マクロテスト継続


NIKON 1 V1 + FT1 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
(35mm判換算で約284mmに相当)

大きな画像

実は明日から出張だ。
来週は時間が取れそうにないので、今日もNIKON 1のテストを行った。

もっとも日光で撮った写真も山のように溜まっている。
昨年ライカX1で撮った写真もたくさんある。
全部載せる前にD4の発売日がきてしまう(笑)

マクロレンズをテストしようと、例によって真冬の昆虫撮影に行ってきた。
最初は200mmF4マクロを持っていくつもりであったが、気が変わってAFの効くAF-S105mmF2.8にした。
重いのでレンズは1本だけにして、2型の一脚を持って行った。

しかし少し甘かったかもしれない。
284mm相当のマクロというと、一脚程度で安易に撮れるものではない。
三脚でがっしり固定したいところだが、被写体が動き回るマクロ撮影ではそうもいかない。
度を越した焦点距離のマクロレンズは、非常に使いにくいことがわかった。



実際にはAFはほとんど使わないので、AF-Sのレンズである必要はなかった。
NIKON 1の機能であるエレクトロニックシャッターによる高速連続撮影(60枚/秒)を試してみたが、無音で作動するので、いつシャッターが切れているのかわからない。
シャッターボタンから指を離しても、しばらくSDカードに書き込んでいるので、どうやら作動したらしいことはわかる。
またこのモードではISO感度も自由に設定できないようだ。(いまだにマニュアルを読んでいない・笑)
連写を数回試したら、4GBのSDカードがいっぱいになってしまった。

撮った実感がないというのは、写真撮影では困るものである。
特に望遠レンズでの撮影は、銃の狙撃に似たところがある。
弾がいつ発射されたかわからないという事が、いかに気分が悪いものであるか・・・
しかも気をつけないと、手ブレ写真やピンボケ写真が1秒間に60枚も記録されることになる(笑)



今回程度の撮影では、何も60枚/秒も必要ないなと思った。
シャッターもメカニカルにして音を出した方が、撮ったという実感が伴っていいと感じた。
ただし、ちょっとコツが必要ではあるが、この高速連続撮影の機能をうまく使えば、昆虫の撮影に極めて有効な武器になり得るのは確かだ。

いい事ばかりではない。
やはり画像の中央部を拡大するというのは、クオリティがその分落ちるという事に他ならない。
色収差も2.7倍に拡大されることを知った(笑)
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