セール


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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先週辺りからブラック・フライデーのセールのメールが次々に来るようになった。
(ブラック・フライデーに関しては2014年11月29日の日記を参照)
金曜日はすでに過ぎたが、セールはまだ続いている。
日本ではあまり定着していないが、あちらでは盛り上がっているようで、凄い数のメールが行き交っている。
ひとつの販売店から、一日に数回メールが来ることもある。

要は年末商戦が始まったということだ。
クリスマスのプレゼントを買うことは、キリスト教の国では大きなイベントのひとつなのだろう。
30%OFF、40%OFF、50%OFFという数字が並ぶ。
クリスマス直前には叩き売りに近くなるお店もある。

賢い人はこういうタイミングをしっかり押さえているはずだ。
1年のいつセールが行われるか、表を作って管理している人もいるのではないか。
そしてその日のためにしっかりお金をプールしておく。
僕のように無計画に使ってしまうタイプは、損ばかりしていることになる。

ネット通販が主流になりつつあるが、それとともに繁忙期が変化しているのを感じる。
期末の時期が大いに忙しくなるのは今でも変わらないが、ネット・ショップでは思ってもいない時期にものが売れることがある。
どうしたのかと聞くと、楽天のセールが始まったからとか、インターネットならではの事情が絡んでいることがわかる。

上手い具合に、ものが売れなくなる時期にセールをやってくれて助かる場合もある。
しかし考えてみると、購入者の総数はほとんど変わらないわけで、年間を通じて見れば、ピークがならされただけとも言える。
セールが始まるまで買い控えする人が増えれば、逆に売れない時期の悪化は激しくなるかもしれない。
しかもセールで売れても、それは安売りに他ならないのだから、販売店の利益は減少する。

結局冷静に考えると、ユーザーがネットから情報を得て賢くなると、世の中の経済がどんどん悪くなるのである。
そこを知った上で事を進めないと落とし穴が待っている。
結局今まで世の中を良くしてきたのは、お金を回す事を考えてものを買ってきた僕のような人間なのである(笑)
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