酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

予想はフレンチで~凱旋門賞&スプリンターズS

2006-09-30 00:15:03 | 競馬
 10月1日、スプリンターズSで秋のGⅠシリーズが開幕する。ファンの目は昼より夜、凱旋門賞に挑むディープインパクトに注がれているようだ。

 「武豊TV!」で武と福永は、メディアの楽観論に釘を刺していた。ロンシャンでは大レース前に散水することもあり、より力の要る馬場になる。凱旋門賞上位馬がスピード仕様のJCで惨敗するケースを何度も目にしたが、逆もまた真で、ディープの鬼脚が重い馬場に削がれる可能性だってある。

 メーンディッシュ(凱旋門賞)は俄かナショナリストとしてディープを応援するが、本来は国際親善のコスモポリタンだ。前菜(スプリンターズS)は時間差のお返しで、遠征馬に花を持たせたい。サイレントウィットネスとベンバウンは本調子ではないとみて消すが、前走(セントウルS2着)で足慣らしをしたテイクオーバーターゲットは、2㌔減でもあり買わざるをえない。実績馬レザークにも頑張ってもらおう。

 迎え撃つ日本勢だが、上位人気が予想されるオレハマッテルゼとシーズトウショウは消すことにした。オレハは万全の態勢とは思えないし、シーズはセントウルSを12㌔減で圧勝した反動が出るとみた。狙うのは凱旋門賞絡みでシンボリエスケープだ。シンボリ牧場は早くから欧州に目を向け、スピードシンボリ、シリウスシンボリを凱旋門賞に出走させている。鞍上の蛯名は武と競馬学校同期生で、エルコンドルパサーとのコンビで凱旋門賞2着と大健闘した。凱旋門賞と縁が深い人馬に期待したい。日本馬でもう1頭挙げれば、使い減りしない健康熟女チアフルスマイルだ。

 結論。◎⑬テイクオーバーターゲット、○③レザーク、▲⑫シンボリエスケープ、△⑯チアフルスマイル。馬連と3連複は4頭ボックス、3連単は⑬1頭軸で<⑬・③・⑫><⑬・③・⑫・⑯><⑬・③・⑫・⑯>の14点。

 馬券を外しても、ディープがテイクオーバーターゲット(目標奪取)してくれたら文句はない。真性ナショナリストの安倍新首相のこと、ディープが凱旋門賞を制したら、人間以外に初の国民栄誉賞を授与することは確実……、なーんてありえない話だが、それぐらいのユーモアが欲しいものである。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「孤独な破壊者」~小泉人気... | トップ | 「ベルリン、僕らの革命」 »

コメントを投稿

競馬」カテゴリの最新記事