に打席が回ってきたが、巨人2打席目はセンターフライに終わった。というか、こんな簡単に暴力事件をうやむやにしていいものだろうか。理由がどうであれ、それを簡単に容認するような野球界であってはならないと僕は思うのだが・・・。
 ゴルフ4連発。女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦《AIG全英オープン》2日目。英リザムのロイヤルリザム・アンド・セントアンズで開催された2018年大会で優勝した実績を持つジョージア・ホール(イングランド)とこの日スコアを三つ伸ばして張替美那(米国)が通算7アンダーの首位タイに浮上した。1打差の3位タイグループには、キム・セイヨン(韓国)とリセット・サラス(米国)。世界ランク1位で初日に首位タイグループを形成したネリー・コルダ(米国)は、通算4アンダーで渋野日向子らと並び12位タイ。その他では笹生優花が通算5アンダーで5位タイグループに並び、畑岡奈紗が通算2アンダーの23位タイに食い下がっている。今大会はここまで風も穏やかで、世界屈指の難コースの一つとして名高い同リンクスは今のところ牙をむいていない。しかし、週末はかなりの悪天候が予想されており、そうなれば状況は変わって、予選を通った全員にチャンスは訪れる。週末から目が離せない。
 国内女子ゴルフ。《CAT Ladies》2日目。《東京五輪》銀メダリストの稲見萌寧が「69」をマーク。トータル10アンダーで単独首位をキープし、今季7勝目をかけて最終ラウンドに臨む。トータル9アンダー・2位に高橋彩華。トータル8アンダー・3位に吉田優利、トータル7アンダー・4位には木村彩子が続いた。2週連続優勝がかかる小祝さくらはトータル6アンダー・5位タイ。前回大会覇者の淺井咲希はトータル2オーバー・47位タイで辛くも予選ラウンドを突破した。稲見、小祝の賞金女王争いも気になるが、さすがにそろそろ高橋彩華に優勝してもらいたい。
 国内男子ゴルフ《長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ》3日目。ツアー未勝利の38歳・上井邦裕が「65」をマーク。トータル18アンダー・単独首位に浮上して最終ラウンドを迎える。トータル16アンダー・2位に比嘉一貴。トータル13アンダー・3位に稲森佑貴が続いた。今季2勝を挙げている23歳・金谷拓実は「66」をマークし、トータル10アンダー・8位タイに浮上。52歳のベテラン・藤田寛之はこの日のベストスコアタイ「65」をたたき出し、同じく8位タイでムービングデーを終えた。前回大会覇者の石川遼は「73」と1つ落とし、トータル5アンダー・34位タイで最終ラウンドに臨む。上井にとっては稲森、金谷は嫌な存在だろう。でもそれで勝ってこそ自信になるはず。

米国男子ゴルフ・プレーオフシリーズ第1戦《ノーザントラスト》第2日。日本人初の米ツアー年間王者を目指す松山英樹(29)は9バーディーを奪いながら3ボギー、1トリプルボギーと出入りが激しく「68」。通算5アンダーにしたものの25位に落とし、首位との差も7打に広がった。世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)が通算12アンダーにして前日からのトップを守った。松山は 17番まではショット、パットともさえ、9つバーディーを決めて優勝争いに加わる気配だった。それが最終18番パー4で、右バンカーからの第2打はさらに右に飛び出し、OBゾーンへ。5オンさせたが、ピン下4mのダブルボギーパットも届かず「7」にした。この日の松山は10番では第1打を右に大きく曲げ、もう少しでペナルティーエリアに入るところだったが、男性ギャラリーのシャツの中にはさまってセーフ。このときは松山も男性に「ユー?」と声をかけ、サインボールをプレゼントする余裕もあった。ただ最後が・・・。まだ2日あるので、優勝争い可能。気を取り直して頑張ってほしい。

 明日の予想。新潟メイン【NST賞】は4番イメル。昇級緒戦でハンデ55㌔は見込まれすぎのきもするが、逆にハンデキャッパーもこの馬の強さを認めているということ。人気になる前に勝負したい。相手は1,6,9,11,13,15番。小倉メイン【北九州記念】は一口馬だから2番エングレーバー本命。初めての1200m、骨っぽいメンバーと越えなくてはならない壁は高いが、前走は昇級緒戦で3番人気に推されているのだから、ここ通用の力はある。膳前々走だけ走れば好勝負。相手は4,6,7,9,11,12,17,18番。札幌メイン【札幌記念】も大穴狙い。6番バイオスパーク。正直荷も重い感じがするが、「記念」の池添は買い。前走より枠もいいはずで札幌も合う。相手は1,4,5,7,8,12,13番。

今日の一口。札幌4R3歳未勝利(1200m芝)にマニトゥーリンが出走。レースでは、五分のスタートを決めると、促して2,3番手で先行。しかし、3・4コーナーでは両サイドから挟まれる苦しい位置取り。好位はキープして直線を向いたものの、手応えはひと息で、徐々に脚色が衰え、後続に交わされてしまいました。最後は勝ち馬から0.9秒差の13着に敗れた。鞍上の坂井によると、とにかく気性面が難しいとのこと。揉まれる形でなければ、もう少し違った結果になったかもしれないが…。まだ連絡は来ていないが、たぶんこれで引退になるはず。兄が走っただけに期待していたのだが、残念。まぁこれも競馬だ。

今日、2度目のワクチン接種をしたが、今のところ変化なし。ただ明日はどうなるかわからない。寝たきり競馬かも・・・。

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プロ野球&高校野球&一口馬

2021-08-20 20:59:22 | Weblog

 巨人は今日、日本ハム・中田翔(32)をトレード(交換要員なし)で獲得したと発表した。背番号は阿部慎之助現2軍監督が長年付けていて、帰国してしまった新外国人のスモークが継承していた「10」に決まった。中田は4日のエキシビションマッチ・DeNA戦(函館)の試合前、アップ後のベンチ裏で複数の選手が居合わせる中で、同僚一人に突発的に腹を立てて手を出した。事態を重くみた日本ハム球団は即座に自宅謹慎を命じ、11日には1,2軍全試合の出場停止処分を科した。そしてその後、栗山監督が16日に「何となく感じているのは、正直、このチーム(日本ハム)では難しいかなと、ちょっと思っていて」と日本ハムのユニホームを着てのプレー続行は難しいとも打ち明けていた。報道によると、中田自身が野球をやめる決意があったのを栗山監督が原監督に相談してこの結果になったという。まさか、巨人がすぐに中田を試合に出すとは思えないが、果たしてこのトレード、吉と出るか、凶とでるか。
 こちらは中田の後輩だった大谷の話題。エンゼルス・大谷翔平(27)がMLBに新たな歴史を刻もうとしている。今季はすでに、投げては100奪三振、打っては100安打を達成。さらに100投球回も故障さえなければ、あと14イニングなので到達するだろう。この「トリプル100」だが、20世紀以降では初となるらしい。先人たちの記録を見てみると、まずはベーブ・ルース。レッドソックス時代の1918年は166回3分の1を投げて40奪三振、安打も95本。翌19年は139安打を放ったが、133回3分の1で30三振しか奪っていない。ベーブ・ルースは奪三振を多く獲る投手ではなかったようだ。では今年から大リーグ記録として認定されることになったニグロリーグではどうだろうか。1920年に始まった黒人だけのプロ野球リーグの伝説のスターで、殿堂入りしたブレット・ローガンブは1922年のモナークス時代に193回3分の2で118三振を奪ったが、惜しくも89安打で届いていない。つまり20世紀以降、大リーグ、そしてニグロリーグで「トリプル100」は存在しないのだ。これに大谷はここまで得点は「80」、打点も「87」。今季はまだ残り40試合あり、この2部門でも「100」の可能性がある。投打5部門で「100」到達、これは凄いというほかない。2001年イチロー以来のMLB・MVPは間違いなし!?

 高校野球の話題。《第103回全国高校野球選手権大会》で、選手が新型コロナウイルスに感染した宮崎商(宮崎)と東北学院(宮城)が出場を辞退することとなった。とても残念なことではあるが、地区予選でも東海大相模、星稜、中越など強豪校が新型コロナ感染で辞退していることを考えれば、甲子園まで来られただけでも良かったと思うしかないだろう。この2校の選手たちには胸張って帰郷してほしい。
 ただこの辞退に対しては少し思うところがある。大会本部は出場校に感染者や濃厚接触者が出た場合の出場の可否について「集団感染か否かを重要視する」としている。13人が陽性、8人が濃厚接触者となった宮崎商について、大会本部は16日夜には「集団感染」と伝えただけで、最終的な判断を学校側に委ねた。そして17日の記者会見で、宮崎商の門田誠校長は「生徒の健康、安全面を考えると出場は不可能だろうと決定した」と辞退の理由を説明した。これってどうだろう。最終的な判断を学校側に求めるのは、あまりにも酷ではないか。コロナ禍となってもうすでに1年半以上が経つ。ならば、感染者数など、大会参加が可能な基準を作り参加校と同意しておくことが必要だったのではないか。ちなみに全国高校総体を開催中の全国高等学校体育連盟は「感染症拡大防止に関する基本方針」で、感染者が出た場合は「大会出場を辞退し、医療機関等の指示に従う」と定められ、11~17日には8競技15校が出場辞退したと発表されている。
 今回の辞退2校に関しては、事情が異なる。宮崎商の場合は、クラスターなので致し方ない。それでも、これだけのクラスターが出るのは、学校側の予防がキチンとなされていたのかは少し疑問が残っている。一方、少し可哀想だなぁと思っているのが、選手1人が陽性、4人が濃厚接触者になった東北学院。当初、大会本部は「個別感染」と認定し試合の準備を進める方針だったらしい。だが学校側は17日、「出場すれば(感染した)個人の特定につながる」と辞退を申し出た。そして報道によると、学校側は「プライバシー保護の観点から個人の特定を避ける指導を貫いた。生徒の将来を脅かす選択はできない」と強調する。学校側の判断はたぶん正しいのだろう。ただこの判断に部員の意見がどれだけ反映されているかは疑いたくなる。まぁいずれにしろ、今後のためにもきちんとしたルール作りをするべきだと思っている。
 

 明日の予想。新潟メイン【日本海S】。本命は9番エドノフェリーチェ。もう少し長い距離がいいのかもしれないが、前走の切れ味は文句なし。あの走りができればここは通過点。相手は1,2,3,4,6,10番。小倉メイン【佐世保S】は7番ロジーナ。前走は勝ったと思ったが、楽鉄していたらしい。普通に走れば勝ち負け、鞍上は福永で万全だ。相手は2,3,4,5,6,10番。札幌メイン【札幌日刊スポーツ杯】は11番アルバーシャ。アドマイヤムーン産駒ながら、長い距離がいい馬で、長距離ならまだ出世が期待できる。相手は2,4,5,8,10,14番。

 今週の一口馬の前に、未勝利で終わった3歳馬の去就。8/14の新潟【3歳未勝利】(1200mダート)で11着となったヴィオマージュ。未勝利戦はもう使えそうにない現状を踏まえ、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬(園田競馬・飯田良弘厩舎)に移籍することとなった。一旦馬体回復を図った後に園田競馬から始動し、JRA再登録を目指すらしい。中山、新潟のダ1200m戦で2着を4回し、勝てるチャンスは十分あった。ただ運がなく、勝つタイミングを逃してしまった。結果は残念だったが、まだチャンスある。園田で頑張ってほしいまた8/17の金沢【能登巌門賞】(1500mダート)に出走し、2着に終わったアレッサンドロ。レースは出遅れて後方から追っ付け通しで捲る競馬。もう少し前目で運べていたら・・・とは思うものの、勝ち馬は強かったし、この馬自身も3着以下を離しているように、ここにきてようやく力を付けてきたなという感じだった。正直残り期間がもう少しあったら・・・と思うが、地方(川崎競馬場の内田勝義厩舎)へ移籍することになった。交流競走の実績から、移籍先でもすぐに勝負になるはずで、血統馬なので、川崎で才能を開花してほしい。2頭もこれまで頑張ってくれた。感謝をしつつ、期待したい。
 今週の一口馬の出走。今週は2頭。まずは明日の札幌【3歳未勝利】(1200m芝)にマニトゥーリンが出走する。前走期待したダート戦が惨敗して芝で巻き返しを狙う。メンバーを見ると、いつ勝ってもいい馬が多いが、もう後がないので目指すは初勝利。なんとか最悪でも次に繋がる5着以内に来てほしい。もう1頭も巻き返しを狙う馬。8/22小倉メイン【北九州記念】にエングレーバーが出走する。前走【京王杯スプリング杯】が3番人気で11着。今回は初めての1200mでGⅠ馬や重賞好走馬が多くいる骨っぽいメンバーだが、ここで好走すると、今後の楽しみが増える。陣営によると、いい状態で臨めそうなので、なんとか巻き返してほしい。

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阪神園芸の“神業”

2021-08-15 17:51:50 | Weblog

  雨に祟られている《第103回全国高校野球選手権大会》は今日、試合を3時間遅らせて開始された。そこで活躍したのが“神業”阪神園芸。雨が上がったAM9:31から20人以上のスタッフがグラウンドに姿を現し、黙々と作業を進める。内野グラウンドでは、水抜き作業と同時にぬかるんだ土をスコップで除去。外野の芝にはローラーをかけ、水抜きを行った。AM9:53 にマウンドとバッターボックスのシートを撤去。マウンド前方には白い土を引いた上から、黒い土を投入し木のトンボで入念に整えた。AM10:04にはマウンドの円に沿うようにコートブラシで整備。そしてAM10:11からラインを引き始め、なんとAM10:22に作業終了。わずか51分間でグラウンドを整えたのだった。甲子園球場の水はけの良さにも驚くが、阪神園芸の“神業”はいつ見ても凄い。天晴れ!
 そのグランド整備を終え、ドラフト候補、ノースアジア大明桜の風間球打。140㌔台後半の直球を主体に失点10奪三振、140球で完投勝利を飾った。三回のピンチではギアを上げ、最速150㌔を計測したが、自己採点は60点。次はもっと良くなりそうで、次戦の明徳義塾では更なるピッチングを期待したい。その明徳義塾だが、今日の県立岐阜商戦では3x―2のサヨナラ勝ち。馬淵監督と県岐阜商・鍛治舎監督の名将対決で注目を集めた一戦だったが、光ったのが馬淵監督の采配。6回、先発の左腕・代木大和投手(3年)が先頭の2番・梅村に死球を与え、3番・松野に先制の適時三塁打を浴びると、馬淵監督はすぐに背番号12の左腕・吉村優聖歩投手にスイッチ。高知大会4試合のうち3試合に先発した絶対的エースを早々に代える大胆策が見事にはまった。これで馬淵監督は歴代4位の甲子園通算52勝目。同校は夏通算60勝に到達した。個人的には鍛治舎巧監督率いる県岐阜商のほうが上だと思っていたが、秀岳館のときより、選手が動かなかった。特にドラフト候補の高木翔斗捕手がブレーキとなった。まぁ秀岳館時代の九鬼(現ソフトバンク)と比べると酷だが、九鬼の半分でも活躍したら・・・。まぁこれも甲子園か。明徳VS.明桜楽しみだ!

 プロ野球からニュースをひとつ。ソフトバンクが史上5度目となる継投でのノーヒットノーランを達成した。今日の日本ハム戦。1軍で初先発となった米ドラ1右腕のスチュワートJr.が5回無安打9奪三振と快投すると、2番手の津森から嘉弥真、松本、板東、甲斐野と5投手も日本ハム打線にヒットを許さずに快挙を成し遂げた。ただ、打線も無得点。8回には1死三塁のチャンスを作ったものの、甲斐のスクイズが失敗に終わり、チャンスを生かせず。そのまま両チーム無得点に終わり、試合は引き分けに終わった。継投でのノーヒットノーランは2017年6月14日のソフトバンク戦で巨人が山口、マシソン、カミネロのリレーで達成して以来、史上5度目。パ・リーグでは2006年4月15日のソフトバンク戦で日本ハムが八木、武田久、MICHEALで達成して以来、15年ぶり2度目となった。尚、4投手以上による継投ノーノーは史上初。無安打無得点試合での引き分けはコールドゲームでは過去に2度あるものの、9回では史上初の珍事となった。今日の無得点で日本ハムは3試合連続無得点(3試合で4安打、27イニング連続)。おまけに3試合連続2桁三振(13日14三振、14日13三振、15日14三振)で計41三振を喫する惨状だった。

 競馬を振り返る。新潟11Rで行われた【第56回関屋記念】は、田辺裕信騎乗の4番人気ロータスランド(牝4歳・辻野泰之厩舎)が好スタートを決めると3番手を追走。直線では内ラチ沿いからスルスルと伸びて抜け出し先頭でゴール。サマーマイルシリーズ第3戦を制し、重賞初制覇を果たした。タイムは1分32秒7。1馬身1/4差の2着にはカラテ(6番人気)、さらにクビ差遅れた3着に1番人気の3歳牝馬ソングラインが入った。
 勝ったロータスランドは田辺の完璧な競馬。レースぶりは見事だった。柔らかめ馬場もこの馬には合っていたのだろう。2着カラテはソングラインを見る位置でレース。そのソングラインは下したが、その前にもう一頭一頭いた感じ。3着ソングラインは常にカラテにマークされた苦しい競馬だった。3歳牝馬で経験不足が痛かった。ただそれでも馬券圏内を確保するのだから立派。これが良い経験になれば・・・。

 ロータスランドは、父Point of Entry、母Little Miss Muffet(母父Scat Daddy)という血統。アメリカ・Dr.Aaron Sones&Dr. Naoya Yoshida の生産馬で、馬主は合同会社小林英一ホールディングス。通算成績は10戦5勝。重賞は初制覇。【関屋記念】は管理する辻野泰之調教師は初勝利、騎乗した田辺裕信は14年クラレントに次いで2勝目となった。
 小倉11Rで行われたサマー2000シリーズ(全5戦)の第3戦【第57回小倉記念】は、松山弘平騎乗の6番人気モズナガレボシ(牡4歳・荒川義之厩舎)が後方待機策から直線で大外に持ち出すと、豪快な追い込みを見せて重賞初制覇。グランプリボス産駒はJRA重賞初勝利を飾った。タイムは1分59秒7。半馬身差の2着には勝ち馬同様に馬場の外めから脚を伸ばしたヒュミドール(5番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着に武豊騎乗で格上挑戦のスーパーフェザー(8番人気)が入った。
 勝ったモズナガレボシは外枠も良く、ハンデも軽かたったものの、これだけ見事に展開も嵌ったのだから、松山の好騎乗だろう。レースもうまいし、こんな競馬ができるなら今後も面白い。2着ヒュミドールは完全に勝ちレース。勝った馬とはハンデの差か・・・。3着スーパーフェザーは展開が嵌った。さすがに最後は足が止まった。6着フェルコニアは直線止まったところを見る距離が長いのかも・・・。

 モズナガレボシは、父グランプリボス、母モズフリムカナイデ(母父クロフネ)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は(有)キャピタル・システム。通算成績は23戦4勝。重賞は初制覇。【小倉記念】は、管理する荒川義之調教師、騎乗した松山弘平ともに初勝利となった。

 今日の甲子園、4試合やるらしい。第4試合目の小松大谷VS.高川学園の試合っていったい何時に終わるだろう!?

 

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一口馬攻勢ならず・・・

2021-08-14 18:09:27 | Weblog

久しぶりの珍事。今日の西武VS.楽天戦の楽天初回の攻撃、先頭・小深田が死球、続く鈴木大が四球で出塁。相手先発・今井の制球難に乗じて先制のチャンスを迎えた。ここで迎えるのは侍JAPANメンバーの3番・浅村。浅村は今井の投球を捕らえ、打球は右翼後方へ。それを右翼手の愛斗がなんとか追いつき好捕。この打球で二走・小深田、一走・鈴木大ともに飛び出しており、中継プレーに入っていた二塁・外崎が、二塁ベースカバーに入っていた遊撃・源田に転送に2アウト。さらに、源田が一塁・山川に送球し一気に3アウトとなった。今井は初球に投じた10球中、8球がボール球。制球難の苦しい立ち上がりだったが、楽天攻撃陣の判断ミスにも助けられ無失点スタートとなった。三重殺は2018年8月28日の同じ西武-楽天(前橋)の初回以来で、パ・リーグでは85回目の珍事だ

明日の予想。新潟メイン【関屋記念】は11番ソングライン。人気だろうが、池添が51㌔で乗りに来るのだから、力の入れようは別格。「記念」は黙って池添えを買え!僕の中の馬券術。相手は1,3,6,8,10,12番。小倉メイン【小倉記念】は2番ファルコニア。重馬場が良いとは思えないが、大跳びではない走り方から、大きなマイナスにはならないと見る。相手は3,5,6,8,9,10番。札幌メイン【UHB賞】は16番タイセイアニベール。ルメールがその気になれば重賞騎乗も可能だったろう。それでも札幌で騎乗して、そこまで人気がないのであれば狙わない手はない。相手は3,4,9,12,13,15番。

 

 今日の一口馬。まずは新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート)に出走したヴィオマージュ。五分のスタートから出脚が付き、前走と違って主張する競馬はできたのですが、前半から勝ち馬にマークされる苦しい展開。終始息が入らぬままオーバーペースで運んでしまい、最後はガス欠気味の走りになって11着の惨敗。勝ち馬が強く、その馬にマークされるというきつい競馬。相手が悪かったとしかいえないが、この惨敗で次が見えなくなった。やはり一度流れが悪くなると、勝負事はこんなものだろう。今後はまだどうなるわからないが、いずれにしろ、後がなくなってきた。がっかり。
 札幌12R【札幌日刊スポーツ賞】にジュリオが出走。スタートで出遅れ、最後方からの競馬。途中スピードを上げ、4角では先頭に近づいたが、そこまで脚を使って伸びず4着で入線。まぁ1500mという距離も微妙で、発汗も目立った。中央の馬場のほうが良いのは間違いないが、今日のところは運がなかった。こっちもがっかり。

 

 

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一口攻勢始まる!?

2021-08-13 18:32:42 | Weblog

8月10日に開幕した《第103回全国高校野球選手権大会》第2日目の第3試合で松商学園(長野)が記録的勝利を挙げた。高岡商(富山)相手に17-4で大勝し、史上初となる大正、昭和、平成、令和での「4元号勝利」を達成したのだ。松商学園は1913年に野球部が創部され、夏の甲子園では史上2位となる37回の出場を誇る伝統校。これまで「3元号勝利」を挙げたのは、北海(北海道)、秋田(秋田)、早実(東京)、慶応(神奈川)、静岡(静岡)松商学園(長野)、東山(京都)、鳥羽(京都・京都二中の流れを汲む)、関西学院(兵庫)、鳥取西(鳥取)、米子東(島根)、広島商(広島)、広陵(広島)、高松商(香川)、松山商(愛媛)の15校だった。令和に元号が替わった2019年夏から静岡、米子東、高松商、広島商、北海の計5校に「4元号勝利」のチャンスがあったが、いずれも敗戦し、今大会はも静岡、米子東が初戦で敗れていて、ちょっとしたジンクスになっていた。今大会では、松商学園に続き、北海と高松商がこの偉業に挑戦する。
 その甲子園だが、今年は天候に悩まれそう。今日(8/13)に予定していた大会第3日の4試合を14日に順延した。2日続けて順延になるのは、第96回(2014年)の開幕日が2日順延になって以来。今大会は開幕日も台風接近に伴い順延しており、今大会の順延は、これで3度目となった。計3日、予定していた休養日のうち、3回戦と準々決勝の間の「休養日A」をなくすことに。このままいけば決勝は27日の予定。31日からはプロ野球の阪神VS.中日との公式戦を開催予定。今後、荒天が重なるようだと日程消化がより厳しくなってくる。大会本部は決勝をできる限り27日までに消化させたい方針で、13日も雨で順延の場合は日程を再編成する可能性も浮上。その場合は1日3試合の日を4試合に変更したり、3回戦、準々決勝、準決勝の翌日に設けられている休養日に試合を開催したりすることも検討されそうだ。明日も天気は悪そう。おてんとうさん、頑張って!

 明日の予想。まずは新潟メイン【稲妻S】。本命は13番ブルスクーロ。1000mは初めてだが、1400mでもスピード上位の馬で、距離短縮がいい方向にいくとみる。相手は2,6,10,12,14,16番。小倉メイン【阿蘇S】は11番メイショウカズサ。58㌔がどうかだが、前走重賞の勝ち馬で小倉も重馬場も得意で無視する訳にはいかないだろう。相手は1,2,7,9,13,14番。札幌メイン【羊蹄山S】は13番ホウオウトゥルースが面白そう。3走前の圧勝で、昇級緒戦で1番人気に推された馬で休みを挟み、仕切りなおし。ここが馬券的に絶好の狙い目。相手は1,4,5,7,8,11番。

 今週の一口馬は2頭。最近出走がなかったが、これからは当分出走が続く予定。明日の札幌12R【札幌道新スポーツ賞】にジュリオが出走する。【アーリントンC】からの仕切り直し。この馬の場合はメンタルが鍵。幸いルメールが騎乗してくれるので、今後の飛躍に繋げてほしい。もう一頭がヴィオマージュ。個人的にはジュリオより気になっている。というのも、未勝利戦もあと僅か。さすがに勝ち上がってほしい。出走は明日の新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート)。発走が芝で1200mダートが最適な条件。週末は雨予報で時計もまた速くなるが、より前有利な脚抜きのいい馬場コンディションなので、スタートを決めて自分の型で競馬ができるかが鍵。何とかしてほしい!

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東京五輪閉幕!

2021-08-08 18:03:09 | Weblog

《東京五輪》は今日閉会式を迎える。その最終日、「自転車競技女子オムニアム」の梶原悠未(筑波大大学院)、「女子バスケットボール」がともに史上初の銀メダルを獲得して、日本代表選手団の全競技を終えた。自国開催の五輪で、日本は史上最多となる58個のメダルを獲得(金27、銀14、銅17)。5日に過去最多だった16年《リオ五輪》の41個を超え、競技初日から一度も途切れること無く最終日の8日まで毎日、メダルを量産した。国別のメダル獲得総数のランキングでは、米国の113個(金39、銀41、銅33)、中国の88個(金38、銀32、銅18)に次いで、3位だった。僕が感動した人&団体ベスト10は、「女子バスケット」チーム、「女子ゴルフ」の稲見萌寧、水泳の2冠大橋悠依、「フェイシング男子エペ」チーム、「女子柔道」寝業師・濱田尚里、「女子バドミントンペア」福島・廣田ペア、「陸上3000m障害」の三浦隆司、「女子1500m」の田中希美、「卓球混合」水谷・伊藤ペア、「体操男子個人」の橋本大輝かな。いずれにしろ、本当にお疲れ様でした!感動ありがとうございました。
 その感動くれた「女子バスケット」チームだが、さすがに米国相手では歯が立たなかったが、今回はエース渡嘉敷来夢がいない上での、大健闘だった。渡嘉敷がいればもう少しインサイドで抵抗できたし・・・。3年後の《パリ五輪》が楽しみだ。ただそのためには、トム・ホームズ監督の留任が必要。これから協会と話するらしいが、協会の皆さん、もう監督替えることできないでしょう。よろしく!

 今日の競馬を振り返る。8月8日明日の函館11Rで行われた【第26回エルムS】は、松田大作騎乗の4番人気スワーヴアラミス(牡6歳・須貝尚介厩舎)が、道中は4番手の好位集団を追走から直線で先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。昨年の【マーチS】に続く重賞2勝目を挙げた。タイムは1分44秒5。半馬身差の2着に勝ち馬の直後を追走して直線猛追した7番人気のオメガレインボー、さらに1馬身1/4差遅れた3着には馬群の中から脚を伸ばした11番人気のロードブレスが入った。なお、1番人気に推されたアメリカンシードは先手を奪えず3番手を追走したが、最終コーナー手前で手応えがなくなり最下位の14着に敗れている。
 勝ったスワーヴアラミスだが、しぶとさを生かした松田の好騎乗。これだけ走れば、今後もダート戦線で面白そう。2着オメガレインボーは早目に抜け出す形になったが、勝ち馬同様粘った。馬が力をつけている。実はこの馬の馬券を買っていておいしかった3着ロードブレス。力は持っているが、いつ走るかわからない馬。ただ58㌔を背負ってこのレース内容葉立派。今後の重賞が楽しみ。
 スワーヴアラミスは、父ハーツクライ、母ベイトゥベイ(母父Sligo Bay)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(株)NICKS。通算成績は26戦8勝。重賞は20年の【マーチS】に次いで2勝目。管理する須貝尚介調教師、騎乗した松田大作ともに【エルムS】初勝利となった。

 一方、新潟11Rで行われた【第13回レパードS】は、柴田善臣騎乗の1番人気メイショウムラクモ(牡・和田勇介厩舎)が大外枠からスタートを切ると徐々にスピードを上げて3,4番手へ。直線入り口で先頭レプンカムイに並びかけると、半ばで競り落とし、あとはジワリと後続を突き放して先頭でゴール。トランセンドやホッコータルマエらGⅠ馬を輩出した出世レースを制し、重賞初制覇。騎乗した55歳の大ベテラン柴田善は、岡部幸雄元騎手が持つJRA重賞最年長勝利記録(54歳0カ月31日)を更新した。タイムは1分51秒3。3馬身差の2着にはスウィープザボード(10番人気)、さらに3/4差遅れた3着にレプンカムイ(6番人気)が入った。
 勝ったメイショウムラクモは楽勝だった。それでもまだまだ成長しそう。2着スウィープザボードには驚いた。この馬はもう少し馬体が大きくなったらもっと走りそう。3着レプンカムイは力を出し切った。内枠というのも良かった。ただ、重賞勝ち負けするにはもう少し成長が必要。
 メイショウムラクモは、父ネオユニヴァース、母ノースパストラル(母父キングヘイロー)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は8戦4勝。重賞は初制覇。【レパードS】は管理する和田勇介調教師、騎乗した柴田善臣ともに初勝利となった。

 明日開幕予定だった《第103回全国高校野球選手権大会》が(台風9号による悪天候が予想されるため、開会式と第1日の3試合を10日に順延すると発表された。これによって第2日以降の全日程が1日ずつずれ、決勝は26日となる。休養日は予定通り3日間。開幕が順延となるのは同じく台風の影響を受けた2017年の第99回大会以来、5度目だが、その時って、僕は甲子園行く予定で大阪入りしていたなぁ。で、一日何もすることがなかったので、ひとりで大阪観光をした。通天閣、あべのハルカス、大阪城、NGK・・・懐かしいな。

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