眠れない夜


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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いつものドラマを見ているうちに、妙に眠くなってきた。
椅子の上で何度も体勢を変えて、眠気に負けないよう頑張った。
何とか見終わったが、もう眠くて仕方が無くて、寝室に行きベッドの上に寝転がった。

起こされた時、最初は朝が来たのかと思った。
ちょっとベッドに横になった、その続きなのだと、気付くまでに時間がかかった。
グッスリと寝入ったため、感覚が一度リセットされてしまったようだ。

2時間ほど寝たか・・・
中途半端な目覚めなので、気分が優れない。
ふらふらと立ち上がり、半分目が開かない状態で風呂に入り、パソコンの前に座った。
やり残した仕事があったのだ。

それがいけなかった。
パソコンに向かっているうちに、目が冴えてきた。
日中より、頭がはっきりしているほどだ。

案の定、それから眠れなくなった。
比較的寝つきのいい僕であるが、今日はまったく眠れない。
まともに罠にはまってしまった。

一定以上深く眠ると、その後眠気は吹き飛んでしまうのだろうか?
うたた寝をしても、ぼんやりとした状態を保ったまま寝床につけば、睡眠に戻れる場合もある。
今回はパソコンに向かったがために、完全に目が覚めてしまった。

いつか書いたが、眠れない時は思い切って起きてしまい、頭を使わない単純作業をすれば、ほどなくまた眠くなると読んだことがある。
その際お勧めの作業として、靴磨きがあげられていたので、よく覚えているのだ。
やってはいけない作業の代表がパソコンで、今回はそのタブーを破ってしまった。

布団の中で、身体を右に向けたり左に向けたり・・・
枕の高さを変えてみたり・・・
今何時だろうと時計を見ると、午前3時を過ぎている。
6時前には起きなければならないのに・・・

あれこれと、いろいろな事を考える。
ふと、今自分の考えていることを分析してみる。
まだ論理的だ。
ということは、眠ってはいないということだ。
内容が滅茶苦茶であったり、記憶がどんどん消えていくようなら、睡眠に入りつつある、ということだ。

とはいえ、境目ははっきりわからなかった。
そろそろ考えが非論理的になってきたのは覚えている。
これは睡眠に入れるかな・・・
と思っているうちに、眠ってしまったようだ。

遠くで鳴っている電子音を聞いていた。
何の音だろう・・・
あ・・・目覚ましだ。
手を伸ばして音を止める。
5時40分・・・
ちぇっ、起きる時間だ。
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