日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

嬉しがらせて

2023年01月20日 | 社会 政治


 小寒から立春の前日までが「寒」という。1年で一番寒い時期に当たる。今日は大寒、気象予報士は気象庁の観測データから「今週末から日本列島には猛烈な寒波がやってくる。積雪や気温低下、強風などに大きな警戒を喚起している。温暖な瀬戸内も例外なく寒くなる。

 そんな寒さの中、昼のニュースで「来年度の公的年金の支給額が3年ぶり増額改定」と報じた。その後で「物価高騰などに追いつかず、実質的には0.6%目減りすることになる」と続いた。「嬉しがらせて泣かせて消えた」という歌の文句を思い出し、せめて実質プラマイゼロくらいに調整して欲しいと思った。

 実質マイナスとなる理由はこれまでにも何度も聞かされており思い出してみる。長期的に年金財源を維持し、将来世代の支給額を確保するためで、マイクロ経済スライドで年金額を抑制する政策が行われている。食料品や電気料金の高騰を政治家は自分の身をもて経験しているのだろうか。年金頼みの高齢者はたまらない。

 ウサギは今年の干支、そのウサギには「声帯がない」ことを知った。理由は「野生では天敵から逃げる立場なので、声を出すことで敵に見つかってしまうのを避けるためと」という。声帯は持ってるが高齢者などの声が永田町に届かないのは聞く耳を持たない人の集まりだからだろうか。高齢層の保守支持が漸減している小さな原因かもしれない。

 (今日の575) 子や孫のために我慢の年金減
コメント
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