COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
暑い!
D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
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今日は暑かった・・・
それしか言いようが無い。
ロイド・フットウェアのM7242B。
ブラック・カーフ・チェルシー・ブーツ。
サイズは7。
ずっと以前より、サイドゴアブーツが欲しかった。
これだけ靴がありながら、持っていない靴のひとつであった。
サイドゴアブーツは、とてもスタイリッシュである。
1枚につながった革の面積が大きいところも、革好きにとっては魅力である。
過去に店頭で何度となく手にとって見ていた。
そのため、セールで安く出たのを見つけた時は、即座に購入を決意した。
少し傷があって返品されたものであったが、例によって「一度使えば同じ」というレベルで、僕はまったく気にしない(笑)
初めてのサイドゴアということもあり、なぜか嬉しくてドキドキした。
ロイドからは、同じサイドゴアブーツで、ダイナイトソールのものも出ている。
そちらは別のシリーズで、製造元が違うため内部の構造や素材も違うと言う。
比べてみると、こちらのM7242はトゥの形状がスクエアになっている。
実はダイナイトソールのモデルの方が、雨にも強そうでよかったのだが、足に合うサイズがセール品に無かった。
まあ、こちらのMシリーズでも十分に満足である。
サイドゴアブーツとは、文字通りサイド部分にゴム製のまち(ゴア)のあるブーツである。
もともとはヴィクトリア女王のためにロンドンの靴店が考えたものだという。
そのため本来はフォーマルな使われ方をされていた。
それが1960年代にビートルズやローリングストーンズによって使われ、チェルシーブーツの名前で一気に広まった。
サイドゴアブーツはサイズの選定が難しい。
紐で留めるわけではなく、ゴムで押さえるだけなので、フィッティングにシビアなのだ。
足がある程度きれいに収まってくれないと固定できない。
お店では最初サイズ7.5を試着して、少し緩いがこれでいいかなと思ったが、いざ歩いてみると踵が浮く。
ひとつ下のサイズ7だと、少々きつめで痛くなりそうな予感・・・
ところが再度7.5を履いてみると、今度はぶかぶかに思えてしまう。
難しいところであったが、サイズ7が適切だというロイドの店員さんのアドバイスに従うことにした。
指先の捨て寸さえしっかり確保できていれば、後はコルクの沈み込みで、使っていくうちにフィットしてくるという。
同店は正統派で、きつめのフィッティングを勧めてくるので有名であるが、言われる事は正しい。
おろす前に自宅の部屋で履いてみたが、やはりちょっときつい。
そのままうろうろしていると、少しずつ足に馴染んできて、締め付けられるような感触が薄らいできた。
これなら何とかいけるかもしれない。
サイドゴアブーツは、紐を結ぶ必要が無いので、着脱が楽である。
履く時は足先を入れて、後ろのブーツストラップを引っ張り上げてやればいい。
ゴム部分が伸び縮みして、踵にするりと革が被さる。
非常に楽ちんで、この扱いやすさに病み付きになる人もいるという。
実際に履いて外出してみた。
やはり幅方向が少し締め付けられる。
踵はわずかに緩めだが、まあ実用の範囲。
ロイドフットウェアの製品は、日本人に合わせた木型を使用して英国のメーカーが製造しているが、僕の足の形が日本人の標準から外れているのだ。
皮肉なことにレザーソールであることが幸いしており、少々きつめでも、しなやかに曲がるために何とか履けてしまう。
より硬めのラバー系ソールだと、こうはいかなかったかもしれない。
僕は午後の方が足が小さくなることもあり、夕刻頃にはほどよい大きさに感じられるようになった。
完全に馴染むまでには、もう少し時間がかかりそうだが、ズックみたいに簡単に履けて、なるほどこれは病み付きになりそうなブーツである。
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