最終回


D4 + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)

大きな画像

もうすぐ「Dr.HOUSE」が終わってしまう。
Dlifeで一番楽しみにしている番組が終了してしまう。
「よみがえり~レザレクション~」はけっこう面白かったのに、シーズン2で完了してしまった。
どうオチをつけるのかと思っていたら、やはりまとめ切れなかったようだ。

こうなると、現在欠かさず見ているのは「メンタリスト」、「キャッスル」、「クリミナル・マインド」くらいだ。
そういえば「メジャークライムス重大犯罪課」のシーズン2が、8月から始まるのだった。
これはかなり楽しみである。



アレン・エドモンズのリーズ。
トレーディング・ポスト別注のバーガンディのポリッシュドカーフ。
エドモンズ・オリジナルのタイタンラバーソール。
サイズは7E。

僕の中では、以前より何度も購入候補にあがっていた靴だ。
リーズ(Leeds)はエドモンズの代表的な機種で、トレーディング・ポスト別注のリーズは、アッパーにガラスレザーを使用している。
しかしガラスレザーのプレーントゥは、他にも何足か持っているので、あえて買う必要は感じなかった。
トレーディング・ポストではこのモデルが廃番になるようで、今回のセールの対象品目になっていた。
それでも買わないでいたが、モアセール(セールの売れ残り品のセール)が始まりさらに安くなったのを見て、ついに購入を決意(笑)

自分に合うサイズが残っているだろうかと思ったが、まだ前後が揃っていて履き比べが出来た。
それが良かったようで、予想外のサイズを選ぶことになった。
リーズは511ラストで、手持ちの靴で同じラストのものは、以前直輸入で購入したウィルバートがある。
そのウィルバートは7.5の3Eを選んだが、かなり緩めでインソールを入れて履いている。

現在日本に輸入されているアレン・エドモンズは、多くがEワイズである。
今回も最初は7.5Eか、或いは8Eくらいかと思っていた。
ところが7.5でも少々ゆったり気味で、踵は緩く羽根は閉じ気味であることがわかった。
これでコルクが沈んでくると、羽根は完全に閉じてしまうだろう。
羽根の閉じたプレーントゥは本当にカッコ悪い。

そこでもうひとつ下の7を試着したところ、今度は少々きつめで、小指辺りが当りそうな気配もある。
しかし羽根は十分に開いて、見た目は悪くない。
試着して少し時間が経ったら、まあまあのフィッティングになってきた。
経験上エドモンズは変化が大きめに出るという印象がある。
7Eで何とかいけるだろうと判断した。

実際に履いて歩いてみると、やはり最初はけっこうきつい。
踵はエドモンズとしては珍しいほどよくホールドされるが、サイドからトゥにかけてはグッと締め付けてくる。
そのまま我慢して歩いていると、2、3時間も経った頃には、案の定少し馴染んできた。

それでも親指の付け根部分が少し痛い。
グッと曲げると、皺の寄ったアッパーが食い込んでくる。
ガラスレザーなので、伸びには限界があるようだ。
その部分に内側からクリームを塗り込み、さらには柔軟化スプレーなどかけて様子を見ている。

プレーントゥの靴は、なぜかガラスレザーを使ったものが多い。
恐らくオールデンのコードバンの990を意識しているのだろう。
表面に人工的に艶をつけたガラスレザーは、革本来の魅力には乏しく、高価なコードバンの代用品として扱われることが多い。

これはお店の別注品であるが、バーガンディとブラックを用意しているところを見ても、やはりオールデンを意識しているとしか思えない。
どうしても、プアマンズ・オールデンなのかな・・という見方になってしまう。
もっとも扱いにくいコードバンとは違い、雨の日にも使える実用的な靴でもあるのだ。

しかし円安で靴の価格が上がると、ガラスレザーとはいえ、けっして馬鹿に出来ない価格になってしまう。
程なく数年前のコードバンと同じ価格に到達しそうである。
コードバン自体が、もはや幻になりつつあるのだ。(そもそも農耕馬が世の中に何頭いるのか)
今後は、光沢のある革はガラスレザーしか手に入らない、という時代になるかもしれない。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )