人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

重賞回顧

2014-07-06 18:50:41 | 競馬回顧

 【サッカーW杯】4強は予想通り、ドイツ、ブラジル、オランダ、アルゼンチンが勝ちあがった。この二日間この4強が勝ち上がった準々決勝を観戦したが、観れば観るほど本田や長友が「目標は優勝」といっていた根拠がわからなくなる。各々の選手の心技体何をとっても敵わないだろうし、チームとしての勝利への執念も天と地だ。まぁだから予選リーグで1勝もしないで負けたのだろうが、チームとしての勝利への徹底は4強だけでなく、8強全て日本を遥かに上回っているように思えた。何度も書くがこれで足元を見つめるいい機会になったと僕は思いたい。

 では今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第63回ラジオNIKKEI賞】は、松岡正海騎乗の5番人気ウインマーレライ(牡・高木登厩舎)が1年前に初勝利を挙げた思い出の福島で直線インから抜け出してV。重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒9。レースはトシザキミが先手を取り、後続を離しての逃げ。カウニスクッカ、イダスが続く。僕が本命に推した人気のクラリティシチーは行き脚が付かず後方3番手あたりを追走した。速いペースになり、4コーナーでトシザキミはいっぱいになって後続が殺到。そのなかでもウインマーレライがインで脚をためて、直線できっちりとスペースを見つけると、決め手を生かして抜け出し快勝した。クラリティシチーが直線で外から猛然と追い込み、1馬身1/4差の2着。さらにアタマ差の3着が7番人気のウインフェニックスだった。
 勝ったウインマーレライだが、距離はこのくらいの方がいいようだ。また松岡の好騎乗も光った。ただGⅠとなるとパンチ不足か。2着クラリティシチーはスタートでぶつけられたのが全て。もう少し前に行って居れば結果は変わったであろう。負けて強しの内容。3着ウインフェニックスは好位でできるようになったのが好走の要因。ただこの馬もパンチ威力が一歩足らない感じ。距離は1800mまでだろう。12着ラリングクライは出遅れがすべて。 
 ウインマーレライは、父マツリダゴッホ、母コスモチェーロ(母父Fusaichi Pegasus)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、(株)ウインの所有馬。この勝利はマツリダゴッホ産駒としての重賞初Vとなった。通算成績は9戦3勝。重賞初勝利。高木登調教師、松岡正海ともに【ラジオNIKKEI賞】初勝利。

一方、中京11Rで行われた【第50回CBC賞】は福永祐一騎乗の4番人気トーホウアマポーラ(牝5歳・高橋亮厩舎)が直線で差し切り重賞初制覇を果たした。タイムは1分8秒6。レースは人気のベルカントがハナに立ち、エピセアローム、マヤノリュウジンが続く。直線半ばではベルカントをエピセアロームがかわして先頭に立つ。しかしトーホウアマポーラが直線で決め手を爆発させ、鮮やかに差し切って初の重賞勝ちを決めた。1/2馬身差の2着は3番人気のエピセアローム。さらに1馬身1/4差の3着には外から伸びた10番人気のニンジャが入った。
 勝ったトーホウアマポーラは53㌔の恵量があったとはいえ、いい脚を使った。1200mの左回りはこの馬走る!この走りができたらG1でも・・・。2着エピセアロームは実にスムーズな競馬。余裕残しながらこれだけ走るのだから力のある。3着ニンジャは1200mが合っている。また外枠も良かったのだろう。これから面白い存在になるかも。4着スギノエンデバー は57㌔でも良く走っている。さすがに力はある。僕が本命に推した8着ルナフォンターナは馬場が響いたということだが、直線でもゴチャついたのが痛かった。
 トーホウアマポーラは、父フジキセキ、母トーホウガイア(母父Unbridled’s Song)という血統。北海道日高町・竹島幸治氏の生産馬で、東豊物産(株)の所有馬。通算成績は18戦6勝。重賞初勝利。高橋亮調教師は【CBC賞】初勝利。福永祐一は2013年マジンプロスパーに次いで2勝目。開業2年目の高橋亮調教師は重賞初勝利となったが、鞍上の福永とは競馬学校時代の同期生である。

 過去19大会の【W杯】優勝チームは全て、その国出身の監督が率いている。今大会も遂に外国出身の監督が指揮を執るチームは全て姿を消した。最後まで残っていたのがコスタリカ。コロンビア出身のピント監督は敗戦後に「また戻ってきたい」と続投に意欲を示した。8強にはアルゼンチン出身のペケルマン監督が率いるコロンビアも残っていたが、4日の準々決勝で敗れた。
 そう考えると、まじめに世界一を目指すなら日本人監督にするべきでなかろうか。


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