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「未唯への手紙」の「数学」の四巡目 新しい数学 その

未唯へ。昨日に続いて、「新しい数学」に至る道を書きます。思考法を明確にアピールしていかないといけません。数学をやっている人はアピールが下手です。自分たちが素晴らしいことをやっていることを理解していません。そんなことをやって、外乱が増えることを警戒します。できたら、避けたいのです。自分たちの世界だけど十分なんです。
アピールしていかないと、世の中はどんどん悪くなっていきます。だから、アピールできるものにしないといけません。わかりやすくするのもそのためです。超アナログもそのためです。
こういうことを述べている本を探したけど、全然ありません。環境問題を経済でとらえるために、数学モデルを使うものもありますが、数学式を単に使っているだけです。それも見栄を張って、難しい式にしてあります。計算式がないと、数学ではないという、脅迫概念に囚われています。
四方教授から習った「数学」には数学式はなかった。インバリアントの考え方、数学とは何か、そのものを1年間やっていました。ほとんどの問題が解決するという自信ができた。だから、新しい数学を構築していきます。思考することを世の中に求めていくことになります。
幾何学は非常に役に立ちます。自分の世界から動けばいいです。複雑性は関係から、つながりから動けばいいです。
「新しい数学」の基本はサファイア循環、そのものです。循環が基本です。循環でありながら、スパイラルをなくす、ということが大きなポイントになります。
なぜ、そうしたかではなく、今、どうしようとしているのか、つぎにどうなるかを分かりやすく説明することができます。
それがいかに、実生活に近付いているかということ、この理論を本当にいろいろなところに適用できるかというところ、フィードバックするとか、新しい関係づけの言葉を皆にやっていくこと、それを理論化して、数学教室で普及していきましょう。
グローバルが変わるはずがありません。数学という巨大な世界。武器としては、偶然は未来を導くという概念、ActGloballyの先にThinkGloballyを先に取り出して、オープンしていくこと、数学の武器を使いこなすということ、哲学との融合を図っていくこと、哲学との昇華を実現することで、数学の式を使わずに、新しい数学をやっていくことには、数学教室がいるのかなとは思っています。
それを実現するには、デカルトの「方法序説」のように、生活規範が必要になります。安定した生活、邪魔されない生活をすると同時に、自分の中に常識というものを明確にして、それに従っていくふりをしていく。それまではそう言う形で逃げておくものです。そうしながら、全てを捨てて飛び出す覚悟をしておくこと、それをデカルトは述べている。
武器を一堂に集めるにはどうしたらいいのか、社会に役立つことをハッキリさせること本に表すこと、歴史観としてまとめる部分は「未唯への手紙」でおこなっていきます。
「新しい数学」の中身はできてはいないけど、一応これで中間報告とします。
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