一昨日に紹介した『ザ・ノンフィクション ~ホストの前に人間やろ!最終回 転落~』が今日放映された。撮影中、脱税などがあってようやく放映となったが、内容的には物足りなさが残った。ただ罪を犯した人物を取り上げるのにはこのようなやり方しかなかったのだろう。一応今回が最終回となっているが、井上氏が借金を返済して「紫苑」が復活した時にこの主人公・井上敬一氏に飛びつくマスコミはあるだろう。まぁいつの日かまた個人的には井上氏をTVで観たいなぁ…。
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第10回ヴィクトリアマイル】。勝ったのは、戸崎圭太騎乗の5番人気ストレイトガール(6歳・藤原英昭厩舎)。牡馬相手のGIや海外の強豪にもまれてきた経験を糧にゴール寸前で差し切り、GI初制覇を成し遂げた。タイムは1分31秒9。レースは大外からミナレットが気合をつけて先行。離れた2番手にケイアイエレガントがつけて、その後ろにリトルゲルダ、レッドリヴェールと続く。人気のヌーヴォレコルトは中団の前で外めを追走した。ミナレットがかなりのリードを保ったまま直線へ。そこに徐々にケイアイエレガントとストレイトガールが接近する。ゴール間際になってミナレットを2頭がかわし、最後は外からストレイトガールがグイッとひと伸び、待望のGI制覇を果たした。アタマ差2着は12番人気のケイアイエレガントで、2着から1馬身3/4差の3着が18番人気のミナレット。3連単は2070万5810円台という大波乱の決着となった。
勝ったストレイトガールは僕の対抗予想で、十分距離はもつと思っていた。ただ僕が思っているより、レースセンスもあり強い競馬だった。これだけ強ければ牡馬相手の今後も楽しみだ。惜しかったのは2着ケイアイエレガント。吉田豊は完璧に乗った。最後は勝ち馬の切れ味に屈したが、よく走った。全頭流しでなければ3着ミナレットの馬券は買えない。なんでこんなに走ったのかわからない。よほど体調がよく、馬場や江田との相性が良かったのだろう。参りました!4着レッドリヴェールもようやく復調が見えた。これからもっとよくなりそう。5着カフェブリリアントはまだこれからの馬だろう。僕が本命を疑わなかった6着ヌーヴォレコルトはいったいどうしたのだろう。負けるにしてももう少し差を詰めて良かった筈だが、全く直線この馬本来の脚が見えられなかった。枠と距離が敗因か・・・。それにしてもここまで負けるとは思わなかった。反省!
ストレイトガールは、父フジキセキ、母ネヴァーピリオド(母父タイキシャトル)という血統。北海道浦河町・岡本牧場の生産馬で、廣崎利洋氏の所有馬。通算成績は26戦9勝(うち海外1戦0勝)。重賞は【シルクロードS】(2014年)に次いで2勝目。藤原英昭調教師は08年エイジアンウインズに次いで【ヴィクトリアマイル】2勝目、戸崎圭太は初勝利となった。
男子ゴルフのメジャー【日本プロ選手権日清カップ】はアダム・ブランド(32・豪)が通算16アンダーで日本ツアー初優勝を果たした。これで男子ゴルフは開幕3戦連続で外国人選手が勝利。おまけに今日勝ったアダム・ブランドという選手は世界的にも見てもほとんど無名の選手。そんな選手にぶっちぎりを許すのだから情けない。倉本会長も「死にものぐるいで練習してほしい」と日本選手の奮起を促したが、日本選手で頑張っているのは松山と石川だけだ。これでは日本の男子ゴルフ界はお先真っ暗である。ゴルフ界全体で本当に今頑張らないと取り返しのつかないことになるだろう。奮起せよ!日本男児!