長崎三日目・帰宅


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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夕方の飛行機で帰宅した。
やはり東京の方が暑い。
今日の長崎は雨が激しく降り、気温も低めだった。
夜は精霊流しだったが、それは見ないで帰ってきた。

腰痛が酷くて、今回はかなり苦労した。
重いカメラの機材を持って歩いたこともあるが、坂を上り下りしたのも大きい。
特に下りが腰に応えるようだ。
雨に濡れて冷やしたのも原因のひとつかもしれない。

途中で試しに頭痛薬を飲んでみたら、それが効いたのか、だいぶ楽になった。
今は帰宅してのんびりしているので、ほとんど治ってしまった。

今朝はホテルの近所を軽く散策。
古い洋館などを見て回った。
その後、出島を見学に行った。
既に半世紀にも渡るプロジェクトで、19世紀初頭の出島を、建物があったその場所に再現している最中だという。
これは非常に見応えがあった。

今回は吉村昭氏の「ふぉん・しいほるとの娘」をある程度意識した旅行であった。
シーボルトの妻である其扇がいたという丸山町の花月で食事をとり、鳴滝のシーボルト記念館を見学し、今日は再現途中の出島に行った。
小説で知っている人々の息遣いがリアルに感じられるようで、非常に有意義な旅行であった。
またグラバーに関しても、以前より日光関連で親しみがあり、邸宅の見学もなかなか楽しむことができた。

どうも観光旅行というのは苦手だが、あらかじめ知識があると充実度が全然違う。
こういうわくわくするような旅行なら、何度でも行ってみたい。
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