つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 151

2018-05-22 | 国内旅行

  前田さまからまた奈良だよりが届きました。もう151回を重ねます。こちらの新聞には載らない情報をいつも有り難く拝受しています。新沢千塚古墳群に行かれたようです。お住まい近くらしいです。前田様は、休憩所に掛け軸も展示されているようです。奈良は、遷都1300祭が8年前。その時ゆっくり見られたし、つい先ごろは放送大学研修旅行。また行きたくても、母がこのほど二度目の脳梗塞を起こし、毎日病院に行くことになり、遠出は出来なくなりました。以下はメール。

 「新沢千塚古墳群は橿原市の西南部【旧奈良県高市郡新沢村】川西町・一町・北越智町に所在し、総数約600基と言われ国史跡に指定されています。昭和30年代に、一町一帯の古墳群は農林省のパイロットファームの助成を受けてミカン畑に造成するため、発掘調査が行われ古墳は無くなりました。現在は川西町・北越智町にまたがり、300基余りの群集墳を対象に整備が進められています。新沢千塚古墳群は4世紀の終わりころから始まり、6世紀代に最盛期を迎え7世紀の初めころまで築造されたと考えられています。
 昭和50年代に奈良県の柳生出身者で哲学者の由良哲次氏が、新沢千塚古墳群の研究保存に、奈良県に1億円・橿原考古学研究所に3億円を寄付し、由良大和古代文化研究基金を設立されたことから、用地の買収から発掘調査、古墳群の整備と続いています。現在は県道北側部分の整備が終わり、南側部分の整備が進められています。すでに発掘調査の終わった北側部分では、126号墳の出土品が最も注目されその大部分は重要文化財に指定され、東京国立博物館に保管されています。古墳整備に伴って子供の遊び場を含む公園や、新沢千塚ふれあいの里農産物直売所等も設けられ、休憩スペースやトイレも設けられています。休憩所には作品展示スペースもあって地元住民が利用できるようになっています。5月~6月は私が借り受けて、手ぬぐいやハンカチを表装した掛け軸を展示しています。5月末には万葉歌碑等の拓本の掛け軸に展示替えする予定です。」
 
 
 
古墳公園                                 シルクの杜
 
 
 
橿原市博物館                                   126号墳
 
 
 
自生しているササユリ                               掛け軸の展示
 
 
新沢千里ふれあいの里
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする