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確かにフィンランドで「青い光」を見ました

未唯へ。5時に起きて、お墓の草刈りに行きました。6時には、数組の家族が来ていました。お盆ですね。袋が一杯になったので、あとは明日にしました。

9時からスタバで、ブログの作成しました。10時過ぎに、バリスタのYUKさんが来たので、おしゃべり。来年の3月には就職です。それまで笑顔と大きな声で頑張ってください。

図書館に行って、予約しておいた本を受け取りました。『青い光が見えたから』916タカです。いい題名ですね。副題は「16歳のフィンランド留学記」です。小学4年生の時に読んだ「たのしいムーミン一家」に魅せられて、フィンランドの高校に留学することに決めた女性の留学記です。留学を決意させたのは、日本の中学での「自己否定の毎日」です。

エコットには小学4年生が環境学習に訪れます。感受性豊かな年なんですね。大事にしないと!

高校の所在地がなんと「ロヴァニエミ」です。私の憧れの図書館のある市です。作者へのコンタクトの手段を探したところ、ブログを見つけました。迷惑だと思ったけど、コメントを入れました。

コメント:
 やっと、辿り着きました。エリカさん、○○です。△△歳です。
 『10代をよりよく生きる読書案内』に『青い光が見えたから』の本の紹介があり、図書館に予約を入れておいたら、今日届きました。1年半遅れですね。だけど、辿り着いてよかった。
 さっそく、読みました。最後は泣けてきました。
 内容を見て、驚きました。留学でロヴァニエミに行かれたいたんですね!
 「青い光」のイメージはわかります。
 10年以上前に『白夜の国の図書館』で、ロヴァニエミ市立図書館の紹介があり、憧れていました。
 ラップランド戦争があり、破壊されたロヴァニエミの町。ア・アールとにより、再興された図書館があり、人口比で豊田市中央図書館(私の知の入り口)の10倍の人が訪れる図書館。すばらしいです。
 行くための算段をしたが、ヘルシンキ止まりでした。一回は仕事でノキアへ、2回目は環境学習でハメンリンナまで。その都度、出会いがあり、新しい世界が開けました。だけど、ロヴァニエミ市立図書館にはたどり着いていません。
 ロヴァニエミ市立図書館の情報があれば、教えてください。」

本は素晴らしいですね。この本は4月から590冊目、、200年4月からは9674冊目です。
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「未唯への手紙」の「社会」編の四巡目 新しい型 その3

(つづき)

色々な細かい仕事から発想していくことが必要です。それは私の役割ではなくて、そういうことが好きな人にやってもらいます。

市民活動のシナリオは「エコット」と「偶然」を使いながら、やれるところをやっていきます。エコットの目的はコミュニティつくりです。そのコミュニティが「サファイア循環」のGmLのフェーズで、どのように役立つかがポイントになります。その中の私の役割はファシリテーションです。これだけはハッキリしています。

社会のインターネットの世界では、Web2.0が叫ばれているけど、その意味を知っている人は少ないです。いかに個人を生かすのかです。個人の知恵をどう結び付けていくのかです。

決して、システム屋さんの遊び道具ではありません。これは簡単にできるものではありません。個人が安心して「発信できる場」を作るのは大変だし、変わると言っても、仕事をしながら変わることは大変なことです。

商売そのものが変わらないと、個人だけが変わるのは難しいです。幸いにも図書館のような例があるから、図書館2.0を意識すれば、イメージしやすいかもしれません。図書館は無料の「貸本屋」ではなく、文化そのものを維持していくための仕組みなんです。必要なら、図書館防衛隊とかも組織しないといけませんね。

そういうものから、新しい“型”の社会を作り出したいのです。原型は私の中にあります。

新しい“型”の社会の条件は、まず一つは開かれていることです。個人がいて、近傍があって、概念があって、空間が出来ていく。リーマンが自分の空間を作ったと同じように、そういう空間を作り出します。

そして、オープンな社会を変えていくという世界です。そこでは、監視とか管理というのは一部のローカルで行えばいいです。適当にやっておけばいいです。それよりもオープンにして、より大きなところを変えていくことです。その時は個人を生かす社会にしていくということ。

そのためには、近傍系から始まる数学モデルは非常に有効です。何しろ、数学は「サファイア循環」のGmLを18世紀に経験して、トポロジーという新しい数学を生み出しているのだから。

まだまだ、新しい“型”のためには色々なことを考えないといけません。数学、歴史、仕事などのジャンルでの経験を社会変革に活用していきましょう。
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「未唯への手紙」の「社会」編の四巡目 新しい型 その2

(つづき)

GmLにする手法はバックキャスティングです。エコットの企画分科会で「未来の暮らし」を提案しました。子どもは、将来何になるのか、それを社会活動のどこに位置付けていくのか、その職種と自分が持っている才能とか楽しみとつなげていかないといけません。将来から発想して、今何を始めるかを問うものです。

子どもを単に車好きにしても、ローカルに従属するだけになります。クルマが好きな子どもは将来、クルマに関わることで、社会での役割を果たしていけるようにします。人を助けるのが好きな人はNPO、教えるのが好きな子どもは教師を目指せばいいです。愛することが一番と思う子どもは何にでもなれます。それで社会をどう変えていくのかが重要なんです。

多様性を基にして、それをいかに生かしていくのか、という想像力がバックキャスティングです。今をどうしていくのかの行動につながります。

政治自体もバックキャスティングして、どういう社会を作っていくのか、そのためにはどういう政治を目指すのか、地域の政治と中央の政治の関係をどうしていくのかをGmLで位置づけしていけばいいです。

社会と言った時に、日本だけを考えるのかというと、もっと大きく考えましょう。世界の多様性を生かしながら、グローバルの資源をローカルが使い込んでいくことです。

私も、もっと世界を見たいし、感じたい。宝くじが当たるはずだから、それに備えていましょう。図書館の新刊書でもかなりのことは吸収できます。偶然に知り合った人とか情報を膨らませていけば、世界の隅々まで到達できます。

ギリシャのように過去の文明が栄えたところがどのように、再生していくのか、ドイツのように一度落ち込んで、地道に上がってきたところからも吸収しないといけません。EUも新しい形態を志向しています。米国も上層部以外は魅力にあふれています。

一番参考になるのはフィンランドです。彼らは新しい“型”を持っています。仕事の仕方一つとってみても彼らの仕事の仕方は非常に面白くなっています。必要な時に集まり、解決のために知恵を絞り、決まれば、それぞれの部署が動き出す仕組みを作り上げています。ピラミッド型の組織に依存していません。

新しい世界を作るのに必要なものは「共創」です。共に創るということです。共生とは違います。共創というのは、立体的に広がっているということです。単にアイデアを出すだけでなく、それぞれのアクションを行っていきます。これは「孤立と孤独」にもかなり、当てはまります。

(つづく)
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「未唯への手紙」の「社会」編の四巡目 新しい型 その1

未唯へ。社会の四巡目です。まとめとして、新しい“型”を提案していきます。

まずは、社会での環境問題の捉え方です。社会での今の旬は「環境問題」です。ちょっと前は違ったけど。個人としては、①小さな政府②市民参画③専門家をキーにして、世界を変えることにしていきます。日本とか、この会社を変える努力をして、それでやっていきましょうということです。

社会の捉え方は単に環境だけでなく、ローカルなサイクルとグローバルなサイクルでスパイラルな循環を手に入れます。ローカルからの参画としては、ローカルからグローバルに変わることのイメージをハッキリさせていきます。それで環境問題、人口問題、エネルギー問題を市民の立場からやっていくということです。新しい“型”を作るための準備です。

自分の中にそういうものを持っていきます。そのための進め方としては、『未唯への手紙』のシナリオをハッキリさせていきます。世の中で起こっていること、考えたことを全て、『未唯への手紙』の中に入れ込みます。偶然で起こっていることをこの中に入れていきます。かなりのことができるはずです。すべてを求めなくてもいいのです。それでも「すべてに」なっていく可能性は十分あります。それだけ、偶然というものは大きなものです。

個人として、新しい“型”を作るのに大きなものは、Global meets Local(GmL)です。これは、歴史について考えるとよくわかります。中国の農村部は自給自足社会から経済社会に巻き込まれて、困窮の中にいます。元に戻すのではなくて、ローカルを主体として、中国をどういう形で生きていけるようにするのかを考えていくと、新しい中国の姿が描けます。

私のGmLと感じているのは図書館のあり方です。最初から図書館に目を付けたのは、我ながらすばらしいです。具体的なイメージを最初からつかんできています。

それとSa-ポータルもGmlの大きなヒントをを与えてくれました。ここでやっていけば、カタチになっていきます。見えてきます。それで店舗の活性化が分かってくれば、他のものにも適用できます。これは数学で言うところのトポロジーの世界です。

GmLをするには、ファシリテーションが大きな役割をもっています。実際にファシリテーションしていくために何が必要かというと、私の場合は女性の存在です。

女性の存在がやる気にさせるし、女性が世の中の新しいカタチに導いてくれます。彼女らに共通しているのは、仕事への集中力です。あわせて、自由な発想で行動していくことです。これは男性には出来ていません。彼女らの笑顔が地球を救います。

(つづく)
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