
医師ではないが健康管理を生業としている方とたまに話すことがある。食事・睡眠・医薬品・サプリメント等など幅広く、肩が強張らない話を聞く。そうか、なるほど、そんな仕組みなのか、効く薬とそうでない薬、迷信的と思えるほど信じこまれている売薬、商品名は出せないが、薬にまつわる話も面白い。ただ、服用するときは守ることはきちんと守ること、と纏まる。
「くすり屋」、子どもころには薬を売る店をこう呼んでいた。子供のころ住んでいた住民千人余の地区に2軒の大きな薬屋、そのくらい需要があったのだろう。買いに行った記憶はないが、どちらの店も優しそうな店主だった。しかし、いつの間にかほかの小売店と同じように閉店となった。
薬はネットでも買える時代。街にはドラッグストアがくすり屋にとってかわった。どれも大型店舗の一画を担っている。と言って、どんな薬でも自由に買えるわけではない。先日、レジ担当と客の小競り合い、薬剤師がいま不在なのでこの商品はお売り出来ないというレジの話しに納得できない客だった。
副作用や相互作用などのリスクが高い要指導医薬品や第一類医薬品を販売するには、薬剤師不在の時は販売できないと店内に掲示がある。いつだったかスーパーの籠に「医薬品を購入されるお客様へ」という紙が貼ってあった。面白いと思い撮っていたのを思い出し探した。それがトップの写真、薬は間違えれば怖い、健康管理を生業とする人の話しにもある。
(今日の575) 飲みやすい万能薬に出会いたい