成人の日の今日、信じられない事件が・・・。横浜市中区などに店舗を置き、晴れ着の着付けやレンタルを行う「はれのひ」と契約した新成人らから「店に行ったが誰もいない」「店側と連絡が付かない」といった相談が警察などに相次いだのだ。詳細はまだ分からないが、一生に一度の記念日にこんな事件遭遇した人が気の毒だ。ただ僕は成人の日に大学の試験勉強をしていて出られなかったので、お金を騙し取られた人は別にしてちょっと“美味しい”気もする。
そんな今日は高校スポーツが盛りだくさん。まずは高校サッカー。【第95回全国高校選手権】決勝は前橋育英(群馬)がFW榎本樹(2年)のゴールで10大会ぶり2度目の優勝を狙った流通経大柏(千葉)に1-0で競り勝ち悲願の初優勝を飾った。昨年の決勝で青森山田(青森)に0-5の大敗を喫した屈辱を見事に晴らした優勝であった。試合自体、見ごたえのあるいい試合でした。
高校ラグビー。【第97回全国高校ラグビー】決勝は東海大仰星(大阪第2)が大阪桐蔭(大阪第1)に27-20で競り勝ち、2年ぶり5度目の全国制覇を果たした。前半は10-17とリードされたが、後半は自慢のバックス陣が大阪桐蔭の防御を破り逆転。最後は大阪桐蔭の猛攻をしのいで、雨中の大阪決戦を制した。2校の総合力は互角だった。お互い準決勝では堅いディフェンスでAシード校に競り勝ったチームだけにディフェンス合戦は面白かった。最後は東海大に少しだけ運があっただけだった。両校天晴れ!
高校バレー。【全日本高校選手】女子決勝は、金蘭会(大阪第1)が高校総体覇者の東九州龍谷(大分)に3-0(25-20、25-18、25-23)でストレート勝ち。2015年以来3年ぶりの2度目の優勝を決めた。正直、東九州龍谷のほうが強いと思っていたが、主将の林(3年)、1年生エースで、女子日本代表にも選ばれた宮部藍梨(あいり、19)の妹、愛芽世(あめぜ)の攻守にわたる活躍が光った。全国6449校の頂点、お見事!
一方、男子決勝は鎮西(熊本)が洛南(京都)を3-0(25-21、25-21、25-23)のストレートで下し、21大会ぶり3回目の優勝を飾った。
鍬田憲伸(3年)、水町泰杜(1年)のダブルエースが高い打点からパワフルなスパイクで得点を重ね、昨夏の全国総体に続く2冠を達成した。洛南は13大会ぶり2回目の優勝を逃した。震災の影響で練習場がなくなった中での優勝は天晴れ。きっと多くの人たちに支えられてきたのだろう。年末年始のスポーツで九州勢の優勝は旭化成(【ニューイヤー駅伝】)とこの鎮西。よく頑張りました!
今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第52回シンザン記念】、勝ったのはアーモンドアイ(牝・国枝栄厩舎)。1番人気に応えて重賞初勝利を挙げた。戸崎圭太、馬主のシルクレーシングは6日の【中山金杯】(セダブリランテス)、7日の【フェアリーS】(プリモシーン)を制しており、3日連続のGIII制覇。タイムは1分37秒1。1馬身3/4馬身差の2着はツヅミモン(7番人気)で、さらにクビ差の3着にカシアス(4番人気)が入った。アーモンドアイはスタートで後手を踏んで後方2~3番手を追走。直線で大外に持ち出されると、レースを引っ張って直線でも叩き合いを演じていたツヅミモン、カシアスの2頭をかわし、そのまま力強くゴールを駆け抜けた。僕が本命推した2番人気ファストアプローチは4着で、3番人気カフジバンガードは5着に敗れた。
勝ったアーモンドアイは強い。この馬場であの脚を使えるのだからその力は相当。これからが楽しみだ。2着ツヅミモンは正攻法のいい競馬。ただ今日は勝った馬が強すぎた。3着カシアスはよく走っている。重馬場に斤量の影響もあっただろうが、勝ち馬には・・・。4着ファストアプローチは重馬場の走りがよくない。またコース取りも悪かった。まだ始まったばかりだが、今日のM・デムーロは今イチ乗れていなかった。
アーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ(母父SS)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は3戦2勝。【シンザン記念】は国枝栄調教師、戸崎圭太ともに初勝利となった。
3日間開催の2018競馬。初日の大惨敗が響いて大きく負け越したが、昨日、今日はほぼトントン。万馬券も2本的中した。まぁまぁの出足だろう。まだ始まったばかりの2018競馬。高校スポーツのように最後まで諦めず勝負していきたい。