路面電車


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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長崎の市内は路面電車網が発達している。
当初はタクシーで移動していたが、お金がかかって仕方がないので、途中から路面電車を活用することにした。

4つの系統の路線が、市の中心部の道路に沿って延びている。
角度のきつい坂が多い町なので、その谷間の平らな部分を走っているのだ。
路線は初めて利用する者にもわかりやすく、番号通りの電車に乗れば目的地に着く。

料金は120円均一。
我々は一日乗車券を購入したため、運転手にチケットを見せるだけで、何度でも自由に乗り降りすることができた。
ただし一日乗車券は500円するため、かなり頻繁に利用しないと元が取れない。

電車は大きな道の中央部を走っているため、電車に乗るためには道路を横断してホームに辿り着かなければならない。
信号の変わる微妙なタイミングを見計らう必要がある。
また市内を走行する自動車も、路面電車の走る道では多少の技術が必要だろう。
都内でも王子などで都電が走っているが、免許とりたての頃、走る都電の前に出てしまい警笛を鳴らされたことがある。

雨が強く降ってきて、何度となく駅の狭い屋根の下で、雨宿りしながら電車を待った。
なかなか風情のあるものだ。

しかし路面電車では平地しか移動できないので、坂の上にある目的地まで、駅からけっこうな距離を歩かなければならない。
特に今回は僕が腰痛に苦しんでいたので、見かねたMrs.COLKIDが、時々タクシーの利用を許してくれた。
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