人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強かった!ロマンチックウォリアー!

2024-06-02 18:09:57 | Weblog

 まずはゴルフ。今季の海外メジャー第3戦《全米女子オープン》3日目。メジャー過去最多の14人が決勝ラウンドに進出している日本勢。渋野日向子は7バーディ・3ボギーの「66」と伸ばし、首位と2打差のトータル3アンダー・4位につけた。2019年《AIG女子オープン》(全英)以来となるメジャー2勝目がかかる。3差3位から出た笹生優花は4バーディ・3ボギーの「69」と1つ伸ばし、トータル2アンダー・5位。小祝さくらがトータル1オーバー・6位タイ、1つ伸ばした竹田麗央がトータル2オーバー・8位タイに続いている。山下美夢有がトータル3オーバー・11位タイ、古江彩佳と岩井千怜がトータル4オーバー・14位タイ。鈴木愛、河本結、尾関彩美悠がトータル5オーバー・19位タイ。畑岡奈紗がトータル7オーバー・29位タイ、西村優菜と吉田優利がトータル9オーバー・39位タイ、岩井明愛がトータル12オーバー・69位タイにつけている。トータル5アンダーの首位に22年覇者のミンジー・リー(オーストラリア)、ウィチャネ・メーチャイ(タイ)、アンドレア・リー(米国)の3人が並んでいる。日本勢で優勝争いに残っているのがメジャー王者の渋野と笹生。強敵はミンジー・リーだが、ウィチャネ・メーチャイもアンドレア・リーもパターでピンチをしのぐ良いゴルフを続ける。ただ経験も含めて十分にチャンスがある。そしてひそかに期待は小祝、6アンダーぐらいで回る可能性はある。まぁいずれにしろ、パターの調子がいちばんいい人が勝つだろう。

 国内女子ツアー《ヨネックスレディス》最終日。黄金時代のひとり、25歳の新垣比菜が2018年《サイバーエージェントレディス》以来6年ぶりのツアー2勝目を挙げた。荒天予報のため最終組スタートが午前8時と早められた最終日。一時は同組でツアー5勝の穴井詩とマッチレースの様相を呈したが、新垣は首位から出て、4バーディ、2ボギーの「70」で通算14アンダーとし、3打差をつけて逃げ切った。世代別最多のツアー優勝者15人がいる1998年度生まれの“黄金世代”で勝みなみ、畑岡奈紗に次ぐ3番目に優勝を手にしながら、20―21年シーズンにシード落ち。ノーシードで迎えた3年目に待望の復活Vとなった。穴井は11アンダーで、8位から出て「68」で回った地元新潟出身の高橋彩華、蛭田みな美と並ぶ2位。産休から今季復帰した宮里美香が12位から出て「68」で10アンダー、復帰8戦目で最高の5位。ツアー未勝利の鶴岡果恋は終盤に崩れて9位、マンデー予選会から出場したルーキー菅楓華は28位に終わった。新垣は雨の中、安定したゴルフを魅せた。迫力はないが、ショット力は全盛期に戻った感じ。今年更なる活躍を期待したい。

 米国男子ツアー《RBCカナディアンオープン》3日目。首位タイから出たロバート・マッキンタイア(スコットランド)が1イーグル6バーディ、4ボギーの「66」で回り、通算14アンダーの単独首位。欧州ツアー2勝の実績を持つ27歳が4打のリードを築き、米ツアー初タイトルに前進した。通算10アンダーの2位にベン・グリフィン、ライアン・フォックス(オーストラリア)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)の3人が並んだ。ヒューズは前年大会を制したニック・テイラーに続く、カナダ勢のナショナルオープン連覇がかかる。 大会2勝(2019、22年)のロリー・マキロイ(北アイルランド)は30位から「65」と伸ばし、通算7アンダーの11位に再浮上した。マキロイと並ぶ30位から出た久常涼は3バーディ、2ボギーの「69」と1つ伸ばしたが、通算3アンダーの33位に後退して最終日を迎える。久常は毎日1アンダー、最終日は爆発を期待したい。

 欧州男子ツアー《ヨーロピアンオープン》3日目。日本勢は3人が出場。6バーディ・3ボギーの「70」をマークした中島啓太がトータル7アンダー・10位タイに浮上。首位と5打差で最終日へと向かう。5位から出たツアー本格参戦後初戦の桂川有人は2バーディ・4ボギーの「75」と2つ落とし、トータル4アンダー・20位タイに後退。川村昌弘は3つ落とし、トータル4オーバー・65位タイにつけている。完全Vに王手をかけるローリー・キャンター(イングランド)とグイド・ミグリオッツィ(イタリア)がトータル12アンダーで首位。1打差の3位にニコラス・ホイガード(デンマーク)、2打差の4位タイにヤニク・デ・ブライン(ドイツ)とトム・ヴァイヤン(フランス)が並んでいる。5打差は大きいが、何が起きるかわからない。前日中島には優勝目指して頑張ってほしい!

 

今日の重賞を振り返る。東京メイン【安田記念】は、ジェームズ・マクドナルド騎乗の1番人気ロマンチックウォリアー(セン6歳、香港/C・シャム厩舎)が好位追走から直線で力強く抜け出しV。昨年10月オーストラリアの【コックスプレート】からGI5連勝で、2006年ブリッシュラック以来、18年ぶりの外国馬Vを果たした。タイムは1分32秒3。半馬身差の2着には武豊のナミュール(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着にソウルラッシュ(2番人気)が入った。
 勝ったロマンチックウォリアーはさすがに世界の名馬だった。着差以上に強い競馬であった。堂々とした横綱相撲、天晴れ!残念なのは【宝塚記念】を使ってくれないこと。もし使ってくれたら面白かったのに…。2着ナミュールは短期間で見事に復活した。さすが高野厩舎である。勝てなかったのは相手が悪かっただけ。3着ソウルラッシュも力は出し切った。3着になったのは勝ち馬に勝負しにいった分。4着ガイアフォースは長岡が「もう少し捌けていれば良かった」と語っていたが、それでもよく走っている。5着セリフォスも最後いい脚を使っているが、今日はこの馬にとって馬場が悪かった。

 ロマンチックウォリアーは、父Acclamation、母Folk Melody(母父Street Cry)という血統。愛・Corduff Stud & T J Rooneyの生産馬で、馬主はP・ラウ氏。通算成績は20戦15勝。重賞は22・23・24年【クイーンエリザベスⅡC】、22年【ジョッキークラブC】、22・23年【香港C】、23年【コックスプレート】、24年【香港ゴールドC】に次いで9勝目。C・シャム調教師、J・マクドナルドともにJRA・GIは初勝利となった。

 

今週は一口の出走が1頭だけで惨敗だったが、馬券も3度ほど写真判定で負けタイは逸してしまった。悲しい6月の出足となった。

 

コメント
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