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枝廣淳子さんのホップ・ステップ・ジャンプ論の解釈

未唯へ。人の考え方を身につけるのは大変ですね。世の中はさほど真理が剥き出しになっていないし、多様になっているし、自分の意見を損得なしで話す人は本当に少ないです。

私が話を聞ける人は環境ジャーナリストの枝廣淳子さんです。彼女のロジックは面白いですね。相手によって、きっちり使い分けています。引き出しが豊富であり、同時通訳者の能力で、瞬間的に頭で組み立てて話し出します。一つのことを徹底的にマスターしてる人は応用が効きますね。

最近のダイアリーでは、「私に文句を言ってくる人がいます」と感情の起伏を見せています。私も言われたことがあります。気をつけよう。

この最近は、彼女のホップ・ステップ・ジャンプの論理を使わせてもらっています。環境問題に対しては、①「知ること」⇒②「行動すること」⇒③「伝えること」で考えようということです。この順番が面白いですね

 ①「知ること」
  自分の家庭から出ている二酸化炭素のうち、40%は電気なんですね。白熱電球ではなくて電球型蛍光灯、つまり省エネ電球に替えると、同じ明るさで二酸化炭素を減らせる。そういうことを知ることが第一段階です。

②{行動すること」
  実際にそれをやってみる。次に電球が切れたら電球型蛍光灯に替える。スーパーに行ったら、どこでその省エネ型電球を売っているか探してみる。

 ③{伝えること」
  「実際に自分は電球を替えてみたんだよ。そしたら、最初買うときはちょっと高くてびっくりしたけど、でも消費電力は5分の1で、寿命は10倍で、50倍もお得で、お財布にもやさしかった。だからあなたも、どう?」と。

エコットにしても、まずは「行動すること」になっている。「知ること」が難しいです。人の意見をそのまま言うのは「知ること」ではありません。さまざまな情報か、自分の頭で考えることです。

このロジックをサファイア循環に照らし合わせると、ローカル側のThink Locally⇒Act Locally⇒(Interpretation)に当てはまります。

表現されていないのは、現在、枝廣さんが政府とか市役所相手に行っているフェーズの部分です。Think Globally⇒Act Globally⇒(facilitation)です。

この部分も的確に表現していただくとありがたいですね。
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