追い込みを可能にするμ空間
技術者の追い込み技術をどのようにデータ配置するのか。そこで考えたのはμ空間です。
技術者は仮説を立てて、実証していく。そのプロセスをどのように持ってくるか。人間の思考に合わせた、データの保管方法がなかったので、それをμ空間上の置く形にして。その時の位相空間の次元は無限です。
無限次元空間のイメージをなるべくカタチにしたかった。結果に対して、緒元をくっつけて、そのペアをひとつの要素として、その周辺に関連する実証結果を配置するカタチにした。
すべて、予測と実験とシミュレーションをかませる。特に実験データとのかますために、設計室と実験室をつなげた。データはいつでもグラフにすることができるようにした。コンポーネント技術者が何を考えて、何をしているかの思考パターンを分析して、それに合わせた。MATLABというシミュレーターも手に入ったので、それらを研究部に持って行って、つかわせるようなことも考えた。
コンピューターにしても、何しろ、発想豊かにしました。現在のようにエクセルしかない世界ではなく、グラフにしてもクリケットグラフとかデルタグラフなどのシミュレーションできるものを用意しました。
英国のコーヒーハウス文化をスタバに展開
スタバを新しいコミュニケーションの場にしたら、その次に、情報共有の場にしていく。昔のイギリスのコーヒーハウスです。当時は、コーヒーハウスに印刷物が必要だったけど、無線LANがあれば、何を見るかのパンフレットなり、インデックスがあれば十分です。皆はそのための端末を持っています。
モバイルだから、どこでもできるけど、敢えて、スタバでお互いがコミュニケーションする場にしていく。それとどこでも図書館が合体するようなカタチです。
いかにして、存在の力を、国民国家の次のカタチをどう作っていくのか。
25年前はやりたいことをやっていた
この最近、二つほど、25年前を思い出すことがあります。
一つはFISCO(富士スピードウェイ)です。FISCOを借り切って、ECUの挙動解析の関係で、レース用のエンジンのリアルタイム計測を行っていた。直線600mのデータをレースカーからとばしていた。
もう一つは、エンジンのシリンダー内の可視化です。アニメーションです。
エンジンの基本的な考え方で、制御に頼らない、素のいい、エンジン設計を作りたいという思いがありました。給排気シミュレーションで、マニフォールドの長さにより、空気の流れをスムーズにさせることを検討していた。
どの時点でガソリンを入れ込むのか、点火するのか、排ガスをいかに流すかがポイントです。そのためにシミュレーション結果を可視化した。スーパーチャージャーみたいなものもそこから出てきました。
こういったことは電気自動車になると、全て関係なくなり、制御一本になり、ノウハウがなくなります。自然に中に入り込んで、チューニングしていく世界からリニアな制御になっていく。
2サイクルでもって、いかに排気していくのか。燃やせばいいのではなく、いかにきれいに片づけるかの地道なテストです。
パラメーターセッティング
エンジンの3つの要素、ドラビリとエミッションと性能をいかにチューニングするかの人間の工夫です。パラメーターセッティングです。神様が地球創造でパラメーターを決めたように、生きていくためにはパラメーターが重要です。エンジンも同じです。
人間が生きてきたことは、地球原理で、後ろから追っていけるけど、エンジンの場合はそういうわけにはいきません。自然淘汰的にやっていくしかない。膨大な実験とそれから作られた空間が必要だということで、μ空間とつながりました。
ポスト国民国家
情報が国民国家を作り、プロパガンダが全体主義を作った。その轍を踏まないように、次は情報共有でポスト国民国家を作っていかないといけない。
技術者の追い込み技術をどのようにデータ配置するのか。そこで考えたのはμ空間です。
技術者は仮説を立てて、実証していく。そのプロセスをどのように持ってくるか。人間の思考に合わせた、データの保管方法がなかったので、それをμ空間上の置く形にして。その時の位相空間の次元は無限です。
無限次元空間のイメージをなるべくカタチにしたかった。結果に対して、緒元をくっつけて、そのペアをひとつの要素として、その周辺に関連する実証結果を配置するカタチにした。
すべて、予測と実験とシミュレーションをかませる。特に実験データとのかますために、設計室と実験室をつなげた。データはいつでもグラフにすることができるようにした。コンポーネント技術者が何を考えて、何をしているかの思考パターンを分析して、それに合わせた。MATLABというシミュレーターも手に入ったので、それらを研究部に持って行って、つかわせるようなことも考えた。
コンピューターにしても、何しろ、発想豊かにしました。現在のようにエクセルしかない世界ではなく、グラフにしてもクリケットグラフとかデルタグラフなどのシミュレーションできるものを用意しました。
英国のコーヒーハウス文化をスタバに展開
スタバを新しいコミュニケーションの場にしたら、その次に、情報共有の場にしていく。昔のイギリスのコーヒーハウスです。当時は、コーヒーハウスに印刷物が必要だったけど、無線LANがあれば、何を見るかのパンフレットなり、インデックスがあれば十分です。皆はそのための端末を持っています。
モバイルだから、どこでもできるけど、敢えて、スタバでお互いがコミュニケーションする場にしていく。それとどこでも図書館が合体するようなカタチです。
いかにして、存在の力を、国民国家の次のカタチをどう作っていくのか。
25年前はやりたいことをやっていた
この最近、二つほど、25年前を思い出すことがあります。
一つはFISCO(富士スピードウェイ)です。FISCOを借り切って、ECUの挙動解析の関係で、レース用のエンジンのリアルタイム計測を行っていた。直線600mのデータをレースカーからとばしていた。
もう一つは、エンジンのシリンダー内の可視化です。アニメーションです。
エンジンの基本的な考え方で、制御に頼らない、素のいい、エンジン設計を作りたいという思いがありました。給排気シミュレーションで、マニフォールドの長さにより、空気の流れをスムーズにさせることを検討していた。
どの時点でガソリンを入れ込むのか、点火するのか、排ガスをいかに流すかがポイントです。そのためにシミュレーション結果を可視化した。スーパーチャージャーみたいなものもそこから出てきました。
こういったことは電気自動車になると、全て関係なくなり、制御一本になり、ノウハウがなくなります。自然に中に入り込んで、チューニングしていく世界からリニアな制御になっていく。
2サイクルでもって、いかに排気していくのか。燃やせばいいのではなく、いかにきれいに片づけるかの地道なテストです。
パラメーターセッティング
エンジンの3つの要素、ドラビリとエミッションと性能をいかにチューニングするかの人間の工夫です。パラメーターセッティングです。神様が地球創造でパラメーターを決めたように、生きていくためにはパラメーターが重要です。エンジンも同じです。
人間が生きてきたことは、地球原理で、後ろから追っていけるけど、エンジンの場合はそういうわけにはいきません。自然淘汰的にやっていくしかない。膨大な実験とそれから作られた空間が必要だということで、μ空間とつながりました。
ポスト国民国家
情報が国民国家を作り、プロパガンダが全体主義を作った。その轍を踏まないように、次は情報共有でポスト国民国家を作っていかないといけない。