師走の選挙はまだ投票時間中。深夜には結果が判明すると言われるが、各報道は20時には大方の勢力分野を放送する。これまでの経験からすれば最終結果との差は誤差の範疇で、開票速報の面白みが薄れる。
期日前投票の結果などから投票投票率の低下が予測され、朝刊の見出しに使った社もある。予測記事のせいか、投票所への出足快調という感じはしなかった。冬日よりで風もなく温い日というのに。これまで棄権することなく投票に足を運んだ、そろそろ皆勤賞でも出ないかと思う。
投票に行かない人はその理由を述べているが、参政権を行使しなくてよい理由にはならない。行きたくない理由を改善させるためにも投票すべきである。若者の投票率が特に低いという。就職事情一つ見ても若い人に厳しい。何も意思表示しなかったら決して変わることはない。かって20代のそれが60%を越えた実績もあるという。次の時はどんな選挙でも投票に行って欲しい。
選挙中の各党幹部の演説は報道で知るしかない。その報道で思ったのは、選挙演説でなく他党のへの攻撃が多かった。報道としてはその方が扱いやすく注目を浴びるのかも知れないが、ひんしゅくをかう、演説者の品格を疑うような言語もあった。勝つための策かも知れないがしらけを誘う。
新しい議員に望むのは「上から目線でない政治」を希求する。