《男子第70回、女子第31回全国高校駅伝》は仙台育英(宮城)が2015年の世羅(広島)以来となる男女同時優勝を果たした。男子はラストスパート勝負を制して2時間1分32秒で12年ぶり8度目、女子は1時間7分0秒で2年ぶり、最多に並ぶ4度目の頂点に立った。仙台育英のアベック制覇は1993年以来。男子は記念大会として各都道府県代表に各地区代表11校が加わった58校、女子は各都道府県代表の47校が参加し、令和初となる都大路を走り抜けた。
【有馬記念】を振り返る。中山11Rで行われた【第64回有馬記念】は、D・レーン騎乗の2番人気で宝塚記念優勝馬リスグラシュー(牝5歳・矢作芳人厩舎)が前半は中団やや後ろで脚をため、向こう正面から徐々にポジションを上げて4コーナーを回って大外から強襲、先頭に立っていたサートゥルナーリア(3番人気)をアッという間の5馬身差をつけて引退レース完勝し有終の美を飾った。タイムは2分30秒5。5馬身+クビ差の3着にはワールドプレミア(4番人気)が続き、圧倒的1番人気に支持されたアーモンドアイは中団から直線まったく伸びず9着に惨敗した。また、リスグラシュー同様にラストランとなったシュヴァルグラン、レイデオロ、アルアイン、アエロリット、クロコスミアはそれぞれ、6,7,11,14,16着に終わった。
勝ったリスグラシューだが、本当に強かった。このレースぶりを見たら引退させたくなくなるような走りであった。これで年度代表馬も決まりだろう。ここに歴史的名牝になった!天晴れ! 2着サートゥルナーリアも良く走っているが、今日は勝った馬は強すぎた。この馬やっぱり中山は走る。ただこの馬は2000m前後のほうが良さそう。3着ワールドプレミアは終い、いい伸びだった。正直勝ち馬が強すぎて展開が嵌ったところはある。ただまだ成長途上でもっと良くなりそう。4着フィエールマンは勝ちにて4着。まぁあきれる脚がないだけに・・・まぁ好走している。距離もこのくらいが良さそう。5着キセキは中断からの競馬。最後は良く頑張っていた。こんな競馬ができればまた面白い存在になるかも・・・。問題のアーモンドアイは9着。正面で折り合いを欠いてしまった。これまでそんなことが無かっただけに残念。これだから競馬は分からない。
リスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド(母父アメリカンポスト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は22戦7勝。重賞は2016年【アルテミスS】、18年【東京新聞杯】、【エリザベス女王杯】、19年【宝塚記念】、【豪コックスプレート】に次いで6勝目。【有馬記念】は、矢作芳人調教師、D・レーンともに初勝利となった。
今年のJRAもあと12/28.今日惨敗あだったので最後だけは笑顔で終えたい。ちなみに今日の中山、凄い人でした!