つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

留学生交流会

2016-02-13 | ボランティア

 一昨日、岐阜大学に留学している学生をWFWP事務所に招待し、交流会を開催しました。昨年弁論大会に出場した人を中心に、五人。国別では、ベトナム三人、タイ、インドネシア各一人。お抹茶、コーヒー、ケーキで楽しく歓談し、あっという間の二時間半でした。この日は事務所にひな飾りを持ち込み、雰囲気を変えてみました。

 ベトナムの三人は、ベトナム戦争のことは、一日も早く忘れたいように感じました。祖父母の代のことであるし、傷が深すぎだったこともあるのでしょう。インドネシアのポニーさんは、20年ぶりの来日。高校生の時、大阪に滞在。その時体験したので、お抹茶は20年ぶりと言うことでした。既婚者です。タイのチャニダさんも結婚して子供がいます。国に夫と子供を残して留学。彼女は行動派で富士登山も体験。日本一の山を登りたくて・・・

 ベトナムの二人の男子学生はそれぞれ工学部と農学部に在籍。大学院で日本の進んだ技術を学んでいます。東日本大震災での日本の復興の速さに驚き、建築技術を学びたかったので・・・それと、日本の進んだ農業技術を母国に伝えたいとか・・・岐阜の柿があまりにも美味しいので、母国に苗を植え広めたいそうです。

 

右から、タイ、インドネシア、ベトナムの3人

 

 

 

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奈良だより 128

2016-02-12 | 国内旅行
 昨日、奈良の前田さまから、珍しい東大寺二月堂のお水取りの先駆け行事の写真が、送られてきましたので、ご紹介します。以下はメール。
 
 「今奈良では東大寺二月堂のお水取りに先駆けて、「しあわせ回廊なら瑠璃絵」が開催され、春日大社・興福寺・東大寺を幻想的な「光の回廊」でつなぎ、美しく神秘的な瑠璃絵の世界を現出しています。(2月8日~14日18時~21時)各寺社は夜間拝観の実施や建物のライトアップを行い、浮き雲園地ではLED電球を使った瑠璃絵の世界を演出しています。東大寺では南大門の金剛力士像・大仏殿のライトアップのほか、大仏殿前の国宝八角灯篭の点灯、大仏殿観相窓の開扉が行われ、中門の外からですが、大仏様のお顔が拝めます。
 
 添付写真①~②は春 日大社の灯篭③~⑥はLED電球で彩られた瑠璃絵。⑦は大仏殿のライトアップ⑧は観相窓から拝める大仏様と手前は点灯された八角灯篭⑨~⑩は南大門の金剛力士像。」
 
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2016-02-11 | ボランティア

 ボランティアWFWPの事務所で誕生会を催して頂きました。2月生まれはMさんと二人。いくつになっても嬉しいものです。

 友人が、突然「今日を迎えて、漢字の一文字で心境を語ってください」と言うのです。とっさになぜか亡父が60年前に、よせがきに書いていた字を思い出しました。思わず、「恕」と答えていました。なぜ60年前の記憶が蘇ったのか分かりません。

 小学生だった私は意味も分からず、この文字だけ鮮明に覚えているのです。長い空白の後で、今思い出すのも不思議です。

 大学教授だった父は、穏便な人で怒ったことはありません。「恕」にふさわしい人でした。不肖の私がこの文字を挙げるのもおこがましいと思いつつ・・・

   

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あけび短歌会

2016-02-10 | 短歌

 加納高校創立100周年記念同窓会で隣席だった墨さんが歌人であったことから、以後、メール交換しています。このほど、所属される「あけび」から歌誌が贈られてきました。私も「月見草」を贈呈したので、交換ということになります。

 あけびの歴史も古く、創刊は大正十年。私の所属する「高嶺」が昭和3年ですから、更に古いです。驚くのは、長歌まで多くの会員が詠まれること。他の結社では全く見られません。ここに紹介したくても恐ろしく長いので、冒頭のSさんの歌に留めます。丈六とは、一丈六尺の仏像のこと。截金は、きりがねと読みます。散文もなかなかよくて、万葉集にまつわる思い出などは、歌人の興味をそそられます。

仰ぎみる丈六さんのほほゑみに包まれにけり母の忌の日を

墓詣で怠り来りし戒光寺護摩木に記す母の菩提を

丈六の長き袂に残りゐる薄らに青き截金の箔 

 

表紙は春の新宿御苑

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トップの人のミス?

2016-02-07 | 岐阜県

 信じられないことですが、世界農業遺産基金会長がイタリア語を間違えるなんて・・・自信がなければ英語にすればいいのに・・・このコラムを書いたG新聞の記者も、確かめないで記事を書いたのでしょう。「あゆ」はイタリア語で平穏を意味しません。イタリア語も堪能で、イタリアに長く滞在しておられた放送大学のY先生が言われました。

 イタリア語の終助詞は、オ、イ、エ、アのみでヤ、ユ、ヨはないそうです。

 多分どこかで誰かが聞き違えたのでしょう。辞書で調べたら、「平穏」のイタリア語は、Paceでした。記者も調べてから書くとよかったですね。子供が読んだら一生覚えているかもしれないから・・・

 世界農業遺産に長良川の鮎が認定されたのは、県民にとってうれしいことですが・・・下はG新聞のコラム。

 

追記;台湾南部高雄赴任中の次男一家は、今回のM6.4の地震に遭遇。真夜中の直下型の地震は、揺れかひどくて、とても怖かったそうです。高雄市は、台南市のような被害はなかったとか・・・3歳の孫娘は爆睡していたそうです。明日は旧正月。メールが来ました。

 

誕生祝いに頂いたゴンチャロフチョコ

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奈良だより 127

2016-02-04 | 国内旅行
  奈良の前田様から珍しいイベントのお便りがありましたので、紹介します。今年初めて催された奈良大立山まつりです。以下はメール。 
 
「奈良大立山まつり」は観光客が落ち込む冬場の観光の起爆剤として、奈良県が今年初めて企画し、世界の人々の無病息災や幸福・平和を祈るとして、1月29日から2月2日までの5日間にわり、奈良市の平城宮跡で開催されました。
 期間中は、県内の伝統文化とも言える、各地の芸能が披露されました。今回の祭りの目玉は、繊維強化プラスチック製で、増長天・広目天・持国天・多聞天をモチーフにした、高さ約7メートルの四基の大立山を、和太鼓の演奏に合わせて引き回すことでした。デザインは奈良県のマスコ ット「せんとくん」の生みの親で、彫刻家の薮内佐斗司東京芸術大学大学院教授が担当されました。
 今回の行事には賛否両論があり、「ねぶた祭り」の偽物などの批判もありましたが、目標の3万人を上回る人達が、県内外から来場されました。最終日の昨夜見物に出かけましたが、うっかりカメラを忘れ、スマホの撮影ですので十分な色彩がでていません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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中東の勉強会

2016-02-03 | ボランティア

 昨日は名古屋市のウィルあいちで開催された、WFWP主催の中東の勉強会に参加しました。講師は翻訳家の山崎先生。テレビで池上さんの話を聞いても、なかなか分かりにくい世界。ようやくアウトラインが掴め、なぜ分かりくいかも分かったと言うべきか・・・

 先生は、ヨーロッパとアジアを結ぶボスポラス海峡をフェリーで通われていた時期があったとか・・・2010年4月、トルコに行ったとき、海峡を遊覧したことを思い出しました。あの旅行で、今上映されている「海難1980」の元となっている和歌山県沖の海難事故のことを知りました。

 まずアラブの春の話題から・・・チュニジア、エジプト、リビア、イエメンでの独裁者が倒れるのに、シリアのアサド政権は違ったということ。

 シーア派とスンニ派が複雑に絡み合い収拾がつかなくなっていて、さらに米国とロシアまで介入し、悪くすれば全面戦争の心配もちらつきます。

 イスラムの原理主義は何にも妥協は許さず、永遠に解決はむつかしいように思われます。日本はそのようにならないのは、聖徳太子の時代に遡ります。「和を以て貴しとなす」と穏やかな思想。イスラム原理主義とはまるで違います。

 午後は、ヨルダンにボランティアとして派遣されていたIさんの報告。彼女の知人の家に突然ISが現れ、「ご主人はいるか」と問うのです。「いない」と答えると、「それでは代わりにお前を殺す」と言い、玄関で本当に殺してしまいました。子供たちはショックでトラウマ状態になり国外脱出。ISの人を物以下にしか見られない怖さが伝わる話です。

 10年前に読んだ、ハンチントンの「文明の衝突」という本を思い出した一日でした。

 

 

 

  

  イスラムのメッカ

シーア派とスンニ派の分布

  

  ヨルダン報告

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