人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

菅原天晴れ! 新馬は4着スタート

2024-06-23 18:19:10 | Weblog

 まずはゴルフ。女子メジャー第3戦《KPMG全米女子プロゴルフ選手権》3日目。3打差6位からスタートした山下美夢有が3バーディ、1ボギーの「70」とスコアを伸ばし、首位に2打差の通算5アンダー2位に浮上した。日本勢4人目となるメジャー初タイトル、そして2枠が濃厚な《パリ五輪》出場権争い4番手からの逆転“圏内”入りをかけて最終日に臨む。通算7アンダーの単独首位にメジャー未勝利のエイミー・ヤン(韓国)。「69」でプレーしたローレン・ハートラージが山下と並ぶ2位につけた。2打差を追って最終組から出た渋野日向子は3バーディ、4ボギーの「73」で回り、首位に4打差の通算3アンダー5位で優勝争いに踏みとどまった。33位スタートの岩井明愛が3バーディ、2ボギーの「71」と1つ伸ばし、通算1オーバーの18位に浮上した。勝みなみと西郷真央は通算3オーバーの31位。竹田理央、五輪争いで“圏内”の2番手につける古江彩佳は通算4オーバーの38位。笹生優花は通算10オーバーの67位で終えた。山下、渋野、古江…優勝、そして《パリ五輪》目指し最後まで頑張ってほしい!

 国内女子ツアー《アース・モンダミンカップ》4日目といっても第3ラウンド。ツアー通算10勝で今季1勝の小祝さくらが7バーディ、ボギーなしの「65」で回り、通算15アンダー。予選ラウンド2位通過から、後続に6打差をつける独走態勢に入った。通算9アンダーの2位にツアー6勝のベテラン・藤田さいき、同1勝の高橋彩華、未勝利の沖せいらが並んだ。1年8カ月、17試合ぶりにレギュラーツアーで予選通過を果たした永久シード保持者の不動裕理は「70」で回り、通算4アンダーで21位から12位に浮上した。最終ラウンドは明日実施する。競技終了が月曜となるのは、勝みなみが優勝した2021年《日本女子オープン》以来4度目で、今大会ではコロナ禍の“シーズン初戦”となった2020年大会(優勝は渡邉彩香)以来2度目となる。6打差は大きい。ましてリーダーは小祝、優勝はほぼ間違いなさそう。あとは不動がベスト10に入れるか注目したい。

 国内男子ツアー《ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品》最終日。2打差2位から出た石川遼が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算21アンダーで逆転優勝を飾った。2022年《三井住友VISA太平洋マスターズ》以来2年ぶりのツアー通算19勝目。ツアー記録が残る1985年以降で19勝以上した選手は13人目となる。今季はここまでトップ10が2回で、2週前の国内メジャー《BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ》は最終日に「63」で回り、岩田寛とのプレーオフの末2位に終わっていた。1打差2位は金子駆大。 ツアー初優勝を狙った河野祐輝は首位から出て、石川とトップタイで迎えた15番で2打目をグリーン右ブッシュに打ち込むトラブルに見舞われて「9」を叩き、優勝争いから脱落した。優勝した石川は立派だが、若手選手もっと頑張れ!

 米国男子ツアー《トラベラーズ選手権》3日目。単独首位から出たトム・キム(韓国)が6バーディ、1ボギーの「65」とさらにスコアを伸ばし、通算18アンダーで後続に1打差をつけて最終日に入る。キムは昨年10月《シュライナーズチルドレンズオープン》以来のツアー4勝目に近づいた。1打差の2位に今季5勝の世界ランキング1位、スコッティ・シェフラー。4月初旬《バレロテキサスオープン》以来の今季2勝目がかかるアクシェイ・バティアも17アンダーで並んだ。ザンダー・シャウフェレとイム・ソンジェ(韓国)がさらに1打差の16アンダー4位に控える。 43位スタートのキャメロン・ヤングが2イーグル、7バーディ「59」をマーク。PGAツアー史上4年ぶりの1ラウンド50台を記録し、通算13アンダーの10位に浮上した。5アンダー21位から出た松山英樹は3バーディ、2ボギー。2日続けて「69」で回り、通算6アンダーの34位に後退した。トム・キムは相当頑張っているが、ただシェフラーが2位まで上がってきた。シャウフェレ共々優勝争いに絡みそう。

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第65回宝塚記念】は、菅原明良騎乗の3番人気ブローザホーン(牡5歳・吉岡辰弥厩舎)が後方追走から直線で大外一気の差し切りV。今春のJRA・GIで3勝を挙げる好調のエピファネイア産駒(【桜花賞】:ステレンボッシュ、【ヴィクトリアマイル】:テンハッピーローズ、【日本ダービー】:ダノンデサイル)から新たなGI馬が誕生した。デビュー6年目の菅原明良は23度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇。タイムは2分12秒0。2馬身差の2着にはソールオリエンス(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着にベラジオオペラ(5番人気)が入り、1番人気のドウデュースは後方から直線で内を突いて伸びたが6着までだった。
 勝ったブローザホーンは馬場が味方したとはいえ、強い勝利だった。G1を勝つには“運”がなければ勝てない。菅原明も陣営も最高の仕事した結果だろう。ただこの馬、重馬場だけが巧いわけでなく、たぶん守備範囲でない【天皇賞・春】でも好走したように力は相当あるし、岡田さんの馬ということを考えればまだ伸びてくる可能性が大きい。2着ソールオリエンスも馬場適性が味方した。ただ距離は2200~2400mがいちばん合いそう。3着ベラジオオペラは強い競馬をした。勝ちにいっての3着は立派。正直ここまで走るとは…思っていなかった。この馬相当強いのかも…。4着プラダリアは京都で良く走る。直線もよく踏ん張っており、交わされてからも差し返そうとしていた。京都なら黙って買っても面白いかも。
5着は僕本命のローシャムパーク。勝ちに行っての競馬だったが、道中ちょっと力んでいた。まだまだこれから強くなりそう。

 ブローザホーンは、父エピファネイア、母オートクレール(母父デュランダル)という血統。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬で、馬主は岡田牧雄氏。通算成績は21戦7勝。重賞は今年の【日経新春杯】に次いで2勝目。吉岡辰弥調教師、菅原明良ともにJRA・GIは初勝利となった。

 今回の菅原の勝利で上半期のJRA・平地GⅠ「全12戦」ですべて違うジョッキーが勝ったことになった。これだけ多くのGⅠを消化して、年内複数勝ちの騎手が出ていないのは1984年グレード制導入以降、史上初めてのこと。上位騎手寡占化が進む現代の競馬シーンにあって非常に珍しい現象だ。次のGⅠは9/29の【スプリンターズS】。果たしてどうなるだろうか。ちなみに 2024年JRA・平地GⅠの勝ち馬と勝利ジョッキーは下記の通り。

2/18【フェブラリーS】…ペプチドナイル・藤岡佑介
3/24【高松宮記念】…マッドクール・坂井瑠星
3/31【大阪杯】…ベラジオオペラ・横山和生
4/7【桜花賞】…ステレンボッシュ・ジョアンモレイラ
4/14【皐月賞】…ジャスティンミラノ・戸崎圭太
4/28【天皇賞(春)】…テーオーロイヤル・菱田裕二
5/5【NHKマイルC】…ジャンタルマンタル・川田将雅
5/12【ヴィクトリアマイル】…テンハッピーローズ・津村明秀
5/19【オークス】…チェルヴィニア・クリストフルメール  
5/26【日本ダービー】…ダノンデサイル・横山典弘
6/2【安田記念】…ロマンチックウォリアー・ジェームズマクドナルド
6/23【宝塚記念】…ブローザホーン・菅原明良

 

 

今日の一口馬。ウインポセイドンが京都 5R【2歳新馬】に出走し4着となった。騎乗した和田竜は「厩舎がしっかりと馬を造ってくれたお陰で調教より実戦の感触が良かったです。スタートの反応はゆっくりで、道中は遅い流れを我慢しながらの追走。直線入口では内にモタれるようなところがありましたが、外に持ち出してからは真っすぐ走ってくれました。馬力があり、しっかりと地面を捕らえて走っていましたし、楽しみな馬ですよ」とのこと。

管理する奥村豊調教師は「入厩した当初はどこに飛んでいくか分からない難しい面がありましたが、それを考えれば今日はトラブルなくレースを終えられたことにホッとしていますし、馬場も味方しましたがレース内容は良かったと思います。あとは二戦目以降どのように変わっていくかですね」とのこと。正直、気性の難しさもありこんなにまともに走るとは思っていなかった。初戦としては十分に合格点、なんとかこのまま順調に育っていってほしいものだ。

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