人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強い馬がやっぱり強い!

2006-09-24 21:57:57 | 競馬回顧
 いつ以来だろう、推奨が4つも複勝圏内に入ったのは・・・。
 まぁ少しはこのコラムを見ている人の為になれたのではないかとホッとしている。ただ僕自身の馬券の方は、ヌケがあったり、配当が安かったりでトントンが精一杯であった。
 そんな今日の競馬を振り返る。まずは中山で行われた【オールカマー】。勝ったのは田中勝騎乗の4番人気バランスオブゲーム(牡7・宗像厩舎)。スタート直後から好位につけると、直線早めに抜け出し、内から追い込んできた2番人気コスモバルクをハナ差凌いで優勝した。さらにクビ差の3着には6番人気ディアデラノビアが入った。1~5着までハナ、クビ、ハナ、クビという接戦だったが、はっきり言ってここではバランスオブゲーム、コスモバルクの2頭の力が上であった。バランスは老いて尚、力を付けている。いつもGⅠでは一歩足りないが、こんな競馬が出来れば、夢を見たような気がする。一方、2着になったコスモバルクには驚いた。なんと後方インコースで折り合っていたではないか。ここに来て様々な経験が生きてきたのだろう。2着に入ったことで【天皇賞・秋】への出走権も獲得したコスモバルクの秋が楽しみだ。3着になったディアデラノビアも同様に秋が楽しみだ。休み明けのため、直線止まってしまったが、このメンバーでの3着になったことは威張っていい。人気になったスウィフトカレント(4着)、エアシェイディ(5着)、ヴィータローザ(7着)もそれなりに走っているが、一線級にはヤヤ足らない感じであった。
 勝ったバランスオブゲームは父フサイチコンコルド、母ホールオブフェーム(父アレミロード)という血統。’01年【新潟2歳S】で重賞初制覇を飾ると、その後も’02年【弥生賞】、【セントライト記念】、’03年【毎日王冠】、’05年、’06年【中山記念】連覇を達成するなど、重賞路線で息の長い活躍を見せている。前走の【宝塚記念】でも9番人気ながら3着に好走していた。通算成績29戦8勝(重賞7勝)。凄い!!! 
 鞍上の田中勝、管理する宗像調教師共に同レース初勝利。また共にバランスオブゲームで制した’06年【中山記念】に続くJRA重賞制覇で、田中勝は通算36勝目、宗像調教師は通算12勝目となった。
 一方、中京で行われた【神戸新聞杯】は、高田騎乗の3番人気ドリームパスポート(牡3・松田博厩舎)が中団追走から直線大外を豪快に追い込み、好位から先に抜け出していた1番人気メイショウサムソンをゴール直前、クビ差捕らえて優勝した。さらに1/2馬身差の3着には6番人気ソングオブウインドが入った。このレース、注目はなんと言っても2冠馬メイショウサムソンの競馬であった。プラス10㌔はほぼ成長分だろうが、春には見ることがなかった行きたがる面をずっと見せていた。審議の対象になったのも、気性面にあるとすれば長丁場【菊花賞】では不安である。ただ肉体的にも、精神的にも叩き良化は見込めるし、石橋もトライアルでこんな面が見られたことをプラスにするだろう。勝ったドリームパスポートはやや掛かるところがあったが、すぐに折り合い、直線ではメイショウをマークし、差しきった。血統的に【菊花賞】は疑問だが、あの脚をみれば出走してもおもしろそう。ただ個人的には【天皇賞・秋】の方が距離的にも・・・。3着のソングオブウインドも相当力を付けている。体調的にも明らかに良化途上で、この結果は驚きだった。上積みのある【菊花賞】でも・・・。5着アドマイヤメインはハナを切れなかったため、この結果になったのか、正直ガッカリであった。やはりハナをきっての馬だろう。広い京都なら・・・。尚、上位3頭には【菊花賞】への優先出走権が与えられる。
 勝ったドリームパスポートは、父フジキセキ、母グレースランド(父トニービン)という血統。伯父にステイゴールド、叔母にレクレドールがいる。’05年9月に小倉でデビューし、3戦目で初勝利。その後もOP戦で好走を続け、今年初戦の【きさらぎ賞】で重賞初勝利を飾った。【スプリングS】3着後に臨んだ【皐月賞】では1/2馬身差の2着、続く【日本ダービー】でも3着に食い込むなど、デビューからすべて3着以内という安定した走りを続けていたが、日本ダービーのレース中に左第1指骨を骨折していたことが判明。今回がその休養明け初戦だった。通算成績10戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の高田潤は、ギフテッドクラウンで制した’02年【小倉サマーJ】以来のJRA重賞制覇で通算6勝目。ただ平地重賞は初制覇となる。また、管理する松田博調教師は、アドマイヤキッスで制した【ローズS】に続く2週連続のJRA重賞制覇で今年の7勝目、通算では34勝目となった。
 巨人の桑田が巨人への離別を発表した。まだ現役を続けるようだが、一体どうするのだろう? やっぱり第一候補は、“再生工場”楽天か・・・

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