
自己満足の自費出版をした。内容は新聞投稿の掲載数が100編になたことを自分流に編集し1冊の本にした。そのため、新しく書いたり書き改めたものではない。1度は多くの方に目にしていただいたもので、二番煎じで新味のない内容と思われても仕方ない。それでも、この1冊は小さな自分史と思え出版した。これが自己満足への言い開き。
読んでもらえた方々からいろいろな感想を頂いている。掲載された文章についてはもとより、製本の装丁全般、紙質、文字、挿入の写真など幅広い内容に渡っており驚いている。編集で気を使ったり工夫した個所などを「よかった」という感想には一人悦に入っている。
文章の背景を問うものもあった。そこが伝わらないということは書き足りないというか、力不足だということを教えら、次の投稿への参考にしようと書きとめる。読まれた感想を絵手紙にした1枚がある。「つくしのぼうやがのぞいたよ はるだはるだとうたってる」の文字の間につくしが数本描かれている。もっと成長しなさい、そんな励ましをくれる「つくし」の姿に見える。
春だ春だと万物が動き出す。枯葉の中から小さな青がえる「ひょこっと」出てきて2、3度跳ねた。そこで周囲の様子を伺うのか何かを観察しているのか、じっとしている。その姿はカエルの子はカエル、凡人の子は凡人、教わることはあっても人の真似をしない文章を書けと教えてくれている。
気にいってもらえましたか?