つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

五縁展 2

2018-05-16 | 文化

 4月にご案内頂いていたのですが、名古屋で五縁展が昨日から開かれていますので、初日の昨日友人と出かけました。ギリシャ旅行で知り合った杉山御夫妻のお元気なお姿に久しぶりにお目にかかることが出来て、すてきな作品を拝見し、嬉しい一日でした。3年間で丹念に描きとどめられ公開されています。大和絵の美しさを再発見できました。。

 奥様は大和絵で、ご主人はボールペン画。ご夫婦が共通の趣味で、数年おきに展覧会を開かれています。この次の目標も定まっているようです。貝合わせの大和絵は別世界。徳川美術館で見たものを彷彿とさせます。宮中の七夕行事に使用されるつのだらいの絵に、乞巧奠の話題になり、平忠度の絵では、哀しい歌人の話題になり、時間が瞬く間に過ぎました。

 ボールペン画は、古建築の資料になるほどの細密画。岐阜市の加納町役場は、文化財として保存されると思っていたのに、もう取り壊されてしまいました。彼のこの作品によってしか見ることが出来ません。ある時は、名鉄に乗らないのにキップを買い、プラットフォームからしか見られない建物を駅のベンチで書かれたり・・・あらゆる所を歩きながら建物を探しておられます。近くの鮎鮨街道も歩かれたようです。隣町の笠松町にもけっこう古建築が残されていることを知りました。

 名古屋市民ギャラリーで、20日まで。

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貝合わせ                                   紫式部

 

乞巧奠                                 白い衣装に黒髪が印象的

平忠度

 

旧加納町役場                               名鉄加納駅のプラットフォームより

 

笠松町で                                  岐阜公園近くで

 大垣市 槌谷

コメント (2)
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