【鶏と卵】

2020年7月16日

【鶏と卵】

著名な学者先生が書かれた本を読んでいたら「鶏が先か、卵が先か(にわとりがさきか、たまごがさきか)」という話が出てきて困った。子どもの頃、友だちだったか、周りの大人たちだったか、テレビタレントだったか、歌の歌詞だったか、「鶏が先か、卵が先か、それを考えだすと夜も眠れなくなっちゃう」と言っていて、そもそもその難問の問う意味がわからなくて、今でも相変わらずわからないままなのだ。困ったなあ。

鶏が卵を産み、卵が鶏になって、また卵を産む、その永遠の循環の間に割って入って、どちらが先か後かを問う問題の立て方が理解できない。鶏と卵が一体になった殻をわざわざ割って、どっちが先か後かと腑分けすることに意味があるのだろうか。「自分がバカなのか、他人がバカなのか」それを考えだすと夜も眠れなくなっちゃいそうだったし今もそうだ。幼い頃、「お父さんとお母さんは別れるけど、あんたはどっちについてくる?」と聞かれ、「両方」と答えて苦笑いされたことに対する心の傷だろうか。よい機会なので熟読してみるけれど、自分はそういう考え方が一生苦手なままなのだろう。

写真は、この歳になっても遊んでみたくなる、面白いかたちの滑り台とジャングルジム。

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