電子マネー機能


D850 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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ATMの利用者が減りだしたという記事を読んだ。
ATMは設置にかなりの費用が必要なので、銀行はすでにこのサービスからは撤退気味で、もっぱらコンビニに任せているという。
ところがそのコンビニでも、利用者が減る傾向が出始めたというのだ。
ATMの需要は将来は無くなる方向ではないかという分析結果であった。

要は世の中が現金を必要としなくなるということだろう。
つい先日会社の朝礼で、将来は現金はなくなるかもしれないと言ったばかりであったが、早くも身近でそれを裏付けるような事象が現れ始めた。
いろいろなことが予想より早く進んでいく。
恐らく数年後には本当に無くなってしまうだろう。

スマートウォッチが各社から出ている。
まあ過渡期の製品だとは思うが、支払いの際に腕をかざすだけでいいのは、それなりに魅力を感じる。
しかし腕時計は装飾品でもあるので、自分が気に入っているわけでもない時計を着けるのは(しかもお気に入りの時計は外さなければならない)ちょっとなあ・・と思っていた。

今一つ食指が動かなかったが、ソニーから発売されているwena wristだけは気になっていた。
この製品は時計本体ではなく、ベルト側にウェアラブル端末の基板が入っている。
このベルトが単品で発売されれば、自分のお気に入りの時計と組み合わせることが出来るようになる。

すでに金属製のベルトは販売されていて、愛用のロレックスなどと組み合わせて使っている人もいるようだ。
それがここにきて、革製の時計ベルトも発売になる。
金属製のものはスマホと連動する多機能なものだが、革ベルトは電子マネー機能(楽天Edy)に特化しており、その代わり充電をする必要がなくなる。
この割り切りは面白い。
ATMの利用者が減ったのは、スマホ以外にもこういう製品が充実してきたことも影響しているのだろう。

それにしても、時計ベルトマニアとしては黙っていられない(笑)
自分の愛用の時計にベルトを取り付けることで、腕時計型のウェアラブル端末、つまりお財布になってしまうのだ。
18mmのベルトも用意されているので、アンティークのコルトベルトと組み合わせることも出来る。
しかも最初からワンタッチ式バネ棒付きだ!(笑)
価格も決して高くないのでひとつ買ってみようかな・・・

当然次に考えるのは、ベルトをばらして内部の基板を自分の好きなベルトに移植できないか・・ということだ。
何でもソニーならではの特殊なフレキシブル基板が入っているらしい。
しかしまあ、そんなこと言っているうちに、バックルに内蔵したタイプとか、さらに進化したものが出てくるのだろう。
出来ればDバックルに基板を内蔵してほしいなあ・・・(笑)

今のところ唯一残念なのはパスモ(スイカ)と連動しないことだ。
やっぱりパスモとの連携だけはクリアしてもらわないとね。
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