日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

桜の蕾

2006年12月23日 | 自然 季節


昨年は12月に雪が3回舞った。今年はまだみない。錦町府谷では積雪があった、とパソコン仲間の情報。早朝ウオーキングで感じる風は肌を刺す冷たさになり、時おりフードを被る。手袋は離せなくなった。でも15分程歩くと身体は暖かくなる。

県指定有形文化財の「岩国学校校舎」をご存知方は多いでしょう。
岩国学校は1870年岩国藩主吉川経幹が藩の青少年を教育するために現在地近くに新築翌年開校した。後に増築した3階は、屋根鋼板ぶき、アーチ窓、鎧戸付、しっくい大壁つくりの洋風で、1,2階の和風様式と異なる。電気の父藤岡市助、文豪国木田独歩らも学んだ(観光ボランティHP参照)。小学生時代この校舎は、音楽室、養護室、給食調理場などお世話になった。今は岩国学校資料館として公開されている。

校舎の側に横断歩道橋がある。利用する人は少ない。これを渡るとき見える岩国城とその側のロープウエイは観光地らしい情景だ。小学校の運動場で体操する児童の元気な姿が見える。

橋上の側に桜の木がある。春には柔らかな花びらに手で触ることができる。枯葉が1枚残っていた。曇り空を背にしたそれは「冬だ」と感じさせる。しかし、米粒より少し大きめの蕾が小枝の先に付いているのを知った。枯れ葉と別れたばかりなのに、もう春の準備に移っている。自然の営みとその仕組みの不思議さをあらため教えてくれた。

岩国学校の屋根と桜は良い組合せだ。春になったら鋼板ぶきの屋根と開花した桜を写してお目にかけよう。
(写真は蕾と岩国学校の屋根)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忘年と望年 | トップ | 結露と露 »

コメントを投稿

自然 季節」カテゴリの最新記事