人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

今日の一口は惨敗

2024-06-09 18:12:32 | Weblog

 珍しくテニス。《全仏オープン》女子シングルス決勝。第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)に6-2, 6-1のストレートで完勝し、オープン化以降史上3人目の3連覇を達成して4度目の優勝を飾った。世界ランク1位で23歳のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目であり、2020年・2022年・2023年に優勝を飾っている。今大会では圧倒的な強さを見せたが、世界ランク134位の大坂との対戦。なんとマッチポイントを握られるところまで追い込まれたが、そこから逆転し7-6 (7-1), 1-6, 7-5のフルセットの激闘の末に勝利した。その後は調子を一気に上げ、3回戦で同42位のM・ブズコバ(チェコ)、4回戦で同41位のA・ポタポヴァ、準々決勝で第5シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)、準決勝で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)を下し決勝に進出。シフィオンテクは3回戦からの4試合でわずか14ゲームしか落とさなかった。もし大坂が勝っていたら…と思ってしまうのは僕だけだろうか。

 次はゴルフ。国内女子ツアー《宮里藍サントリーレディスオープン》最終日。2位から出た大里桃子が6バーディ、1ボギーの「67」でプレーし、1打差を逆転する通算12アンダーで今季初優勝を飾った。2021年《ほけんの窓口レディース》以来となるツアー通算3勝目。通算10アンダーの2位に山下美夢有。通算9アンダーの3位に吉本ひかると内田ことこが続いた。大会上位2人に付与される今季メジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》の出場権は、大里と世界ランキング順で吉本が獲得した。通算7アンダーの5位に蛭田みな美。通算6アンダーの6位に前年覇者の岩井千怜、双子の妹・岩井明愛、佐久間朱莉、鈴木愛、河本結、神谷そら、高橋彩華が並んだ。同じく全英出場権が得られる大会終了時点のメルセデスランキング上位3人には竹田麗央、小祝さくら、岩井千怜が入った。大里が我慢強いゴルフを魅せた。先週の新垣、《全米女子》の渋野に続き、再び黄金世代の活躍がここにきて目立つ。また女子ゴルフが人気でそう。尚、熊本県勢150勝は竹田でもなく、上田でもなく、大里でした!お見事!

 米国女子ツアー《ショップライトLPGAクラシック by Acer》2日目。2位から出たジェニー・シンが6バーディ、4ボギーの「69」で回り、強風の吹くフィールドで通算10アンダーの単独首位に浮上した。ともに16位から出た古江彩佳と西郷真央が「68」でプレーし、通算7アンダーの7位に浮上。日本勢最上位で並び、古江は2022年《スコットランド女子オープン》以来の2勝目、西郷はルーキーイヤーでの初優勝へ3打差を追う。10位スタートの渋野日向子は1イーグル1バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算5アンダーの27位。西村優菜は16位から「71」で回り、通算4アンダーの37位で決勝ラウンドに進んだ。勝みなみは109位から「68」と伸ばしたが、カットラインに1打届かない通算2アンダー68位で3試合ぶりの予選通過はならず。前週のメジャー《全米女子オープン》を制した笹生優花は50位から「73」とスコアを落とし、吉田優利と同じ通算イーブンパー87位で予選落ちした。4位で2日目を迎えていた畑岡奈紗は、前日の最終9番(パー5)でブッシュに入った3打目地点のボール捜索時間が規定の3分を超えていたことが発覚。本来なら紛失球の処置をするべきところを、発見されたボールでそのままプレーを続けたため、誤所からのプレーの違反(ゴルフ規則14.7b)により失格となった。黄金世界のトップランナーの畑岡がまさかの失格。渋野はイーグルありのゴルフを魅せるも伸び悩み。代わりに後輩、古江、西郷が優勝争いへ。古江はオリンピックの為にも優勝争いしたいところ。

 

 国内男子ツアーのメジャー初戦《BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ》最終日。首位タイからスタートした43歳の岩田寛は5バーディ、2ボギーの「68」をマーク。この日「63」を叩き出した石川遼に通算13アンダーで並ばれたが、プレーオフ1ホール目でパーをセーブし、国内メジャー初優勝を飾った。岩田はこの勝利で、賞金3000万円と5年間の複数年シードを獲得。2023年《中日クラウンズ》以来となるツアー通算5勝目。43歳130日での優勝は大会最年長となった。通算11アンダーの4位に前年覇者の金谷拓実、平田憲聖、ルーキーで大会初出場の岡田晃平。男子のツアーも最低このくらいの設定でやった方がいい。期待した金谷、蝉川あたりはもう少し優勝争いに絡まないと…。岩田は天晴れ!

 米国男子ツアー《ザ・メモリアルトーナメント》3日目。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが今季5勝目へ前進した。3打リードの単独首位から6バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「71」で回り、通算10アンダーでその座を堅守。2位との差を4打に広げて最終日を迎える。今季は3月《アーノルド・パーマー招待》と《ザ・プレーヤーズ選手権》、4月《マスターズ》と《RBCヘリテージ》を制し、直近10試合でトップ10を外していない。2016-17年シーズンに5勝を挙げたジャスティン・トーマス以来のシーズン5勝目、シグニチャーイベント(昇格大会)3勝目の可能性を広げた。6アンダー2位に世界ランク8位のコリン・モリカワ、セップ・ストラカ(オーストリア)、アダム・ハドウィン(カナダ)。4アンダー5位に同ランク2位のザンダー・シャウフェレ、同ランク6位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)と実力者が続いた。同ランク3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は2アンダー11位。2位から出た前年覇者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は「77」をたたき、1アンダー14位に後退した。15位スタートの松山英樹は1バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「74」とスコアを落とし、1オーバー22位に後退して最終日に臨む。とにかくシェフラーだけは別格のゴルフを魅せる。今日もトリプルボギーを打ってズルズルいくかと思ったらしっかりそこから立ち直る。心技体お見事の一言。ゴルフに“絶対”はないが、シェフラーだけは…。兎にも角にも松山頑張れ!

 

今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第41回エプソムC】は、C・ルメール騎乗の1番人気レーベンスティール(牡4歳・田中博康厩舎)が中団馬群で脚をためると、直線で一気に加速し圧巻の末脚を見せ快勝。11着に大敗した前走の【新潟大賞典】から巻き返し、2つ目の重賞タイトルを手にした。ルメールは史上5人目のJRA重賞通算150勝を達成。タイムは1分44秒7。2馬身差の2着にはニシノスーベニア(9番人気)、さらに2馬身遅れた3着にシルトホルン(7番人気)が入った。

 勝ったレーベンスティールだが、ルメールが乗るとこんなに楽に勝つのかという走り。それも59㌔背負ってだから本当に強い。2着ニシノスーベニアは良く走っているが、今日は勝ち馬が強すぎた。3着シルトホルンも2番手の競馬よく頑張っている。こんな競馬ができれば今後面白そう。」

 レーベンスティールは、父リアルスティール、母トウカイライフ(母父トウカイテイオー)という血統。北海道日高町・広富牧場の生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は9戦4勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2023年【セントライト記念】に次いで2勝目。田中博康調教師は【エプソムC】初勝利、C・ルメールは19年レイエンダに次いで2勝目となった。

 

一方、函館11Rで行われた【函館スプリントS】は、浜中俊騎乗の2番人気サトノレーヴ(牡5歳・堀宣行厩舎)が、4、5番手のインを追走し、直線で内から力強く抜け出して重賞初勝利を決めた。タイムは1分8秒4。1馬身1/4差の2着にはウイングレイテスト(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にビッグシーザー(3番人気)が続いた。1番人気のアサカラキングは、先手を奪えなかったのが響いたのか9着に敗れた。

勝ったサトノレーヴは力強い走りでお見事だった。浜中の騎乗ぶりも良く、馬自身のセンスも高い。この競馬ができるなら秋の大きなところも面白そう。2着ウイングレイテストはスプリントが合う。海外帰りで59㌔でこれだけ走れれば今後の楽しみ。3着ビッグシーザーはもう少し内枠だったら…。最後はいい脚を使っていただけに惜しい。

サトノレーヴは、父ロードカナロア、母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・白井牧場の生産馬。馬主は里見治氏。戦績は8戦6勝。重賞は初勝利となった。

 

今日の一口馬。まずはエルキュールが東京6R【3歳未勝利】(1600m芝・混)に土田真翔騎乗の出走で結果12着。鞍上の土田は「まずまずのスタートを切れ、道中はいい位置で感じ良く運べたと思います。あとは直線で脚を伸ばすだけというところでしたが、早々に手応えがなくなってしまいました。スピードはある馬なので、この距離でも少し長いかもしれません。先生からは『ノドが少し気になる』と言われていましたが、レース中、上がりともに問題なく、悪影響はありませんでした」とのこと。積極的な競馬を見せて、これで変わってくれれば…。続いてオランジー。東京7R【3歳以上1勝クラス】(1600mダート・牝)に 武藤雅騎乗で出走し11着。武藤雅は「ゲートの駐立があまり良くないと聞いていたので気を付けていたのですが、その通りゲート内でソワソワするところがあって落ち着きがなく、後手を踏む格好となりました。その後は出して行きたかったのですが、芝スタートでもなかなか進んで行かなかったので後方からの競馬となってしまいました。直線もこの馬なりに伸びていましたし、最後まで頑張ってくれているのですが、やはりもう少し前目の位置を取りたかったですね。近走は同じような内容で結果が出ていなかったので、もう少し違った面を見せられればと思いレースに臨んだのですが、良い結果を残すことができず申し訳ございません」とのこと。相変わらずの結果、なんとかならないかなぁ。3頭目はベルシャンソン、函館10R【津軽海峡特別】(1700mダート・ハンデ)に丹内祐次騎乗で出走し結果10着。西田雄一郎調教師は「もっとやれていい馬なのですが、あの位置から進めて伸びきれないのは気持ちの問題なのか、それともこのクラスに上がって距離が影響しているのか…。今日は勝ち馬が強かったにしろ、負けすぎですね。1700m、1800mで勝っている馬ですが、騎乗した丹内ジョッキーも話していたように、もう少し距離を詰めてみてもいいかもしれません。念のため、上がりの状態もしっかり確認しておきます」とのこと。まだ当分苦労は続きそう。最後はアースライザー。東京10R【夏至S】(1600mダート・混)に木幡巧也騎乗で出走し結果9着。騎乗した木幡巧は「スタートが一息だったので促し促しながらの展開に。嵌まるまでに時間が掛かる馬なので、どうしても後方からになってしまいます。3~4コーナーでようやくハミを取って、直線ではじわじわと伸びてきたのですが、あの位置からでは厳しかったです。スタートからもう少し気持ちが乗って、あと一、二列前で運べれば、このクラスでも上位争いができる可能性はあると思います。気ムラなところがあるので、うまく噛み合ってくれほしいですね」とのこと。惨敗続期の4頭だったが、ベテランのアースライザーがいちばん良い走りだった。なんかまだ何とかなりそうなコメント。出走だけでもありがたいがまた頑張ってほしい。

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