日々のことを徒然に

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春闘も季語に

2023年03月15日 | 社会 政治

 今日は春闘の回答日、と言っても好景気の大手企業が対象で回答額が久しぶりの大幅アップ、半世紀ぶりという満額回答の企業もある。経営者は賃上げしたいだろが従業員の意にそえない企業もある。「チラシ見て車でハシゴ3軒目」、こんな詠みが転載されていた。こうした詠みがなくなるまでにはまだ時間が必要な気がする。

 「春闘」を季語として認める方もあるようだ。春闘で頑張って賃上げを引き出し、それに応えるために仕事は精一杯頑張り、戦後の日本経済は復興し世界の範となった。現在の労働環境とはかけ離れているようにも思えるが、先人の築いたこうした土台の上に現在があることを決して忘れてはならないと思う。いきなりITやAIが出現したわけではない。

 晩春から初夏へかけての季語の一つに筍がある。タケノコ、竹の子、たけのこ、人により使うところにもより書き分けてある。それなりに思いがあるのだろう。このあたりでは孟宗竹が多い。最近は農獣のイノシシがタケノコが地面に覗く前に掘り食べている。猪が飽きたころから人間様の口に入る、農家の人が憤慨しながらも諦めたように話していた。

 そんな旬のもの、今季初めてスーパー見た。手は出せないがちょっと手に持ってみた。県内産のそれは長さ20㌢ほど、根っこの太さは子どもの腕ほどの初物。価格は税込み1本430円、皮を剥ぐと食べ量は二口か三口だろう。でも柔らかくて美味いだろう、そう思いながら籠にもどした。

 (今日の575)  タケノコはニキビの素と昔言い
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