テスト中

NIKON 1にマウントアダプターFT1を付けて、Fマウントレンズを装着するテストをしてみた。
テストは奥日光で行った。

レンズはAF-Sニッコールの24mmF1.4G、35mmF1.4G、85mmF1.4Gを持っていった。
マウントアダプターFT1を介すると、2.7倍の焦点距離に相当する画角になるので、それぞれ約65mm、95mm、230mmに相当するレンズになる。
またNIKON 1に付属の1ニッコール10mmF2.8レンズは、35mm換算で27mmに相当する。
参考までにD3XにAF-S24mmF1.4Gを付けて撮影した画像も載せておく。



テストはFT1下部を三脚で固定して行ったが、FT1を使用しない場合は多少位置がずれる。
絞りはF5.6で統一し、絞り優先オートで撮影したが、画角の違いもさることながら、自然界の明るさが刻々と変化していくため、シャッター速度はそのたびに変わった。
あまり厳密とは言えないが、画質がどうなるか見てみたかっただけなので、今回はそれでよしとした。
途中から夕陽が強く射してしまったので、D3Xの写真のみホワイトバランスも調整した。
フォーカシングはカメラのAF(シングルポイント)を利用した。

シャープネスなどの処理はすべて統一してある。
またD3Xの写真も含めてピクチャーコントロールはスタンダードに統一したが、いつもはニュートラルをベースにしているので、通常ここに載せている写真より、少し派手めに仕上がっていると思う。

このようにNIKON 1に不釣合いな大きさのFマウントのレンズを付けて撮影することに、どのような利用価値があるのか、正直なところよくわからない。
超望遠のように極端なレンズを組み合わせて、異次元の体験をするのは面白いと思うが、その場合ブレ対策はかなり大変で、気楽に撮影するわけにもいかない。
レンズの重さがアンバランスなので、迂闊にボディ側を持つと破壊する可能性もある。



NIKON 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8
(35mm判換算で27mmに相当)

大きな画像




NIKON 1 V1 + FT1 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
(35mm判換算で約65mmに相当)

大きな画像




NIKON 1 V1 + FT1 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
(35mm判換算で約95mmに相当)

大きな画像




NIKON 1 V1 + FT1 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
(35mm判換算で約230mmに相当)

大きな画像



D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

大きな画像
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