レーダー探知機


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

自動車のインパネにレーダー探知機が置いてある。
以前遠出した際に、取締りが危ないと思い、近所のオートバックスで買ってきたものだ。
一つ古い世代のモデルだが、ワゴンに積んで安売りしていた。
価格は半額以下と安かったが、まあまあの性能の機種である。

レーダー探知機といっても、衛星から自分の位置を測位するGPS機能も入っている。
画面こそ小さいが、現在位置を表す地図を表示する事が出来る。
GPS機能の入っていない、もっと安いものでいいと言ったのだが、今時測位情報の無いレーダー探知機なんて使い物にならないと、お店の人に言われた。
この世界も進化しているのだ。

ところで、車の方にも最初からナビゲーションが付いている。
そちらの方が画面が大きくて、インパネの中央にドーンと設置されている。
その隣にレーダー探知機の小さい画面がちょこんと並ぶ形になる。

二つの画面で地図を表示すると、非常に鬱陶しい。
レーダー探知機のほうは、地図以外にも待受画面が用意されているので、そちらに切り替えたくなる。
衛星の受信状態や、車の水平、車体へのGのかかり具合などである。
しかし画像がキラキラ派手に光って動き回り、いかにも安っぽい。

結局一番シンプルな時刻表示の画面を選んだ。
画面に時計の文字盤が出て、秒針がゆっくりと回っている。
その横に日付と曜日が表示される、落ち着いた画面である。
衛星から得た情報なので、時刻は非常に正確で、意外に便利なのだ。
(考えてみたら、こんなに安いレーダー探知機にもGPSの受信装置が入っているのに、GPS時計は何であんなに高いのだろう)

ところでこの文字盤だが、秒針の動きを見ると、これがスイープ運針をしているのだ。
スーッと滑らかに動いていく。
ほう、機械式か・・と思ってみていると、なぜか長針のほうは動かない。
秒針がゼロを指した時に、カチッとひとつ動く。

何で秒針はスイープ運針なのに長針はステップ運針なの??
詰めが甘いぞ!
運転していても、それが気になって仕方が無い(笑)
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