元日の出来事


NIKON 1 V1 + FT1 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
(35mm判換算で約284mmに相当)

大きな画像

1月1日元日の午後、奥日光の山の中でひとり撮影している時、大きめの地震に遭遇した。
しゃがんで三脚をセットしていたので、ズシンと来たのがもろにわかった。
地鳴りも少し聞こえた。

自然の中で地震に遭遇すると、街中とは違う恐怖を感じる。
周囲を非常に危険な要素が取り巻き、それが人間の力では対抗できない強大なものであるからだ。
特にこの時は、巨大な滝の落ち口にいた(笑)
予想できないことが起こる可能性があり、周りを見回して警戒する。

地震は程なく治まったが、揺れ方に不吉なものを感じ、ホテルにいるMrs.COLKIDに電話をした。
大きいのが、どこかで起きた可能性もあると思ったのだ。
しかし今のところ、そのような情報は入っていないという。

最近になって、その時に原発にまた何か発生したのではないかという噂が出ている。
1日のセシウム降下量が一気に増加したというのだ。
マスコミはまったく騒がないが、ネット上では一部で警戒情報が出ている。

いずれにしても僕の住む地域は、将来あと3回大きな地震に見舞われるという。
房総沖、首都直下型、東海である。
それ以外にも、日本が全国規模で津波に襲われる地震が控えている。
原発を順次止めているのは、そうなることがわかっているからかもしれない。



今日の時計ベルト。
モレラートのパーチのブルーをグランドセイコーに付けた。
以前ブロス社のものを紹介したが、スズキ類の淡水魚パーチの皮革を使用したベルトである。
モレラートのモデルは製造中止なのか在庫はどこにも無いようだが、たまたま都内のお店で店頭に飾ってあったものを買った。

ブロス社の製品が油絵の表面のような艶のある質感であったのに対し、モレラートのパーチは艶消しで、カサカサとしたパイ生地に似た不思議な外観を持つ。
表面が少し剥がれて毛羽立っているのが、また面白い。

グランドセイコーにはブルー系のベルトもいけると踏んで購入した。
しかし付けてみると少しポップ過ぎる感じで、今ひとつ落ち着きに欠ける。
これに合った服装をうまく選べば案外いけるのだろうが、同じブルーでもより大人っぽいネイビー系のベルトが欲しくなる。

手持ちのグランドセイコー・クオーツは、少し茶色味のある光を放つ文字盤が、良くも悪くも支配的な力を持つようだ。
これがもし普通のシルバーであれば、より幅広いベルトにマッチするだろう。
品質感を強く主張する文字盤は、生真面目で融通の利かないキャラクターを連想させる。
下手なベルトを組み合わせると、文字盤が拒絶しているように見える(笑)

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )