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D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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マイクロソフトより次期OS Windows10の提供が近く始まる。
それに際し、Windows7やWindows8.1を搭載したパソコンを対象とした、無料アップグレードが行われるという。
その予約受付が開始された。

ところが、会社で使用しているあるソフトのメーカーから、このアップグレードをしないように、という通達が来た。
それも緊急のメールとして届いた。
メーカーから直接届くメールは初めてで、しかも慌てたような口ぶりなので、最初は何事かと思った。

要はソフトが確実に動くかどうかわからない環境に、勝手に変更しないで欲しいという事だ。
今までだったら、新しいOSが出ても、しばらく様子を見る、という人が多かったはずだ。
だが今回は料金がかからないということで、喜んでアップグレードしてしまう人が続出すると考えたのだろう。

確かにこれは恐ろしいことである。
ソフトの種類によっては、会社の業務がストップしてしまうことも考えられる。
不用意にアップグレードすることで、甚大な被害を被る可能性もあるのだ。

そのメールによると、現在Windows10環境下でのソフトの動作を検証しているところだという。
実際パソコンの機種によっては、ドライバ等の関係でアップグレードが上手くいかない例が出ているという。
またプリンタ等の周辺機器のメーカーも、それぞれ検証しているところで、まだ結果は出揃っていないようだ。

すでにアップグレードの予約を申し込んでしまった人もいるだろう。
そのメールでは、予約してしまった人のために、予約の取り消し方法の手順まで細かく記載されていた。
どうしてもアップグレードだけはして欲しくない、ということだ(笑)
無料にすることで、かえって予想外の問題が出てしまったようだ。
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