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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

年賀状

2025年03月18日 | 生活・ニュース
2025年03月18日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載
 
 桃の節句も過ぎた今、あらためて年賀状について記してみる。
 元日の年賀郵便物が大幅に減ったという。料金引き上げが響いたのだろう。うちでもこれまでで一番少なかった。そんな現実を目の当たりにし、山のように積まれた光景を思い出した。
 高校3年間、夏と冬の休みに錦帯橋近くの郵便局でアルバイトをした。主な仕事は1日2回、自転車でポストに投函された郵便物を集めることだった。年末になると年賀状が増え収集用かばんに入り切らなくなった。途中で局に戻り、かばんを空にして残りを集めた。うっすらと汗をかくぐらいの作業だった。
 局内では、集まった年賀状を分ける作業台が設けられ、局員が行き先別に仕分けていた。その素早い手さばきに感心した。別の作業台では各家庭ごとに年買状を分けていた。誤配がないよう一枚一枚を丁寧に確認していた。
 大半の作業は今、自動化されていることだろう。立ったまま黙々と手を動かす当時の仕事風景は、年賀状への局員の熱い思いがにじみ出ていたと思う。
 通信手段の乏しい時代に年賀状は安否確認に貢献したはずだ。「お年玉」などに一工夫があると利用者の数が復活するかもしれない。

  
 (今日の575) 賀状止め歳に合わせて増えていく
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20年ぶりの登場

2025年03月14日 | 生活・ニュース

 園児だった孫娘が夏休みに帰省した時にさかのぼるから20年も昔の話。私が花や庭に水まきをしていると自分もやりたいと孫娘がいう。ホース散水は無理だし、家のジョロは大きくて手に負えないだろう、すぐに対応してくれるのはヒャッキン、車に乗せて出かける。

 シーズンでもありいろいろな種類のジョロが並んでいた。あれこれ探し始めた。子ども向けの赤や黄や桃などの色、形は何種類もあり選んでいたが、これ、と選んだのが写真のジョロ、白で標準形、これなら長く使えると思い購入。百均だがこれは倍の200円、貼ってあるラベルにはいろいろな説明がしてある。孫には分からないが、これなら安心と持ち帰る。何回か使っただろうが物置の飾りになっていた。

 長年使っていた冬場用の2㍑ほどの小さなジョロの耐候性が切れたのか、亀裂が出来ていたが、色褪せはひどく、ひび割れも次第に広がり、ついに寿命となりぱっくりと割れた。修理は無理で「ご苦労さん」とプラゴミとして処理する。それにしてもよく働いてくれた。

 その代役に20年ぶりくらいにお役を担うことになったのが孫の選んだジョロ、物は古いが物置で眠っていたので、まだまだ働けそうな代物、試してみたが今年の水が勢いよく流れ出るので当分は使える。孫はすっかり忘れているだろうが、いつかラインで活躍を教えてやろう。

 (今日の575) 200円今なら幾らするだろう
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新札とピン札

2025年03月13日 | 生活・ニュース

 千、5千、1万の紙幣が新しくなったのは昨年の7月3日、8カ月も前のことになった。振り込まれた年金から生活費を引き出すくらいの生活では新札は手に入る機会は非常に少ない。とはいってもATMが「お金を取り出してください」と促すとちょっと期待したが、発行からすぐには出会えなかった。

 「新札はいつ財布に入るか」と話しているとき「新札でなくてもピン札でもいい」という人がいた。新とピン、どう違うのだろ、比べて見た。「新」は発行されて未使用のままのお札、「ピン」は使用された可能性はあるものの、しわも折り目も無い状態のお札、未使用は手に入ることはない、新札と喜んだのはピン札だったのだ。

 洋食専門店のドアに掲示がある。大きな掲示ではないがそこには「当店は新札でなく旧札でお支払いをお願いします」とある。入店時に促しておけば精算時の混乱が少なくて済むことになる。店の配慮だろうが、最近はピン札が多くなり、お店もお客も困ることになるのでは、お店が新しい精算機を導入するまで大変だろう。

 支払い窓口に「当院は現金でお支払いください」と書いた小さな掲示が置いてある。「現金お断り」が増加する社会のなかで、昔ながらの現金支払いにはなにか温もりを感じる。若い人も財布を開いている。カード払いの世でもいくばくかの現金を持ち歩かないと困ることもありそうだ。

 (今日の575) 栄一に居場所譲って去る諭吉
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死者・行方不明2万2228人

2025年03月11日 | 生活・ニュース

 「今日は忘れたいが忘れてはいけない特別な日」。これは、あの未曾有の大災害から14年経った今日、震災に逢われた方のブログの書き出し。また、地震発生後から被災地に通い続ける東京在住の医師が「東京電力の事故なのに東京の人が原発事故を忘れたり知らなかったりしている」と語っていた。地震も原発事故も忘れてはいけない。数字は東日本地震による死者と行方不明者数。

 地震は自然災害ではあるが繰り返し発生する。科学は過去の大きな地震源を解明し、次の発生時期予測のために観測が進んでいる。今、太平洋岸の南海トラフ地震への対応が図られている。ここでは100年から150年間隔で大地震が発生しているとされる。前回発生から約80年が経っており心配されている。

 原発の安全神話が崩れたのは14年前のこと。原発は次第に停められ再生エネルギーへ方向転換されたが、現内閣で大きく方向転換、新設再稼働への道が開けた。14年前の事故対応が進まない中での原発中心へのエネルギー政策転換は何か理解に苦しむ。事故が起きればどれだけの危険と費用が起きるのか、福島で証明されている。

 電力の必要量がうなぎ上りに必要と予測されるのは、AIが世の中へ浸透するためという。米国ではAI企業が小型の原発を持つ話も報道されている。電力消費を抑制する方法はAI自らが答えを考えて欲しい。地震は自然災害、予測して被害を抑えて欲しいが、原発は人工物によるもの、この代替は無いのだろうか。

 (今日の575) 防潮堤高くし過ぎはいいですよ
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3ヵ月ぶりの農作業

2025年03月09日 | 生活・ニュース

 今日は第2日曜日、毎月この日は仲間との農園作業の日は十数年前からの約束事となっている。だが、1月と2月は天候が悪く作業は中止、今日は3カ月振りの作業、寒さを気にしたが、最低気温はマイナス1.5度くらい下がったが、真っ青な空は思いのほか寒さ冷たさは感じなかった。

 3カ月振りではあるが畑は荒れていなかった。というのは、お世話人が忙しい仕事の合間にちょくちょく見回りに立ち寄られる。そのたびに手入れをされている。最近は春物の植え付け準備として耕運機で耕したり、遅れている収穫をされているので畑は荒れていない。このことを知らない人も多い。今日は春物の植え付けをした。

 今日は男性で菜園もちの新規参加者が加わりメンバーの力が増すことになった。作業が終了すると差し入れで早めの昼食会となる。今日は暖かいうどんがお代わりでき、豪華な昼食となった。話題は高齢者らしく健康に関することが多かったが、高齢になっても食べ物の好き嫌いがあるとの話題に、驚いたり笑ったり、それの対策など健康の話に終始した。

 農園の周りに竹林があり春にはタケノコが収穫できる。次回4月の作業日には収穫できるかなという話で一人が竹林に入った。しばらくして戻って来てイノシシが3カ所掘った跡があると調査報告、彼らは召し上がっていることになる。イノシシが飽いたら人の口に入ると聞いているが、これも自然界の成り行きなれば仕方なし。

 (今日の575) 収穫はひと葉も残すな物価高
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社長少し安くして

2025年03月06日 | 生活・ニュース

 「価格うん万円、これでも高くはない」、という社長の売りに「社長、少し安くして」とアシスタントの女性のおねだりかお願いか分からないが、そのひと言で「初回に限り1万円」と社長。「安い、嬉しい」とアシスタントの女性。このCMを見ない日はない。始めの価格が本当だとしたら1万円で利潤は出るの、そんな思いもするが品物はどうなのと気遣う。

 こうした値引きのCMは数多くあり、値引きや割引の無い商品は見当たらない昨今のTVや新聞のCM、折り込みチラシも同じだ。初回限定などの条件は付記されているが、ひと箱やひと瓶ほど飲んだり貼ったり塗ったりしただけで効き目があるの、そんな品も見受ける。あることで2年間試したが全く効果のなかった品があるが、今も100%の効果があるようなCMが流れている。

 そんな私が買い物をした。何年くらい使用したかは記憶にないほど古くなったシェーバー、バッテリーも寿命のようだし切れ味も落ちた。いつ買い替えかえようかと考えていた。そこに登場したのは「社長安くして」の1万円シェーバー。替え刃は安くないから1個付というのも魅力だ。それを手に取る機会があり、気にしながらも通販でなく現金で購入した。

 長く手になじんでいたシェーバーと違い、グリップの握り具合から刃の当て方などのコツをつかむに少し苦労したが、切れ味は悪くない。使い慣れてくると古い物より「買い得」だ、CMの肩を持つ訳ではないが今は思っている。

 (今日の575) 剃刀が顔になじんで気分良し
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80㌔台と走行車線

2025年03月05日 | 生活・ニュース

 久しぶりに遠出、と言っても往復190㌔ほどでその6割ほどが高速道。エアコンは使わずに運転ができ、往復の燃費は30㌔、ガソリン価格高騰を知っているかのようによく走ってくれた。最近、高速道走行する時に厳守していることがある。山陽道の法定速度は80㌔なので、これを守っている。追い越すことは無いので楽な気分で運転できる。

 今日の運転中に追い越したのは登坂車線を走るトレーラー1台だけ。法定速度で走ればそうなるのだが、走行車線を走ることに決めている。ネットやTVで事故や嫌がらせの運転映像がよく流れる。ドラレコの映像が多いが、自分の安全確保のためにも注意して見ている。それで事故や嫌がらせ運転は追越車線での発生が多いと感じている。今日もスイスイと追い抜かれる往復だった。

 用件がすみ、どこかで昼食をと思っていたら知りあいの3人組から声が掛かった。3人もこれから昼食、一緒にどうですかと誘われ、3人組お気に入りのイタリアンの店に入る。広い店内は感じの良い落ち着いた感じで人気店なのか混んでいた。私らもそれぞれがお気に入りの昼食セットを頂く。久しぶり箸を使わない食事をした。

 追い越されながら思う。追い越すにしてもちょっとスピード出しすぎでしょう、車間距離をもっと空けましょう、トンネル内はライト点灯しましょうなどと、いろいろ観察できる。高速道走行中に今日は何台に追い越されただろう、ドラレコを逆回転させれば分かるかも。

 (今日の575) ETCいつの間にやら重宝し
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線  香

2025年03月04日 | 生活・ニュース

 線香、毎日使っているがされど定義は、など思ったことはなかったがふと思い気になり辞書、と言っても電子辞書を開く(広辞苑第7版)。「白檀(びゃくだん)・丁子(ちょうじ)・沈香(じんこう)安息香などを松脂などの糊料で固めて線状にしたもの。火を点じて仏前に供える」と思っていることと知っていることが上手くまとめてある。

 いつものように手持ちが少なくなり買い置きのため商品棚を覗く。運のいいことにこの日は「5%OFFとポイント5倍」の表示が貼ってある。物価高のこの時期に利用しない方はないと、これまでより大きな箱入りを購入した。何本入っているのだろう、そう思い箱を見ると内容量約275㌘、長さ約140㍉、燃焼時間は立てた場合約25分とある。残念だが本数は表示なし。

 それならと遊び心。30本抜き出して量って見るとちょうど10㌘を示す。そこから計算する本数は825本丁度と私にも計算できる。男性の平均と健康両方の寿命を超えており、これを使いきって次を購入するには日々の生活をこれまで以上に活性化させなければいけない、と気を引き締める。

 焼香や線香の使い方は宗派によって異なる。我が家ではろうそくに火をつけ、線香1本を真ん中から二つに折りろうそくの火で火をつけ香炉に横に寝かせて置いている。何十年も同じ流れで繰り返していると感慨が薄れ単なる慣れ事になるので一つ一つに心を込めて、と言い聞かせるように心がけてはいるのだが。

 (今日の575) 六文字の意味をかみしめ合掌す
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月の初め

2025年03月01日 | 生活・ニュース

 気象庁の暦では今日から5月末日までが「春」、次の3カ月ごとに夏、秋、冬となる。まだ春だという感じは気づかないでいるが、春近くになると聞かれるのが花粉症、ローカル番組では杉の花の飛散状況が報じられ注意を呼びかけているが、アナウンサーも花粉症が多い。

 知人近くの耳鼻咽喉科医院では患者の列が院外まで続いているとある。杉や檜がもとで起きる花粉症、そろそろ俳句の季語に加えてもいいのではと作句しない者は思う。季語は「俳句・連句・連歌で季節を示すために読み込むように定められた語」とある。季語も自然・生活に風習・動物・植物などあり、さらに春についても早春・蘭春・晩春に分かれている。難し事間違いない。

 毎月の1日には昨秋から菩提寺に参ることにしている。何十年と月初めの墓参りを続けていたが、昨秋、思うところがあって墓じまいをし菩提寺の納骨所へ骨壺を移した。ということで墓参りの続きとして菩提寺へ参る。掃除され灯の灯された本堂で一時を過ごしている。

 現役時代、今から数えれば40年くらい前になる昔の話。先輩が「明日は先祖の150回忌です」と話された。続けて「誰か案じてくれる人があれば亡くなった者も幸せの中におれる」そんな話をされた。昭和の27年、35年、41年、61年に祖母、祖父、父、母の順で葬儀を経験した。父が亡くなったとき先輩の話を思い出し、墓参りを続けている。

 (今日の575) 合掌で先祖の顔が浮かび来る
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当てられて学ぶ

2025年02月26日 | 生活・ニュース
 
 災難の日だった。その-1。スーパーへ行くため運転していた。片側1車線の直線、混んではいたが流れはスムース。前車が右ウインカーをつけセンターラインよりに寄る。私は減速し左に寄って追い越した。ところが追い越した車がセンターラインを跨いで私を追い越し私の前方に割り込んだ。次の信号で右折待ち、私は続いて止まった。右折場所を勘違いされたのが原因だろうが、割り込まれたときにはひやりとした。丁寧にも高齢者ワッペンが2枚も張ってあった。

 その-2。店内は混んでいた。商品棚と商品棚の間の通路、カートのすれ違いは出来るがそれほど広くない。商品棚の品探しをしているとき背後から「ドン」とカートに追突された。痛いというほどではないがどうしてと振り返る。スマホに夢中の若い女性が前方不注意で当てた。ということに気づかないほどスマホに見入っている。声を掛けたが分かりません風に離れていった。

 その-3。少し広い通路は混雑していた。前の人についてカートを押していたら前の人が立ち止った。対向てくるカートとすれ違うため私も止まった。すると「ドン」、今度は少し押されるくらい力があった。上下に乗せたカゴ一杯に買い物をされているスパーには上得意さんだ。腰のまがった高齢の女性だったが、すみませんのひと言で去って行った。

 これが車だったらどうだろう、そう思うと不幸中の幸いというほど大げさではないが、ドンをさせた人を自分に置き換えると収穫があった。「車の運転中は絶対に気を抜くな、運転だけに集中する、車間距離はとれ」。免許証返納まではこれを守ろう。

 (今日の575) 当てられて学んだことに有難う
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