つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

半田赤レンガ建物

2006-10-10 | 国内旅行
 愛知県知多半島の半田は、海路で江戸と繋がっていたため、早くから発展していました。この赤レンガ建物は明治31年に建立。キリン、サッポロ、アサヒ、エビスビールなどと共に日本では5つ目のビールメーカーとして、カブトビールが半田市に誕生しました。
 ビール製造には、長時間0度を保たねばならない工程があり、冷房のない時代、工夫が必要でした。煉瓦の厚さは1mのところもあるとか・・・
 しかし、やがてエビスとカブトの2社は廃業。エビスは、JR山の手線の恵比寿駅の発祥となり、カブトのこの建物は、一時コーンスターチ工場になったりしていましたが、今は閉鎖しています。危険なため年に数回しか中には入れません。(次は平成19年2月)
 煉瓦の積み方は、英国式。当時世界では、煉瓦積みの方式に英国式とフランス式があり、前者は堅牢、後者はおしゃれだけど軟弱だったとか・・・ここはデザインより強さを選んだようです。

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2 コメント

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カブトビールですか (ボクネン)
2006-10-10 20:50:40
酒が強くない(というか殆ど飲めない)口の私には耳に馴染みのない固有名詞です

ですが、こちらを拝見するに造り手の拘りは本物ですね

100cmの壁による断熱効果は相当のものでしょうし、煉瓦の誂えも本物志向ですから投資もかかったことでしょう

大手三社に追従するための「気迫」が伝わってきますよね

どんな味だったのでしょうか?



「酒にうるさい」家族に云わせると、エビスビールは最高級なんだそうですが、私は某社のスーパードライとキリンラガービールの差異さえも利き分ける自信がありません(笑)
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ボクネンさま (matsubara)
2006-10-10 22:58:42
実は私もこんなに近いところにいろいろあること知らなかったのです。

その頃、日清戦争や日露戦争があったので、勝ってカブトの緒をしめよ、というところがビール名の由来です。

その時代は、氷しかないので、厚い壁で断熱し、氷で冷やしていたそうです。

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