「未来のために過去を知ろう」という、地区まちづくり協議会の呼びかけで地域についての勉強会が開かれた。この会のサポーターは市の都市計画課、募集も運営もサポーターで進行された。呼びかけにNHKのある番組で見るお叱りをもじって「町の歴史も知らないでそこのあなた ぼ~っと暮らしてんじゃないよ」とある。
岩国徴古館の学芸員がミステリーハンターと称しての講師。短い時間だったが中世・近世・近代に分けての話し、途中でグループワークもあり、初対面の参加者とあれやこれや話しながら作業を進める、参考になる楽しい時間だった。
10数年前に仲間と起こした「ご当地検定」の作業以降、地元についての関心が強まり、機会があれば耳を傾けていた。今回の勉強会は中世から始まり、大方が初めての内容で、それが近世から今に連なっている、改めて認識をした。ある豪族が地域に及ぼした多方面の動きも面白く、新しい事実も知った。手慣れたパワーポイントの駆使は理解を早めた。
ご当地検定の作業で「地元の名前の由来を知ることは郷土への理解を増す」、そんな秘話を聞いた。私の住んでいる地域はその昔「つつじが多く咲き乱れ、錦のごとく美しく見える景色ゆえ錦見(にしみ)」となったと図書館発行の書籍で読んでいたが、講師も同じ説明だった。グループワークの最後に「つつじを植えよう」と付箋に書きワークシートに残した。
(今日の575) デジタルじゃ無くても街は続いてた
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