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組織は個人の可能性の積集合だから、生涯学習が必要になる

未唯へ。今朝、8時くらいに元室長から電話がありました。明日、東北の元販売店の重役と会話をするので、東京に出てきませんか、というお誘い。

その元重役とは、話が合ったし、元室長にも話がしたかったので、即OKにしました。こういうめげた状態での偶然は「必然」として、行動しないといけない。ただし、執着してはいけない。これは私の経験則です。

私の席の左前にONOさんの様子を、この最近チェックしています。「次世代」のシステムの技術部分が彼のメインの業務になっているが、なかなかポイントに入れていないみたいです。

「次世代」の夢の部分よりも、組織のしがらみでなかなか、動けない状態のように見えます。

この部署の人は「将来」とか「夢」を語るのを難しくしている。こういう利権が絡む問題になると、さまざまな組織で分担を決めて、その部分を担当させるやり方にしています。一つの仕事を組織で分担するやり方です。これを「将来」構想を作る時に行おうとしています。

だから、あの部署を入れて、この部署を入れていきましょう、となります。入ってきた人も、全体の中のどの部分に機能すればよいかを一生懸命さぐります。「将来」とか「夢」とかを作り出すところで、「組織」を背負うことになります。

彼に言いたかったのは、個人の「夢」を先に作り出しなさい。その時に、組織ではなく、個人で考えなさい。組織の可能性よりも、個人の可能性の方が大きい。個人は作る人であり、使う人であり、組織よりも多くの経験を踏んでいる。組織には「恋愛」とか「生きる意味」とかは含まれていない。

組織はそういう人に可能性の積集合です。共通部分です。個人の可能性が増えれば、組織の可能性は増える。一人に人が参画しただけで、組織が変わります。私みたいな「宇宙人」の存在理由があるのは、そのためだし、大企業が存在でき、国が存在できるのも、個人の積集合から成り立っているからです。

これが、東富士のコンポーネント開発部署で学んだことであり、名古屋で私がやってきたことです。

ぜひ、「夢」は組織から与えられるものではなく、組織に与えるものにしてください。中間で跋扈している人たちは、危機感が取り除いてくれます。その時に、一気に「夢」をカタチにしていけばいいです。

ソニーとビックカメラから何の連絡もない。電話しよう。
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