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「未唯への手紙」の「社会」編の一巡目 社会の観察 その2

未唯へ。昨日の続きで、社会の観察の経緯です。

この広くて、混沌としている「社会」を分析するのは難しいけど、「複雑性」ではないけど、周辺から見ていけば、ヒントはつかめます。

次は「ケータイ」と社会との関係です。ケータイは女子高生の文化を引きずっています。本来はコミュニケーションの場を作って、社会を安定すべきツールが、個人単位でのバラバラな空間に分断されてしまった。密結合の不安定さに、疎の関係が引きずられています。疎の関係で、全体を安定したところで、密の関係を作り上げれば、多様な社会として安定するのに、残念です。

次の対象はマスメディアです。マスメディアが社会に及ぼす影響です。

最近は、NHKが環境問題を作り出そうとしています。大きな思い違いの上で、はしゃぎまわっている。市民からすると、怖い存在です。時間とか電波を独占するやり方に対抗できる武器はまだ与えられていません。

マスメディアは役に立たないことをキッチリ示さないといけません。テレビにしても、メディアとしての役割を主張しないで、政治の道具になっています。代わりになるもの作り出す必要があります。

テレビ番組は、完全に刷り込みの技術になっている。個人的には、ワンセグ・ウォークマンで情報のチェックを行える所に来たけど、ローカルでの発信までには至っていません。

観察することから始めた社会との接点ですが、社会に入り込むために、「出会い」を求めることにしました。私の「孤立と孤独」のなかの精神が、広い世界に行こうということです。社会というのは、いくら思いがあっても、個人レベルでは相手にされないことは分かっているけど。少し揺さぶってみます。

私を救ってくれるのは、いつも女性です。女性との関係で「出会い」を考えます。今あるものではなく、「どうしていくか」から、次の世界を考えることにしました。そこでの「偶然」のチェーンを信じていくことにしました。

40歳後半から、ボランティアを開始しました。デカルトに比べると本当に遅い旅立ちですね。

ボランティア活動では、「持続可能性」をキーワードにすることにしました。「持続可能性」というのはローカルから発想して、グローバルに行き、新しい形で、ローカルに戻る経路を通ります。自分というローカルから、社会との出会いというグローバルに向かいます。
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