メーカー直売


D850 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

大きな画像

アレン・エドモンズの本国のサイトが、しばらく前から海外のユーザへの対応を強化している。
価格が日本円で表示されるようになり、関税も先払い出来るようになった。
ここで購入すると、荷物を受け取る時に税金を払う必要はなく、税率も安定している。
また最初から税金が確定するので、総額がわかり安心して購入することが出来る。

試しにパークアベニューを買い物かごに入れてみると、以下のように表示された。
(実際に購入した訳ではない・笑)



パークアベニューの本体価格が395ドルだから、換算レートは約121円弱と少々高めだ。(今日は114円台)
まあPaypalやカード会社の手数料の入った価格であろう。
僕は同社から直接購入する際は転送サービスを利用していたが、送料は転送サービスより安いので、その分で帳消しにはなる。
トータルで支払額は約6万円になっている。

日本の正規代理店のパークアベニューの価格が税込み79,920円なので、十分に割安感はある。
もっとも探せば直輸入品を5万円台で売っているお店もある。
お店なら試着も出来るし、ものさえあればそちらの方がいい。
とは言え価格差はほとんどないし、本国のサイトから直接取り寄せる人も多く出てくるだろう。

ここで注目すべきは、メーカーが何の躊躇もせず、自社サイトで直接販売をしているということだ。
特にアレン・エドモンズの場合、ネット販売を極めて積極的に展開している。
充実した自社販売サイトを持っており、以前も書いたようにアウトレット専門の販売サイトまである。

そして今回は、正規品を同社から輸入している販売店があるにもかかわらず、海外への直販を強化してきた。
何でもオークションを利用して自社のアウトレット品を安く販売しているとも聞く。
同社の経営が変わってから、ネット展開をさらに強化しているようにも見える。

それにしても、まったく容赦の無いやり方である。
販売店を全滅させても構わない、という事だ。
強いものが勝つ・・というより、時代の流れなのだろう。
米国ではすでにこの販売形態がかなり進んでおり、販売店はどんどん廃業し、街のモールはお客もまばらになっているという。

正直なところ、アレン・エドモンズには勉強させられるところが多い。
どうやらメーカー直売の時代が来るぞ・・と感じたのは、実は数年前に同社のサイトを見た時が最初である。
その事を当時話したら否定していた銀行の支店長が、先日会ったら、これからはメーカーが直接売る時代ですよ・・などと言っていた(笑)
予想を超えるスピードでどんどん進んで行き、いつの間にか世の中すべてが変わっているのが、ネット社会の特徴でもあるのだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )