人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

勝利の女神微笑む!?

2005-10-30 23:16:49 | Weblog

 なんと天覧競争を制したのはのは松永幹夫騎乗のヘヴンリーロマンスだった。 今日東京競馬場で行われた【天皇賞・秋】は、松永幹騎乗の14番人気ヘヴンリーロマンス(牝5・山本正司厩舎)が中団の最内を追走し、直線内を突いて脚を伸ばすと外から抜け出した1番人気ゼンノロブロイをゴール直前でアタマ差交わし優勝した。勝ちタイムは2分00秒1。さらにクビ差の3着には13番人気ダンスインザムード。安田記念を制した9番人気アサクサデンエン、宝塚記念に優勝した4番人気スイープトウショウの両GⅠ馬が4、5着に入った。
 レースは、好スタートを切ったタップダンスシチーを外からストーミーカフェが押さえて先頭へ。しかし多くの予想に反して前半1000mが62.4秒とオープンでは信じられないスローペース。ダンスインザムードが好位の5番手、その直後にゼンノロブロイ、ヘヴンリーロマンスはその内側でじっと脚を溜めていた。その後ろにハーツクライが位置し、リンカーンは最後方の内、スイープトウショウはその外を追走する。直線入り口でもストーミーカフェが先頭をキープしていたが、直線半ばでダンスインザムードがそのストーミーカフェを捕らえ早めに先頭に立つ。そのダンスにゼンノロブロイが外から並びかけ、さらにその外からアサクサデンエン、スイープトウショウが追い上げる。ゼンノロブロイがようやく先頭に立ったかに見えた瞬間、内に進路を取ったヘヴンリーロマンスがゴール寸前ひと伸びし、先頭で波乱のゴールに飛び込んだ。場内が一瞬唖然。それと同時に僕は天を仰いだ。
 僕は昨日ゼンノロブロイを本命に指定し、相手にはアサクサデンエン、ハーツクライ、リンカーンをピックアップしたが、実はこれにタップダンスシチーとヘヴンリーロマンスを絡めて馬券を購入していた。詳しく書くと、ゼンノロブロイからこの5頭への馬単裏表、ゼンノロブロイ1頭軸で5頭への3連単。そしてゼンノロブロイからその他の馬への馬連である。この馬券購入を踏まえて直線での僕の心の動き〔()内〕をみてほしい。ゴール寸前まであと僅かである(ゼンノロブロイとアサクサデンエン伸びろ!)⇒ゼンノロブロイとダンスインザムードの馬連が的中しそう(やった!しかしあんまり儲からないぞ。でも当たったからいいか)⇒いや、ゼンノロブロイとヘヴンリーロマンスの馬単が的中しそう(少しは儲かりそうだ)⇒なんとヘヴンリーロマンスが頭(大幅儲けになるぞ!嬉しい)⇒大外からアサクサデンエンが突っ込んできた(ウ、ウ、ウ、ウソ! 120万馬券だ!)⇒1馬身届かずアサクサデンエン4着(思わず天を仰ぐ。そして「蛯名内突けよ!」の一言を口にした)。馬単で儲かりはしたがなんとなくすっきりしない結末。ただダンスインザムードとは1馬身の差だから、欲張りすぎではある。
 勝ったヘヴンリーロマンスだが、父はSS、母ファーストアクト(母父Sadler's Wells)という血統。全兄にJRA現4勝のルポルタージュ、伯父にサウスアトランティックがいる。’02年デビューし、4戦目で初勝利。条件戦で堅実な走りを続け勝ち星を重ねると、昨年の【ゴールデンホイップT】で5勝目を挙げ、続く【阪神牝馬S】にも連勝し、重賞初制覇を達成。今年に入り、【フェブラリーS】10着など精彩を欠いたが、8月の【クイーンS】で2着と復調の気配を見せ、連闘で臨んだ【札幌記念】では見事に勝利を飾っていた。今回のレースはその【札幌記念】以来2ヶ月ぶりでGI初制覇となった。通算成績31戦8勝である。尚、【天皇賞・秋】を牝馬が優勝したのは’97年のエアグルーヴ以来8年ぶりで、史上12頭目だ。 鞍上の松永幹、管理する山本調教師共にこのレース初制覇。JRA重賞は、松永騎手が今年3勝目(少ない)、通算は53勝目。山本師も今年3勝目、通算25勝目となった。松永騎手は、イソノルーブルで初GI制覇を決めた’91年の【オークス】をはじめ、GI全6勝とも牝馬に騎乗しての勝利でGI制覇は00年ファレノプシスで優勝した【エリザベス女王】杯以来5年ぶり。牝馬限定以外のGIではこれが初勝利となった。山本師は、84年ハッピープログレスで制した【安田記念】以来、21年ぶりのGI制覇(通算3勝目)。実は松永騎手は山本厩舎に所属しており、この師弟コンビによるGI制覇は今回が初めてとなった。その山本師は来年定年を迎える。そして松永幹は調教師試験を受けている。そんな崖っぷちコンビへの神様からの大きいプレゼント。馬券は別にして勝負の女神の粋な計らいであった。
 【天皇賞・秋】のゴールで天を仰いだが、そのすぐ後にも再び天を仰ぐことが起きた。それは【天皇賞・秋】に行われた京都メイン【渡月橋S】でのこと。僕はワイルドスナイパーを本命にし、スパルタクス、テイエムリキサン、インセンティブガイの馬単、3連単の馬券を持っていた。レース終了後、1着ワイルドスナイパー、2着スパルタクスとなり、3着は写真判定となった。僕の眼には3着にはインセンティブガイが有利に見えていたのだが・・・。ちなみにこの馬券は17万馬券である。そしてその結果が【天皇賞・秋】後に出たのだった。3着にはチェリーライオー、差はハナだった。正直、【天皇賞・秋】【渡月橋S】での馬単(47,290円、38,400円)が当たっているのだから、欲をかいてはいけないのだろうが、連続でこんな外し方すると・・・。なんか大きな物を取り逃がした気がしてならない。ただこれぐらいが僕らしくていいのかもしれない。
 それにしても先週、今週で大幅プラス収支。松永幹同様勝負の女神が微笑んでくれているのだろうか!? いつまで続く・・・。

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天皇賞で~す

2005-10-29 23:17:59 | Weblog
 “ダート界のディープインパクト”ことカネヒキリが遂にダートで黒星を喫してしまった。カネヒキリに黒星をつけたのはサンライズバッカス。前走の【ダービーGP】(交流GⅠ)でカネヒキリに敗れてダート無敗をストップさせられたが、今回はその雪辱を晴らした。敗れたカネヒキリがスタートで出遅れたということもサンライズにとっては勝因だが、ただ出遅れ以上にマイルとスピード馬場の適性の差もあっただろう。カネヒキリは2000m前後が一番合っており、サンライズはマイルが合うと思うからだ。そう考えると、【JCダート】はカネヒキリ、【フェブラリーS】はサンライズが有力ということに・・・。しかし【JCダート】ではカネヒキリ以上に1頭買いたい馬がいる。今日4着になったアジュディミツオーだ。59㌔で慣れないマイル、これで4着は立派。さすがドバイ6着馬である。今招待されている外国馬(凄いメンバー)次第ではあるが、今のところ【JCダート】では僕の本命候補である(サカラートも気になっている)。それにしても3歳馬の充実でダート戦線は面白くなった。
 一方京都で行われた【スワンS】ではコスモサンビームが、道中は中団追走から直線脚を伸ばし、中団から馬群を割ったサイドワインダーを1/2馬身交わして優勝した。待ちに待った復活である。勝ったコスモサンビームは’03年6月にデビューし、3戦目で初勝利。【小倉2歳S】でメイショウボーラーの2着に入ると、【ききょうS】、【京王杯2歳S】を連勝し、【朝日杯FS】ではメイショウボーラーを豪快に交わし優勝。そしてその年の最優秀2歳牡馬に選出された。’04年は【スプリングS】の5着から始動し、【皐月賞】4着、【NHKマイルC】2着と上位に入るが、【ダービー】12着後に骨折を発症、全治1年と診断された。14ヶ月ぶりの復帰戦となった’05年【関屋記念】ではいきなり5着に好走。続く【京成杯AH】は2番人気に推されながらも10着、前走の【富士S】も9着と敗れて、連闘でここに臨んでいた。このように今回の勝利が約1年10ヶ月ぶりの勝利である。正直現在デュランダル以外はマイル戦線で手薄な状況にある。よってコスモの復活は楽しみが増え嬉しい出来事だ。ただ僕が馬券を買っているときに復活してほしかったのだが・・・。
 では明日の予想。まずは天覧競争となる【天皇賞・秋】から。僕はこれまで競馬場で天皇(皇太子時代)、皇太子、エジンバラ候(エリザベス女王の夫)など何度か皇室の方々を拝謁させてもらってその警備や独特な雰囲気を経験しているが、今回は両陛下が来られるというのだから関係者も何かと大変だろう。よって僕としては無事に両陛下が感動されるレースになること望んでいる。まぁどうせなら馬券で大儲けして二重の感動がいいが・・・。で、悩んだ末に本命は13番ゼンノロブロイ。とにかく賢い馬でレースを知っている馬、休み明けでも自分で体は作る。鞍上横山典にとっては久々のGⅠのチャンス。1回こっきりの騎乗(JC、有馬はデザーモ)に力が入らないわけがない。本命が人気なので対抗には穴を。5番アサクサデンエンはどうだろう。過去どれだけマイラーがこのレースで好走しているかを考えてほしい(アグネスデジタル、ヤマニンゼファー、ニッポーテイオーなど)。当然、距離や休み明けの不安はあるが、今年のGⅠ馬で狙う価値はある。単穴には10番ハーツクライ、連下には豊でここまで人気落ちなら3番リンカーン。他のレースでは大穴狙いで6R2番コアレスカントリー。しつこいようだが1300mダートは内枠、そしてミスプロ。ルメールなら一発があっても・・・。8Rは1番イブロン。とにかく過去3戦は強かった。能力は高い、あっさり1000万も・・・。京都からは【高雄特別】は2番バイロイト。昇級戦も相手なりに走るタイプ。鞍上ボニヤならまず大丈夫だろう。福島11R【河北新報杯】は9番アンテリオール。ハンデ57キロ、田辺で多少人気落ちになれば美味しい。内馬場が荒れてきて外から届くだろう。 日本シリーズ、Wシリーズが両方ともスイープ(4勝0敗)だったので、スイープトウショウが狙いと今日まで取っておいたら、あっちこっちで書いてあった。やっぱり僕同様下らない事を考える人はいるものだ。
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日本シリーズを斬る

2005-10-28 22:18:09 | Weblog
 日本シリーズは僕の予想通りロッテが優勝を飾った。ただロッテが有利と考えていたものの、スイープ(4タテ)するとは思わなかった。もう少し面白い日本シリーズになると思っていたのだが・・・。 
 原因は阪神の試合勘、打撃陣の不振、投手力の不調、采配などいくつも挙げられるが、僕に言わせれば偏にロッテを舐め過ぎたことに尽きると思う。明らかにロッテに対する戦力、作戦の分析ミスだったように感じる。僕がシリーズを観ていて気づいたそんな場面をいくつか取り上げる。
 まずは第1戦。5回無死一、二塁から今江の打席。ロッテはほとんどこんなときセーフティバンドはあっても送りバントはない。それなのに井川が投じたボールは力のないストレート。結果痛打されてしまった。逆に阪神は5回までに無死のランナーが3度でたが、一人もランナーを送れず終い。またDHに片岡を使ったが、片岡がロッテ戦に強かったのは弱かった時代の対ロッテの話。ロッテがデータ分析者(ポール・プポ氏)を使って新しいデータを活用しているのに比べあまりにも古いデータの活用である。 
 第2戦の阪神の攻撃は3回藤本の送りバント失敗がすべて。あそこで送れていれば流れは変わっていただろう。また送れなくても最低ゴロで1死一、三塁の形が取れていればと思うシーンであった。それにしても渡辺俊に対しての研究がせれなさ過ぎである。打つだけでなくもう少し揺さぶるべきだったろう。投手陣としてはサブローの本塁打までは仕方ない(サブローの狙い勝ち、矢野のリード負け)が、フランコの本塁打はいただけなかった。彼は穴が大きい割にはインローの難しいボールをいとも簡単に打つ。サブローのショックはあっただろうが、阪神投手陣(安藤)の注意不足である。首脳陣もいけない。サブローに打たれた時点で投手交代すべき。またこの試合江草で最後までいった(2・2/3)が、他の投手を使ってもよかったのではなかろうか。試合が決まったあと(8回)の橋本の3塁打は先(3戦目のタイムリー)のことを考えると痛かった。波に乗り遅れていた選手(まして捕手)を起こしたからである。そして僕はここに最大の疑問を感じるのだが、どうして第2戦の先発が安藤だったかということである。なんで下柳でなかったのだろうか。一説によれば下柳の千葉マリンでの成績が悪かった(これも古いデータ)から甲子園緒戦ということになったのらしいが、これでは下柳の先発は7戦までいったとしても第3戦だけになる。セ・リーグ最多勝投手が一度だけの先発はもったいない(変化球をうまく使う現在の下柳は千葉マリンが合うと思っていたのだが・・・)。それにしても岡田采配は負け試合の使い方が下手すぎる。
 第3戦は審判の微妙な判定はあったが、完璧な驕りもあった。1対3の7回、マウンドには6回を完璧に抑えた藤川。その6回は福浦、ベニーが低めのフォークに手を出し三振を食らっていた。そこで7回里崎がエラーで出塁。そして今江にはストレートを痛打される。阪神バッテリーは藤川のストレートには絶大なる自信を持っていたのだろうが、良く考えてもらいたい。ロッテは総合力では球界一の松坂、伸びは抜群の斉藤(ソフトバンク)、速さでは球界一の山口(オリックス)などを攻略している。そう考えるといくら藤川でも・・・。ただこの試合に関しては今江に痛打された後のフランコの四球が痛かった。ツーストライク追い込んでからストレート5球ののちフォークを見られての四球。もう少し配球を考えれば簡単に討ち取れていただろう。またこの後の采配もいけない。1対5で残り3イニングで桟原はないだろう。これが第1戦ならいざ知らず王手をかけられる大事な一戦である。奇跡を願う今後のことを考えてもFKの登板であろう。一方ロッテは小林雅こそ温存したものの、小野、藤田、薮田を余裕をもって登板させている。兎にも角にもロッテに比べ阪神の無策さだけが目に付いた3戦であった。
 そして第4戦。岡田の頑固な采配がまた裏目に出た試合であった。2点を追う4回1死二塁ロッテの攻撃。阪神はもう1点もやれない状況。そこでマウンドに上げたのが能見であった。ここはやっぱりウィリアムスだったのではなかったのだろうか?結果能見は李にタイムリーを打たれてしまった(この点が結果的決勝点)。実際ウィリアムスが投げていてもどんな結果だったかわからないが、諦めはつく。また打線もどうだったのだろう。まぁ当たっている選手がいなかったとはいえ、打線の入れ替えがあっても良かったのではないか。プレーオフのときの土壇場でソフトバンクはバティスタを外すという作戦にでた。それが功を奏し2勝2敗となった(結果的には負けたが・・・)。完璧に抑えているチームが何も手を打ってこなかったら相手としてはやりやすい。それにしても一度もリードを奪えずシリーズを終えた阪神。なにからなにまで最低であった。全4得点はシリーズ最少得点(過去は7点)、本塁打なしは史上初、防御率8.63はワースト記録(過去7.41)である。また冒頭に少し触れたようにリーグ優勝から日本シリーズまでの期間が敗因という人もいるが、過去優勝からシリーズまで20日以上間隔の空いたチームは16チームいた。しかしそのうち7チームは優勝しており、この条件が絶対的不利とはいえない。要するに今回の日本シリーズは短期決戦に対する準備の差、しいていえばデータ収集の差が出たシリーズだったと思う。いずれにしろロッテの優勝は見事。このロッテ、来年4番を打てる大砲が入ったら十分常勝軍団になりうるだろう。
 では競馬。先週の日曜は万馬券3発と大爆発した。なんとか今週も・・・。まずは京都で行われる【スワンS】。本命は2番タマモホットプレイ。とにかく京都1400m芝外はSS産駒か、フジキセキ産駒。特にフジキセキ産駒は連対率が抜けている(SS17.4%、フジ26・7%)。前走でも直線はやや不利があっての6着、力もある。問題は展開だがこの枠なら必要以上に後ろに下げなくていいだろう。相手は1,5,16番。東京で行われる【武蔵野S】は迷っている。普通なら8番カネヒキリなのだろうが、なんとなく嫌な気もしている。よってこのレースの予想はせず、他のレースから推奨する。まず東京10R【精進湖特別】の2番ヒカルドウキセイが面白い。ここは7番マチカネキララが人気となるだろうが、まだ3戦のキャリア、疑ってもバチはあたるまい。ここ3戦イマイチの競馬が続いたヒカルだが、昨年5回東京【トウカイテイオーM】で4番ウェル、3番セイコーに先着している。とにかく府中2000mがベストの馬、人気になる前に・・・。鞍上後藤も吉田からの乗り替わりで力が入るところ。12Rは9番ワイメアキャニオン。前走の1.33.6、上がり34.6は速い。午前中のレースからは3R2番シルクスターシップ。ここはディープインパクトの弟オンファイアが断然人気となるのでこの馬でもおいしい。再度オンファイアに取りこぼしがあれば、豊でもおいしい馬券に・・・。福島12R【秋元特別】。先週見ていたら早くも外からの馬が届いていた。ここは人気でも14番サイキョウワールド。前走負かしたミスズブライトが先週快勝。その比較からも狙わない手はないだろう。
 【天皇賞】についてはまだ悩んでいる。天皇、皇后陛下が来場されるというから天皇家に関する馬がくるのだろうか。“キング”ストレイル、紀宮妃のご成婚でヘブンリー“ロマンス”なんかどうだろう。あそれからロッテ馬券(31年ぶりで1-3、ボビーから2番、MVP今江から8番)も忘れずに・・・。
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伝説の日

2005-10-23 22:42:11 | Weblog
 ‘05年10月23日が伝説の日となった。
 予想通りディープインパクトが単勝100円の重圧を撥ね退け’94年ナリタブライアン以来となる日本競馬史上6頭目、また無敗での3冠達成は’84年シンボリルドルフ以来となる史上2頭目の快挙を達成したのだ。
 その歴史的レースを振り返る。レースはシャドウゲイトが逃げる展開で始まった。ディープはこれまでに見せてきたスタートの悪さを見せることなく、最高のスタートをきる。シックスセンス騎乗の四位やアドマイヤフジ騎乗の福永にとっては意外な展開(多分)。そんな中1周目スタンド前、アドマイヤジャパンが2番手、ローゼンクロイツは4番手を追走。これは横山典、アンカツがディープ相手には前で勝負しなくてはならないと思っての位置取りだったのだろう。ディープはかかり気味に中団を追走する。豊は必死にディープをなだめている。シックスセンスはその後ろの位置。ディープがようやく折り合いをつけたのは2周目1~2角、そのまま抑えて淀の下り坂へ向かう。4角手前でジャパンが逃げたシャドウを交わして早めに先頭に立つ。普通ならセフティリードだ。そこでようやくディープが動き出した。残り200m付近でジャパンに並びかけると、一気に突き放して栄光のゴール。ジャパンとの着差は2馬身。3着にはローゼンが入った。 わかってはいたが次元の違う強さである。あんな不器用なレースをしていてもあっさり勝つのだから末恐ろしい馬だ。次は【有馬記念】(【JC】はルドルフの二の舞になるので回避らしい)とのことだが、ゼンノロブロイ、タップダンスシチーとの戦いは今考えただけでもワクワクする。2着になったジャパンは一にも二にも横山典の好騎乗。観ていて一瞬「勝った」と思った(僕は3連単でジャパン・ディープ・ローゼンの馬券〔1,138倍〕を持っていた)ほどで、最後までキチンと伸びていた。ただただ勝ち馬が・・・運がなかったとしか言えない。アンカツも作戦は横山典と同じだったのだろう。これも良く走っているのだが・・・。以下も4着シックスセンス、5着フサイチアウステル、6着アドマイアヤフジだから人気馬がほとんど上位を占めた。これは現在の力を出しきった結果と言えるのではないか。
 今更ではあるが、勝ったディープを紹介する。ディープは、父SS、母が独G1勝ち馬ウインドインハーヘア(その父Alzao)という血統。全兄にブラックタイド(牡4、池江泰郎厩舎)、従兄には03年【NHKマイルC】勝ちのウインクリューガー(牡5、松元茂厩舎)がいる(ちなみに全弟オンファイアは初戦3着で早くも黒星)。04年12月に阪神競馬場で迎えたデビュー戦から無敗のまま【皐月賞】、【日本ダービー】を圧勝し、史上6頭目となる無敗での2冠を達成。秋初戦となった前走【神戸新聞杯】を快勝し、ここに臨んでいた。通算成績を7戦7勝(GI・3勝、重賞5勝)だ。鞍上の豊、管理する池江泰郎調教師は共に3冠達成は初めて。【菊花賞】は豊が’00年にエアシャカールで制して以来、通算4勝目。管理する池江師は’90年にメジロマックイーンで制して以来、通算3勝目。JRA重賞では豊が先週エアメサイアに続き、通算214勝目。池江師は同馬で制した9月の【神戸新聞杯】に続き通算52勝目となった。
 僕の予想であるが珍しく完璧であった。馬連(馬単とほとんど配当が変わらないので)、3連複、3連単すべて第一本線で的中した。久々の会心の一撃である。しかし今日の僕はこれだけでなかった。東京2Rの馬連(33,610円)、8R馬連(6,440円)単勝(3,950円)、9Rタテ目だが3連複(16,690円)馬連(7,310円)、10R馬連(3,350円)、11R3連単(18,360円)馬単(5,640円)、12R3連単(8,480円)馬単(2,560円)的中と大爆発したのである。ここ何週間の負けを一掃する勝ち。僕自身ビックリである。この勝利、インパクト的には昨日の1800万馬券、ディープの無敗3冠、ロッテ今江の8連続安打にとても及ぶものではないが、僕にとっては印象深いものとなった。つまり今日は僕にとっても“伝説の日”となったのである。“近代競馬の結晶(馬場アナ曰く)”ディープと共に乾杯!!!
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感動しましょう

2005-10-22 23:54:50 | Weblog
 史上初の濃霧でのコールドゲーム。まぁ今までこの時期に千葉マリンでナイター試合したことがなかったのだからこの結果は仕方ないが、今日の試合が接戦だったら今後を考えさせることになっただろう。ただ僕は今日の霧も雨、風などと同じ自然現象なの深く考えることはないと思っているのだが、皆さんはどうお思いだろうか? 
 今日は安田君と府中へ出かけたが、最近の不調そのままで惨敗を喫してしまった。ました最後は「悔しかったらこの馬券獲ってみろ」とでも言われているような1800万馬券、負けた上に二重のショックであった。それにしてもこんな馬券どうしたら獲れるのだろう。獲った人の論理を聞きたいものだ。 
 まぁそんな絶不調な男の予想。まずは【菊花賞】。当然本命は7番ディープインパクト。落馬、故障さえなければまず大丈夫だろう。相手筆頭には6番アドマイヤジャパン。考えてみれば対ディープで一番いい勝負をしたのは同馬(弥生賞)である。皐月賞、ダービー、神戸新聞杯の凡走で人気落ちだが、横山典集中力込みで狙いたい。その他では3番ローゼン、4番アドマイアヤフジ、11番シックスセンス。そして大穴には2番ヤマトスプリンター。名前と違ってマヤノトップガン×アンバーシャダイは長距離ピッタリである。ただこのレースは“買う”より“観る”レースだ。
 馬券的にはほかのレース。東京1Rは1番ジャネットローズ。張田でスタートさえ良ければ一発がある。8Rは2番レオアンナ。休み明けの不利はあるが、ダート替わりはいいはず。9R【南武特別】は11番メジロニコラス。通常この時期は福島が主戦の菊沢が東上。勝負かかりだ。福島12R【原町特別】は14番ロフティーエイム。前出の菊沢から乗り替わりだが、レベルの高い札幌の好走はここでは威張れる。人気が出る前に・・・。とにかく明日は今日の万馬券に続く歴史的日になるはず。皆さん感動しましょう。
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外れっぱなし男の日本シリーズ予想

2005-10-21 22:28:53 | Weblog
 明日から日本シリーズが開幕する。多くのファンの方は今回の阪神―千葉ロッテ戦にあまり興味をお持ちではないかもしれないが、僕は大いに興味があり面白いシリーズになるのではないかと思っている。その日本シリーズを勝手に予想させていただく。 
 ズバリ勝つのはロッテ! これにはパ・リーグファンという贔屓目も多少入っているが、実力的にも十分に可能だと思っている。その実力を各部門で比較する。まずは投手部門。阪神の売りはなんと言ってもJ(ウイリアムス)F(藤川)K(久保田)であるが、一方ロッテも負けていない。藪田(Y)、藤田(F)、小林雅(K)は実に安定している。なんと3人が出た試合の勝率はJFK86.7%に対し、YFK89.5%とこっちの方が上なのだ。プレーオフのソフトバンク戦で小林雅がイマイチではあったが、以前城島、古田がテレビ番組で「欲しいストッパーは?」という設問に揃って名前を挙げたのが小林雅であった。それほど球界のストッパーとしての評価は高いのである。正直久保田とは格が違う。先発陣に目を向けると阪神は井川、下柳、杉山、安藤、福原の5人で、ロッテは渡辺俊、小林宏、セラフィニ、清水直、小野、久保の10勝6人衆のうち5人で回すことになるだろう。多分、小野がロングリリーフもできるので後ろに回ることになるのだろうが、ロッテの5人がいつもそれなりの力を発揮するのに対し、阪神は下柳を除いて不安定である。この不安定が短期決戦ゆえに良いほうに出ることは十分に考えられる(特に井川)が、下柳にしても右の好打者が多いロッテには苦慮するのではないかと思っている。そしてここに驚くべき数字がある。今年行われたセパ交流戦で阪神投手陣は杉山2勝、福原2勝、安藤1勝だったのに対し、なんとロッテは渡辺俊4勝、小野3勝、清水直3勝、久保4勝、小林宏5勝だったのである。つまりロッテにとってはセ・リーグはお得意様なのだ(但し、阪神戦は3勝2敗1引き分け)。そう考えると投手陣はロッテが有利と思える。
 打撃陣は総合力では阪神だろう。赤星から始まり、鳥谷、シーツ、金本、今岡、桧山、矢野と続く打線は強力である(DHには濱中?)。しかし短期決戦、西武の和田、ソフトバンクの松中であったりブレーキになる選手は必ずでてくる。阪神の場合、僕がその可能性があると思っているのは赤星である。というのも赤星は交流戦の対ロッテ戦の打率が1割6分だったし、‘03年の日本シリーズの打率にしても1割7分4厘だったのだ。勿論、その時期の調子が悪かったということがあるかもしれないが、もしも僕の危惧が当たったら阪神の得点力は激減してしまう。鳥谷が成長したとはいえ、代わりまでは・・・。その点ロッテの場合は誰かが駄目になっても代わりがいる。しいて言えばブレーキになりそうな候補としては福浦なのだろうが、福浦の調子が悪ければ30本本塁打打っている李スンヨプがいる。まぁそれでも迫力などを考えれば打撃陣は阪神が有利だろうが・・・。
 では走塁、守備力はどうだろう。阪神は赤星さえ抑えれば走る選手はいない。ロッテにしても西岡さえ抑えればそう単独で走る人間はいない。しかしエンドランや次を狙う走塁に関しては、ロッテは12球団でもトップクラスである。また守備についても断然ロッテである。プレーオフは完全に守り勝ち。その上今回は1,2,6,7戦が千葉マリン球場である。独特の風が吹く球場でそのアドバンテージは大きい。それでも阪神ファンの方は「いや、ロッテにとって土の球場は苦手だろう」と言われるかもしれないが、ロッテの三遊間はまだ若く2軍時代から日があまり経っていないので土のグラウンドも大丈夫だろう。また甲子園は故郷である(今江はPL、西岡は大阪桐蔭出身)ので、逆に懐かしささえあるのではなかろうか。
 最後に監督による采配だが、ここはWチャンピオンにもなったボビーが上であろう。ソフトバンクとのプレーオフでは後半首を捻る作戦もあったが、勝ち上がれば文句はない。岡田の頑固な采配も見るべきものはあるが、修羅場の経験の数も違うし・・・。おまけとしてはファンの応援合戦は互角。僕に言わせれば日本のプロ野球界で1,2位の熱いファンたちである。このように僕の勝手な評価では投手力、走塁、守備力、采配がロッテ。打撃力が阪神で、応援はタイある。ただメジャーのプレーオフのようにひとつの審判のミス(WソックスVS.エンゼルスの振り逃げ)で流れを変えることもある。よってロッテが絶対に勝つとは言えない。まぁ兎にも角にも、両チームには観ている人が感動する試合を是非やって欲しいだけだ。
 では明日の予想。まずは東京で行われる【富士S】。本命は4番アルビレオ。先日調教師1次試験を受けたばかりの松永幹騎乗だが、試験も終わりここは伸び伸び乗れるだろう。馬自身も前走仕上がり途中で2着と今回はもっとよくなる筈。また府中1600mにはSS産駒の相性がいいのも加点。相手には14番キネティクス、6番アサクサキニナル、そして大穴には久々さえ克服すれば力がある15番ダンツジャッジ。人気となるだろう3番マイネルレコルトなどは抑えたい。京都からは10R【久多特別】の6番ブリリアントグレイ。札幌で3連勝してきた同馬、鞍上の本田も絶大な自信をもっている、1400mでも。実は明日の僕の馬券的勝負は福島だと思っている。その福島から3鞍推奨する。まずはメイン【西郷特別】。“福島1800芝は内枠先行馬”ということで1番ニシノニチリン。51㌔ならあっさりがあるだろう。同12Rは4番ドルバコ。福島1200m芝は1or2枠の先行馬だ。同9Rは2番バートントロフィー。福島1150mダートは実力通りになるコース。力上の同馬で堅い。明日は2週連続で安田君と府中に出かける予定。先週は二人とも散々な結果だったのでなんとかしたいところであるが、応援していたソフトバンクス、勝つと思っていたエンゼルス、カージナルスが揃って敗退と予想は外れっぱなし。ということは阪神がVということに・・・!?
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女の取り捨ては難しい

2005-10-16 21:45:04 | Weblog
 絵に描いたようなマッチレース。【秋華賞】を制したのは武豊騎乗の2番人気エアメサイアだった。レースを簡単に振り返る。レースは、戦前の予想通りエイシンテンダーがハナを切る展開。次位にはフェリシア、モンローブロンド、好スタートを切ったラインクラフトとデアリングハートは好位、エアメサイアは中団に控えてレースを進めた。4角手前でラインクラフトが徐々に進出し直線入り口で一気に先頭に立つと、連れて後続も動き出す。残り200m地点で3馬身ほどあったラインクラフトとエアメサイアとの差は徐々に詰まり、【ローズS】同様の一騎打ちに。そして脚色で上回ったエアメサイアが再度ラインクラフトを捕らえた。そして3馬身差の3着には5番人気ニシノナースコールが入った。それにしても見事な叩き合い。勝ったエアはもちろんだが、ラインの強さも際立つレースだった。両頭ともアッパレ! 僕がこのレース3強と思っていたデアリングハートはやはり距離が長かったのか12着に惨敗。馬体は春からの成長が乏しく気性の成長も少なく『強』から脱落だ。もう1頭注目していたレースパイロットも休み明けでー4㌔にはガッカリ。もう少し成長していると思ったのだが・・・。今日のメンバーでこれからを考えると、ニシノナースコールなどは古馬になってからも面白そうであるが、次のGⅠ【エリザベス女王杯】では3歳馬はとりあえずエアだけだろう。
 勝ったエアメサイアは、父SSで母が【桜花賞】3着、【オークス】2着、【秋華賞】3着と98年の牝馬クラシックで活躍したエアデジャヴー(その父ノーザンテースト)という血統。全兄には、エアシェイディ(牡4)、叔父には00年【皐月賞】、【菊花賞】を制したエアシャカールがいる。つまりこの勝利は母娘2代にわたる悲願のGIタイトル奪取となったのだ。通算成績は8戦4勝(重賞2勝)。
 鞍上の豊、管理する伊藤雄二調教師共に、ファインモーションで制した02年以来の同レース勝利となり豊が3勝目、伊藤雄師が2勝目。JRA重賞は豊が通算213勝目(通算200勝するだけでもたいへんなのに・・・)。伊藤雄師は通算76勝目となった。
 一方府中で行われた【府中牝馬S】は、江田照騎乗の1番人気ヤマニンアラバスタが、道中は中団追走から直線半ばで抜け出し、渋太く迫った7番人気マイネサマンサに1.1/2馬身の差をつけて快勝した。さらに1/2馬身差の3着には4番人気オースミハルカが逃げ粘ったが、2番人気ダンスインザムードは最後方追走も直線伸びを欠き8着、5番人気スティルインラブは見せ場すらなく最下位17着に敗れた。また僕本命のチアズメッセージは12番人気ながら5着と健闘したものの、これでは馬券に全く関係なく僕の馬券はすぐに紙屑化してしまった。
でも本当に強くなったものである、アラバスタ。今日は着差こそそんなになかったが、レース内容は“どこまで行っても・・・”と思わせるほどの快勝であった。これなら【エリザベス女王杯】も好勝負となるだろう。他では2着マイネサマンサより、3着のオースミハルカ(去年の実績があるし)、成長した4着マイティカラーも楽しめそうだ。
 勝ったヤマニンアラバスタは、父ゴールデンフェザント、母は95年【函館記念】2着のヤマニンリコール(その父タマモクロス)という血統。03年8月にデビューし、3戦目で初勝利を飾ると、【赤松賞】で2勝目を挙げ【阪神JF】にも挑戦(7着)した。3歳時には【フラワーC】で2着に好走し、続く【桜花賞】は7着に敗れるも【オークス】では3着と健闘。秋初戦の【紫苑S】では1位入線するも進路妨害のため5着降着となり、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】は5、11着と敗れていた。今春になっても結果が出ていなかったが、【佐渡特別】に勝利し、続く【新潟記念】では、牡馬をなで切り重賞初制覇を達成していた。通算成績21戦5勝(重賞2勝)。
 鞍上の江田照、管理する星野忍調教師共に、同レース初勝利。JRA重賞は江田照が今年2勝目、通算では23勝目。星野師は通算2勝目となった。また鞍上の江田照は、この勝利でJRA通算600勝を達成(おめでとう!)。現役時は障害のトップジョッキーだった星野師、この馬で堂々と平場のGⅠ獲りに挑むことになる。ゴールデンフェザント&タマモクロスと決して血統がいいわけでもない。そして父方、母方ともに芦毛という純芦毛。名ハードラー調教師が“白いマドンナ”を引き連れ、京都のGⅠでどんな走りをするか今から楽しみである。
来週はいよいよ【菊花賞】。ディープインパクトが3冠を狙う。故障さえなければほぼ間違いないだろうが、一応競馬には絶対はないので・・・。ちなみに来週勝つと豊はJRAのGⅠ50勝となる(たぶん)。今秋になってGⅠ が2戦行なわれたがともに堅い結果となってしまった。来週の【菊花賞】も堅そうだし、これってJRAにとっては書き入れ時!?

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情けないのは僕だけ!?

2005-10-15 22:42:06 | Weblog

今日は安田君と府中へ出撃。久々のコンビでの競馬に気合満点だったのだが、成績のほうは絶不調。京都メインの【デイリー杯2歳S】をはじめ6レース的中したのだが、なんとトリガミでなかったのがたったの2レースだけであった。つまりその2レース以外は馬券を買わないほうが儲かったということだ。よく馬場に行き、トリガミを“当たり癖をつけるために”と良いほうに解釈するが、今日の場合のようにほとんどトリガミでは全く意味がない。まぁひと言で言うと、『馬券下手』なのだが・・・。
 その馬券下手が贈る明日の予想。まずは京都のメイン【秋華賞】。【ローズS】の時にも書いたが、僕は今年の3歳牝馬は4強と思っている。シーザリオ、ラインクラフト、エアメサイア、デアリングハートだ。そのうち3頭が出走するのだから、この3頭はもちろん買うし、この中から軸馬を選ぶ。悩んだ末本命は10番エアメサイア。正直5番ラインクラフトの方が実力は上だろう。福永の発言も超強気である。しかしその言動や自信を考えると福永は4角先頭に立つような競馬をするような気がする。今日の競馬を観ていて思ったのだがその競馬では危ない。必ずなにか1、2頭に捕まっていたのだ。そう考えるとラインも・・・よって対抗。出走3強のもう1頭8番デアリングが単穴で、穴には鞍上強化した7番レースパイロット。兄キングカメハメハに騎乗していたアンカツなら一発があってもいい。そして超大穴には最近乗れている小牧騎乗の9番フェリシア。グラスワンダー産駒で距離が長いとは思えない。
 京都の他のレースからは10R【桂川S】は7番カネトシディザイア。フジキセキ産駒は京都1400m芝が合う。12Rは16番フミノラピス。フォーティナイナー産駒でミスフェリチタと悩んだが、おいしい配当を求めてこっち。
 【府中牝馬S】も穴狙いでいく。本命は13番チアズメッセージ。最近不調に見えるがずっと牡馬との闘いばかりで、牝馬同士なら一発があってもおかしくない。相手は本格化した15番レクレドール、10番ヤマニンアラバスタだが、大穴には先週【毎日王冠】で2着にきた同じトニービン産駒テレグノシスにあやかり6番マイティーカラーを取り上げる。同12Rは4番グリーンヴィガー。1300ダートは内枠の先行馬。鞍上内田ならまず軸は堅い。
 パ・リーグのプレーオフのソフトバンクを観ながら「僕の競馬と同じくらい情けない」と思っていたら、最終回に追いつきサヨナラ勝ちをしてしまった。えっ、情けないのは僕だけ!? よって明日の競馬なんとかソフトバンクにあやかりたいものだが・・・。ちなみにさよならヒットの川崎の背番号は「52」。ライン&ジェダイト、ありそう。

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プレーオフ予想

2005-10-14 22:10:40 | Weblog

 いやぁまだ体が痛い。先週日曜に行った雨の中のゴルフによる筋肉痛が取れないのである。毎週水泳に行っているので上半身は問題がないものの、最近運動していなかった下半身はガクガクである。普段中山までチャリをこいでいても、水泳の時に水中ウォーキングをしていても全く役にはたたなかったようだ。原因としては1にも2にも運動不足なのだろうが、幾分年齢の衰えもきている感じもする。正直この年齢の衰えに対しては認めたくないのだが、我が家にいる猫を見ていて最近考えるようになった。というのもその猫がこのところタンスに登ろうとして「ドタッ」と数回落ちるのである。そのタンスというのは以前からその猫にとっていちばん寛げるところだったのだが、そこに行けないというのは・・・。この猫がこの現実をどう思っているのかはわからないが、なんとなく自分の運動不足と重なり合い寂しさを感じる今日この頃である。 

 現在、日米でプレーオフが行われている。このプレーオフについて簡単に僕の観方を紹介する。まずはメジャー。国民の多くの方がヤンキースの敗戦にガッカリされていると思うが、僕の予想ではエンゼルス有利だったのでこの結果は当然だと思っている。今年のヤンキースはリーグ戦の最後こそ底力で地区Vを飾ったが、投手陣の弱さが目立ったシーズンであった。大金をかけ先発投手は補充したものの中継ぎが壊滅状態。プレーオフの2戦目などはその弱さがモロに出たものだった。ここでの敗退は少し早かったような気がするが、今年に限っては致し方ないだろう。そのアメリカン・リーグは僕の予想としては戦力のバランスが取れたエンゼルスが有利だと思っていた。しかしここにきてエース・コローンの離脱はホワイトソックス相手に痛すぎる。それでも投手陣はなんとかカバーできるのではないかと思っているが、いかにゲレロ、アンダーソン、モリーナらの打撃陣が勝負強さを発揮して投手陣を助けるかにかかっているだろう。相手のホワイトソックスは投手陣が充実。バーリー、ガーランド、ガルシア、ヘルナンデスに緒戦先発したコントレラスら先発陣が安定しており、リリーフ陣も駒が豊富だ。ただ攻撃陣はエンゼルスにくらべ力強さでやや劣る。そこで鍵は1番ポドセドニク、2番井口の機動力コンビ。この二人の出塁次第でチームの勝敗が決まるといっても過言ではないだろう。心情的には井口のホワイトソックスを応援したいが、今のところ新人サンタナがコローンの代わりをすると期待してエンゼルス有利ではないかと思っている。一方ナショナル・リーグはペティット、クレメンス、オズワルドのうち2人がダイヤモンドバックス時代のRジョンソン、シリングのような活躍をすれば十分アストロズにもチャンスはある。しかし攻撃陣はエンスバーグやレーンが成長したもののどうしても手薄。主砲バーグマンの復活に期待したいところだ。その相手であるカージナルスはとにかく強い。特に先発陣は磐石だ。カーペンターが21勝、マルダー16勝、スーパン16勝、モリス14勝、マーキーズ13勝しており、リリーフ陣もタバレス、キングそして抑えのイズリンハウゼンと隙がない。打線も5年連続100打点のプポルスを中心にエドモンズ、サンダースと中心がしっかりしており、田口やロドリゲスなど控え選手の層も厚い。昨年はWシリーズでまさかの4連敗を喫したが、今年はこのチームがWチャンピオン最右翼だろう。名将ラルーサに導かれて日本人二人目のWチャンピオンリングを田口が手にする可能性はかなり高いと思う。

 ところでパ・リーグのプレーオフ。ソフトバンクファンの僕にとっては是非昨年の屈辱を晴らして欲しいと思っているが、早くも2連敗。ただ野球を観ていて「いい野球」をしているのは圧倒的にロッテである。ソフトバンクは城島欠場が戦力ダウンとして大きいのは確かだが、それにしてもすべてが雑である。元々戦力を比べても、投手力では先発陣は互角でも総合的にはロッテが上だろう(10勝投手6人に藤田、薮田、小林雅と万全)し、守備力もロッテ。打撃陣も長打力ではソフトバンクスに劣るものの、足を使った攻撃、適材適所の選手起用はその不利を十分に補う。そのロッテにソフトバンクスが対抗するには1にも2にも松中の爆発だが、この2戦を見る限り去年の二の舞になりそうだ。あとは新垣、和田(故障?)、らが3,4戦目で完璧に相手を押さえ込み流れをもってくるしか・・・。ソフトバンクファンとしては悲観的な観方であるが、これが正直な僕の予想である。それにしても各テレビ局の皆さん、パ・リーグのプレーオフを放送して下さいよ! 特にNHKさん、夜メジャープレーオフの再放送はないでしょう。

 では明日の予想。その明日は久々に安田君と府中に出撃予定、レース終了後に揃って祝杯といきたいと思っているのだが・・・。まずは重賞【デイリー杯2歳S】。本命は8番ダイアモンドヘッド。この京都1800mはとんかくSS産駒。普通なら1番マルカシェンクかもしれないが、出遅れた緒戦から1枠は嫌な材料。一方ダイアモンドの緒戦は2、3着馬も勝ちあがっておりレベルの高いレースであった。そこを遊び遊びで勝ったのだからその実力は侮れないはず。マルカが本線だが、5、3番もヒモには。京都10R【エニフS】は16番ウインデュエルで鉄板。9R【北野特別】もシックスセンスに先着したこともある8番グッドネイバーでほぼいけるだろう。 府中では10R【三峰山特別】は13番アルドラゴン。府中1600mはBT産駒がおいしい。1600万でも好走のある府中ならまず好勝負だ。平場からは大穴狙いで7Rの12番フェアリーティアラ。未知の魅力だけが売りだが、このメンバーなら一発があってもおかしくない(無理かな)。

 自宅のパソコンが修理に出しているため、当分奥さんのパソコンからの書き込みになる。今日のようにたくさん書き込みが出来る日もあるが、ほとんど短い文章になると思うのであしからず。あんまり予想が当たらないのでまたテンプレート変えました。

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散々な1日

2005-10-09 21:51:47 | Weblog
今日は雨の中ゴルフに行ってきた。5年ぶりの競馬が雨というのはやっぱり僕の普段の行いが悪いのだろうか。天気が悪けりゃ、スコアもめちゃくちゃ。こんなスコアほとんど覚えてないほどというひどいものだった。ただハンデ12~14ぐらいのメンバーの方も100近く売っていたので、今日のコンディションは言い訳として成り立つだろう。とにかく心身ともに疲れた1日だった。
 その疲れに追い討ちをかけることがあった。楽しみにしていた競馬予約が録れていないのである。そう今日の競馬中継はフジテレビがF1中継で、千葉テレビが競輪中継だったのだ。よって仕方がないので、結果だけを確認したら両重賞とも不的中。特に【毎日王冠】はまったく予想外の結果であったので疲れは増す一方であった。それにしてもサンライズペガサスとは・・・。
(中略)
ようやくグリーンチャンネルにて競馬観戦終了。で、簡単にレースを振り返る。
前述したが【毎日王冠】に勝ったのは後藤浩輝騎手騎乗の9番人気サンライズペガサス(牡7)。
好位追走から直線でコスモバルクを早めに交わし、先頭に立つと後方から脚を伸ばした6番人気テレグノシスに1.3/4馬身差をつけて快勝した。そして3着には13番人気ケイアイガード。僕が注目していたメイショウカイドウはまったく見せ場なく14着に終わった。サンライズはこんなに強かったのかというような快勝劇。どんな馬も早め先頭で上がり3ハロン33秒の脚を使われたらどうしようもない。この勝利は【天皇賞・秋】も期待できそうな走りだったといえる。本番もさほど人気にもならないようだったら後藤君込みで1票投じてみたい。その勝ったサンライズは父SS、母父BTという血統。02年【大阪杯】で重賞初制覇を成し遂げている。そして芝中距離路線での活躍を嘱望されていたが、02年【天皇賞・秋】3着後に右前浅屈腱炎を発症。1年後の03年【天皇賞・秋】で復帰(6着)するも、再び脚部不安を発症し休養に入っていた。とにかくケガに泣かされ続けた馬で、今年2月の【京都記念】で約1年2カ月振りに戦列復帰(11着)すると、復帰2戦目となった【中京記念】を2着と好走、続く【大阪杯】では約3年振りの勝利を挙げた。しかし【天皇賞・春】は14着、【宝塚記念】では不利も祟り、5着に敗れていた。7歳馬という年齢は気になるが、この秋楽しみな1頭であることは間違いない。
 一方、京都競馬場で行われた【京都大賞典】は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)リンカーン(牡5)が、好位追走から徐々に進出し直線で2番手追走から先に抜け出した9番人気コイントスを1/2馬身捕らえて快勝。勝ちタイムは2分25秒4だった。さらに3馬身差の3着には僕本命の6番人気ファストタテヤマが入った。ただ3着といっても離された3着で馬券的には見せ場はなかった。勝ったリンカーンは父SS、母は98年【府中牝馬S】2着のグレースアドマイヤ(その父トニービン)という血統で、フサイチコンコルド(父Caerleon)、今日一緒に走ったボーンキング(父SS)の甥という良血馬。02年にデビューし、3戦目で初勝利を挙げると、3連勝でフサイチコンコルドも制した【すみれS】を勝ち、【ダービー】への期待が高まるが、その【ダービー】は8着に敗れた。しかしその後、【菊花賞】、【有馬記念】ともに2着と好走し、04年初戦となった【阪神大賞典】を快勝し、重賞初勝利を達成するが、1番人気に支持された【天皇賞・春】では13着と大敗。その後も勝ちきれないレースが続き、今回が1年7ヶ月ぶりの勝利となった。このリンカーン【天皇賞・秋】より、【JC】【有馬記念】だろう。ただ豊が騎乗できないと成績が落ちるので、サンライズ同様騎手込みということで・・・。
 今日は新馬戦に良血馬が続々登場した。しかし残念ながら競馬を観ていないのでコメントできない。ただ兄アグネスデジタルにお世話になったジャリスコライトは追いかけてみたいと思っている。芝、ダート問わず。
 このブログ原稿もまた奥さんのパソコンで書いている。この後奥さんが使うらしいので、取り急ぎ書いた。よって多少の乱筆乱文に
はご了承ください。

 
コメント (2)
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