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生きる希望は「愛の死のテーマ」ですか

未唯へ。歴史の中の感情を理解するのは、歴史以上に難しいかもしれません。

フィンランドとかバルト三国のロシアへの憎しみ、フィンランドとかトルコの日本への親しみ、韓国・中国と日本の間の双方向でない感情は将来の歴史をさまざまな方向に導きます。

「未唯への手紙」の中に、数学、歴史、社会というテーマを持っています。就職した時に、20・30代は数学、40代・50代は社会学、60代・70代は歴史学をすることに決めました。先が長くないので、歴史はもう始めています。

将来のシステム設計をするために、それらは必須の要素だと思っています。この会社では、過去の電算技術と管理と監視の電算部に頼っています。あたかもそこにあるようにイメージを作り出す人が必要です。

この主張を聞いてくれる人は、この会社にはいないけど、ぎりぎりのところで、思いのある人は、将来のシステムを多方面から考えている私の存在に気づくはずです。今は耐えています。「陽はまた昇る」のか。

将来にかかわる歴史の一つとして、トルコとギリシャの関係が気になっています。ヨーロッパとイスラムの間でふらつき始めているトルコ、古代の栄光と現代の間が抜けているギリシャの歴史。

ギリシャ在住のREIさんのブログのコメントで、ギリシャから見たトルコへの感情を教えてくれるように頼んだところ、今日メールが届きました。韓国から見た日本の感情がギリシャとトルコとの間を支配している。冷静に考えられるのは、在住の「日本人」ぐらいとのこと。

イスタンブールの海底トンネルを掘っているのも「日本人」です。もしかしたら、日本の世界に対する役割が歴史を作っていくような気がします。もっと、本を読まないと。それを元に聞けるようにしていかないと。私の思いを助けてくれるのは、いつも女性です。

朝、会社に行く時に、高層エレベータに乗りこんだときに、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死のテーマ」が時々、頭の中を流れます。そういう時は、ICレコーダのトリスタンは全曲入れ込んでいるので、その部分だけをリピートしながら、パソコンを打っています。なかなか気持ちが高ぶります。周りが一切見えない世界です。今の気分に合います。

ちなみに、完全に落ち込んでいる時は、「タンホイザー」の「巡礼の歌」です。こちらは救いのない愛です。このときはやばいです。
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