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情報共有のポイントはユーザーグループです

未唯へ。販売店でのライブラリシステムが情報共有にいかに絡むかの設計をしています。数学的なモデルになりそうです。これが心にできた時の私は強いですよ。何にも負けません。

ライブラリの詳細設計に入っています。その詳細部分に、大きな考えを反映できるように確認しています。「全体が見える」ようにすると同時に、「説明できる」ようになっていれば、どんな大きなシステムでも使ってもらえる、という観点での確認です。

その結果として、皆が使っている風景が目に見えれば、どんな細かい仕様でも決定できます。これは東富士の時に習得しました。

電算部のシステム開発でユーザーの顔が見えなくて、お茶を始めた。道具を通して、心をつなぐという、日本の精神を習得した。それを東富士で仮説・実証した。技術者に絡んだ、コンピュータに使いこなし、一流の技術者の思考から、コンピュータを見切った。

そこで生まれたのが、「皆の思いを自分の思いに」「自分の思いを皆の思いに」「思いをカタチに」です。

自分ができたイメージさえ、しっかり描いていれば、どんな詳細な仕様でも応えることができるし、その理由をユーザーに説明できます。

今回のライブラリでチャレンジするのは、本当の情報共有のために、ユーザーグループでの「情報共有」を保証することです。

数学でいうと、組織(デカルト平面)の中に、個人(点)に対するユーザーグループ(近傍系)を作り出して、そこで安心して、お互いの意見をやりとりできるようにすること(位相)です。この部分(近傍系)が組織自体の構造を変えることになるということです。

やることは、少ないが、構造変化のキッカケになります。それも内側からのエネルギーを開放することで行うので、強力です。何しろ、全体が一気に変わってしまいます。

これは、技術部で達成したことと同じです。フィン欄で行われていることと同じです。その世界を目指します。

帰りのバスで、火曜日に録画した「宮崎駿の“ポニョ”密着300日」を見ていました。映画を観る前に見なくてよかった、というのが実感です。

17万枚の手書きの絵とか、母親への想いとかの先入観なしに見れてよかった。“ポニョ”の一途な思いは、シナリオで作られたものではなく、4年かかって、育ってきたものだということを後から聞けてよかった。
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