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コンビニでのPBの戦略は間違っている

未唯へ。3時起きをまだ、続けています。8時までの詳細仕様確認会で、帰宅時間10時で、12時に就寝という最悪?のパターンを無事乗り越えました。それにしても効率の悪い検討会です。

会議では紙の資料での説明を受け付けなくなっています。ページを探してから、頭が立ち上がるまでの時間がかかりすぎます。すべて、右脳でのイメージ処理に任せています。膨大なデータからポイントが明確に理解できます。

朝食として、「フルーツグラノーラ」を試しています。セブン-イレブンのPBです。一食分(50g)で200Kcalです。牛乳をかけずに、時間をかけて、おやつ感覚で食べます。

バスに乗る直前のトイレをセブン-イレブンで借りています。10年前に行っていた、コンビニ研究を再開しました。商品・スタッフ・お客様の動向を見るものです。PB(プライベート・ブランド)の数の多さが気になります。小売業での商売、環境などに大きな影響を持ち始めています。

昨日のガイア夜明け「台頭するPB商品~“価格”をせいするのは誰か~」の内容をチェックしました。54分の放映内容を字幕一覧を使って、3分で内容を理解しました。本当にワンセグ・ウォークマンは“速読には”便利ですね。

大量仕入れ・全数買取が基本です。これは「売れる」ことが条件です。先行する商品は売り切れるかもしれないが、後続になるほど、きつくなります。本来は、「いいとこ取り」のコンビニ戦略に商品選択に制約が入ることになります。全数売れるまで、場所を占有させるというのは、コンビニの発想にはなかった。メーカーに競わせて、目新しさですり抜けていく戦略だからこそ、日商60万円を維持できてきた。

「ここにあるものが、お客様が必要なもの」をお客様のために選んできた、というスタンスから、お客様のために「作りました」になることが、セブン-イレブンが、PBをお客様に押し付けることになります。いくら自分たちが作ったとしても、全数買取になると、売れなきゃ捨てるしかないです。

弁当以外の商品も捨てるものが増えてきます。こうなると、コンビニ全体で、「フードバンク」(訳あり商品を集めて、食べることに不自由している人に無料提供するNPO)のような下流の仕組みまで作り込まないと、社会的責任を果たせなくなる。全体の系を設計してから、PBに取り込んでほしいものです。
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