日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

白梅が先行

2012年03月08日 | 地域
           

県立高校の入学試験が行われた。全体の倍率は1.22という。今年に限ったことではないが学科別では倍率2.5倍から0.4倍くらいまで巾広い。倍率が低いからといって全員が入学できるわけでもない。天気はまずまずだった。一生懸命に頑張った結果は1週間先に答えが出る。

近年、子どもの減少によって高校の統廃合が進められている。新年度からも何校かが新しい校名に変わる。その中の1校は新卒の採用で何年もお世話になった。TVニュースでその高校の廃校式の様子を見た。高台にあるその高校、進路指導教諭の真摯な姿と優秀な生徒の印象を思い出し、少し胸のつまる思いがした。

自分のころの高校入試はアチーブメントテストと呼んだ。この呼び方は1949(昭和24)年以降の高校入試で使われ始めた。いつから使われなくなったのだろう。全日制高校への進学率は公私立合わせても半数くらい。中卒の就業者は金の卵と呼ばれた。そうした人の多くが定時制高校で学んだ。そんな人を幾人も知っている。高校全入の今、たわいない思い出にすぎないだろう。

今年は遅れていた梅の開花、ようやくそれらしくなってきた。白梅が先行していたが紅梅もその姿を見せ始め春近しとなった。最新情報では錦帯橋の桜の開花予測が4月1日という。入学のころ満開になりそうだ。そうならなかった人も投げ出すことなく、新しい希望を見つけて進路を開いて欲しい。
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