日々のことを徒然に

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急げ耐震化工事

2010年07月22日 | 地域
           

学校が夏休みになり、通学の児童らのはじけるような声や、通学路安全サポーターさんの緑色のユニホームと呼び掛けの声もお休みにはいった。賑やかだった水泳プール周りの静かさが異変のようだ。

近くの小学校、休み前から校舎周辺で工事の準備が始まった。よくあることで、何の工事だろうくらいで済ませていた。しばらくして「耐震化工事」という表示に気づいた。息子の学んだころには聞くことのなかった言葉だ。

ところが「小中学校の耐震化率は全国平均は73.3%、山口県は53.0%で全国で最下位」と昨夕から報道されはじめた。にわかに小学校の耐震化工事に関心が向き、記事を読んだ。

耐震化率は、震度6強を想定した耐震基準を満たす建物で、この場合は校舎。耐震化を担当するのは公立小中学校の場合は大半が市町村であるが、地方自治体は財政基盤が弱いこと、東海地方などに比べて地震への警戒感が乏しいなどと報道されている。

国の助成制度の利用も少ないという。耐震工事の遅れの理由を聞いていてもことは進まない。将来を担う子どもたちの学ぶ校舎を安全な造りに急いで改修して欲しい。近くの小学校は災害時の避難場所にも指定されている。

始まった耐震工事、校舎は3階建で3棟とこれを結ぶ長い廊下もあるが、工事準備は1棟だけのようだ。先ずは始まったことを良しとしよう。この上は一刻も早い耐震化率アップの努力を行政に願う。

(写真:耐震化工事の始まった校舎)
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2 コメント

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Unknown (tenchan)
2010-07-23 16:17:01
東海地方では「東海沖地震」を想定して
耐震に力を入れています。
小さい頃から、「地震が起こった時は」
と言われ続けてきました。

大きな地震が来た瞬間は何も出来ないでしょうが、
備えあれば憂いなし、避難袋だけは常備してあります。
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tenchanさん (tatu_no_ko)
2010-07-23 19:49:39
ここ瀬戸内海地区は災害ゼロではありませんが、他の地域に比べれば「のんびり」な部分があります。
備えあれば憂いなし、その通りです。
準備に過ぎることはありません。自分は自分で守る心構えだけは忘れたくありません。
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