お休みの日


NIKON 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8

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久しぶりにのんびりと9時過ぎまで寝ていた。
寝すぎというのも体によくない。
途中で頭が痛くなって起きた。

夕方まで家でだらだらしていた。
外は曇りで、写真を撮りに出る意欲は湧かない。

日が暮れかけてから、ふらりとアメ横に行ってみた。
こんな時間になってから行く人は少なく、電車はがらがらだった。

中古店などを覘き、古い時計を見せてもらう。
それから秋葉原に行って、ヨドバシアキバも覘いたが、結局何も買わずに帰ってきた。

何もしなかったに等しい日曜日。
まあ今日はお休みの日だ。



今日の時計ベルト。
グランドセイコーにヒルシュの「テジュー・ロイヤル・マット」のブラウンを付けた。
国内で安く売られているのを購入した。(そういうのばっかし・笑)

ヒルシュは言わずと知れたオーストリアの老舗メーカーで、ここでも何度も取り上げている。
フランスの御三家とはまた別の方向を向いており、非常に存在感がある。
製品はオリジナリティに富み、他社には見られない独自性を持っている。
御三家の製品が「高級な手工芸品」の趣が強いのに対し、ヒルシュの製品には規格に基づきかっちりと作られた「高度な工業製品」のイメージがある。



同社でとかげの革を使ったモデルは、このモデル以外にも艶のある「テジュー・ロイヤル」や、より薄く作られた安価な「テジュー」などがある。
ただし本国のサイトには載っていないものもあり、日本で売られているものが半ヘリ返し仕上げが多いことを考えると、日本向けに耐汗性能などを意識して作られている可能性もある。
モレラートなども欧米でしか手に入らないモデルが多いのを見ると、気候の違いからそのまま日本に持ってきても通用しないのかもしれない。
そう考えると日本もアジアの僻地にある国なのだなと思う。

ヒルシュの製品は、先端技術と職人技の融合といわれている。
確かに高品質で隙が無く、自作で太刀打ちできるレベルではないため、自分でも作ってみようか・・という気持ちが誘発されることはない。
ある意味では、かっちり作られすぎているところが欠点でもあり、趣味性にはいささか欠けているかもしれない。
またキャメルグレインのような安価なシリーズも規格に基づいて丁寧に作られているので、かえって高級なシリーズとの差別化が薄れているように感じる。
ただしユーザーにとっては、御三家よりかなり安価であるし、申し分のない製品であるのは確かだ。



ロンジンのクオーツにも付けてみた。
こっちの方が合っているようだ。

ご存知の通り時計ベルトは、時計によって合う合わないが激しく、実際に付けてみないとわからないことが多い。
時計バンド・コーディネーターとしては、あらゆる種類のベルトと、サイズごとに色違いの時計を保有する必要がある。
あくまで時計ベルトが主役であり、時計はいうなれば付属品に過ぎないのである(笑)
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