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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

姑の一冊

2025年04月19日 | 生活・ニュース

 最近本を読んでいない、平均すれば全国では毎日書店が閉まっている、新聞も本も読まなくなったのは誰のせい、本を読まなくなったという連中の雑談は、その正当性を裏付けるようとする話題に傾く。そんな時に一人が、毎月10日になると我が家の姑から「文藝春秋」を買って来てと仰せつかるという披露があった。

 原則10日は総合月刊誌「文藝春秋」の発売日に当たる。姑さんは文春をひとつ月欠けて読破されるという。私は何十年も文藝春秋の購入を続けているが、全頁を読んだ記憶は1度もない。読破とは「難解な、または大部分の書物や書類を全て読み通すこと」とある。只々驚くばかりだ。

 「文藝春秋」の発行部数はおよそ40万部で総合月刊誌のトップという。大正12年の創刊以来、「文藝春秋」は時流におもねらない柔軟な編集方針は、地域、年代、活躍する分野を超えて多くの人々に支持されているという。田中角栄を失脚に追い込んだ「田中角栄研究」は今も印象に残る。 

 姑さんは通院や運動を兼ねた軽い買い物のほかはあまり出歩かれないようなので、読書に当てる時間はたっぷりお持ちなのだろうが、昔から本がお好きだったのだろう。何度かお話はしているが文春の読破は知らなかった。いつかその秘訣を聞いてみたいがもう100歳近いのではなかろうか。

 (今日の575) 文春にのめり込めるは理解力
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気を抜くな

2025年04月18日 | 生活・ニュース

 所用済ませ帰宅すべく施設の駐車場へ向かった。私の車の右斜め前でズボンのポケットに手を入れ、腰をかがめてじろじろ見ている中年の男性がいる。汎用車で珍しくもないのに、と思いながら「どうかしましたか」と後ろから声を掛けた。驚いた様子だったが「いや、綺麗に掃除してあるなと見ていた」と言いながら急ぎ足で去った。

 初めてのことで、「もしや傷でもつけようとしていたのか、いや、車内を伺っていたのでは」など運転席に座ってから思いついた。狙うものと言えば助手席の足元に置いていた紙袋くらいしか思いつかない。外観を確認したが傷などの異常はなかった。施錠は忘れないこと、を改めて自分に言い聞かせた。

 詐欺誘導のメールはよく入る。持ったことの無いカード会社何社もから「不正に利用されている疑いがあり確認のため」そんな誘い文面になっている。先日はある量販店から「メールシステを変更したので」と再登録をうながすメール。量販店に聞くと驚いていた。これらはよく見ると正式な企業の発信でないことは分かる。先ほどは東京ガスと名乗るメールで請求書が届いた。

 今日も出先で話していると特殊詐欺の話になった。手口が益々巧妙化しているので気をつけねばといましめあいながら、被害金額の大きさに驚きながら「みんなお金持ち?」と話が合った。若い人も被害に遇っている。高齢ならなおさら何に引っかかるか分からない、注意するに越したことはない。

 (今日の575) 詐欺メールどこか変です日本文
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待合室雑感

2025年04月17日 | 生活・ニュース

 「病院や医院などで、時間や順番がくるのを待つためにある部屋」、待合室はこうしたことで不特定の人が集まる。ただ、町の医院などでは名前はわからないままに顔だけはいつの間にか記憶している。町ですれ違ったときに「あの方だ」と気付き、相手方も「おや」という顔になる。

 その昔は駅の待合室もときには混雑するくらいの人が集まった。新幹線や飛行機便の無いころ、夜行寝台列車で新婚旅行に出る真っ新な夫婦を見送る時など駅舎は迷惑を感じただろう。ところが、駅舎が建て替わり橋上化されると待合室どころかベンチも置かれていない。先日は高齢女性がキャリーバッグに腰をおろされていた。

 医院待合室のベンチ椅子に並んだ二人が「今日、あの人が見えんがぐあいが悪いんじゃろうか」と心配している。裏を返せば医院に来ている人はぐあいのいい人なんだ」そんな事を思いながら周りを見回す。一見して病人らしく弱々しい人は今日は見当たらない。元気だから来院できたのか。いや、体に気をつかっているから来れた。

 待合室での会話には節度がいる。コロナのころは静かだった。今は百日咳が猛威を振るっている。会話しない人の大方は下向きになってスマホをいじっているか見ている。テレビを眺める人もいる。私は待つ間は備え付けの購読していない新聞をめくっている。

 (今日の575) 予約順呼ばれるまでのスマホかな
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二十歳の別れか

2025年04月16日 | 生活・ニュース

 NTTドコモが運営するポータルサイト「goo」は14日、「goo blog」を11月18日をもってサービス終了すると発表した。2004年3月に開始した同ブログは、21年の歴史に幕を閉じる。ユーザーへはブログデータのダウンロードや他サービスへの引っ越しを呼びかけている。アプリ終了は9月30日となっている。終了の理由は載っていない。

 「goo blog」を始めたのは2006年9月だった。「短い文章を書いて投稿し自己研鑽を図る」という同好会へ入会した時だった。ブログは書いた文章を読んでもらえるので練習になるという薦めだった。gooにしたのは単純で、知人の幾人かが利用していたことによる。使ってみて特に不自由は感じることなく無料利用者の1人だった。あと160日余で終わりになる。

 これまで1年分を手作りの1冊として18冊作った。19冊目の締めでアプリ終了となり、20年目への引継ぎは出来なくなった。私らの成人式は20歳だったことを思えば、二十歳になったので新しい途へ歩みだせ、そんな区切りと受け取ろう。さて、10月からのサイトを探しながらブログ引っ越しは手順書を読みながら進めていこう。

 ソフト終了についていくつも反響がある。思いは様々だが「残念だな」という思はどれからもうかがえる。昨日を最後に筆を置かれたブロガーもある。9月末で終える人もある。私はブログ20歳になるまでの残り160日余を使いきる。
 
 (今日の575) サイト替え続けてみようマイブログ
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初物は筍飯に

2025年04月14日 | 生活・ニュース

 タケノコの季節になると、30本余り畑の法面に生えて居る竹の根元周りの雑草などを除いていた。その目的はタケノコを掘るため。出勤日は日の出前に畑に行き、タケノコ頂部の黄色の穂がやっと出たころを掘る。斜面を歩き穂が地面に隠れているのを靴の底で探して掘る。期間は短いが楽しかったことを思い出す。

 我が家の今年初物になるタケノコをいただいた。それも茹でてあり、すぐに料理できる状態になっている。タケノコは掘った後の茹でる作業が無ければいいのだが、これをしないと口には入らない。届けてもらった家では仮設のかまどで大釜を使って茹でられる。1度見たことがあるが豪快なタケノコ茹では圧巻だった。

 休みの日、息子を連れて掘りにいった。掘った何本かを道ぞいの畑に置いて次を掘って戻るとなくなっていた、盗られたのだ。タケノコを盗る、ひとこと声を掛けてもらえば差し上げたのに、盗ったタケノコを食べるのでは美味くないだろう。我が家のタケノコは美味いという自信があったのだが。

 今年のタケノコは裏年と言われ、出始めには昨年の3倍ほどの高値だったという。ところが予測とは反対に今月になって出荷が増え高値は去ったという。諸物価高騰の折り、旬のタケノコが手ごろな値段というのは嬉しいことで自然に感謝しかない。荒れた孟宗竹林が次第に増えている、いつまでタケノコを食べれるのだろうか。

 (今日の575)  掘りたての筍飯の風味よし
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自重して安全運転

2025年04月06日 | 生活・ニュース

 新学期を迎えるころになると春の交通安全週間が始まる。今年は今日から15日までとなっている。県警からの呼びかけは「『思いやり・ゆずり合い』の心を持ち、交通安全意識を高めて交通事故を防止しましょう!」や「一人一人が交通ルールを守り相手に対する思いやりを!!」と呼びかけている。

 県内の歩行中の事故は小学生(低学年)が半数を占め、その原因のトップは飛び出し、続いて横断違反となっている。ルールを守れば防げる事故に思えることから、ルールを繰り返し教えることが必要だろう。又ドライバーは危険予知運転で、特に子どもを見かけたら「飛び出すかもしれない」などの警戒運転をすれば、子どもらの事故は減少するだろう。

 一方、高齢者の関与する重大事故では「人対車両」と「車両単独」事故が多く、原因は危険の発見遅れと安全不確認(見落とし)が多いという。高齢者の事故ではアクセルとブレーキの踏み間違いも多く報道されている。また車両単独事故を防ぐには漫然と運転をしない、スピードの出しすぎに気をつける、長距離運転では必ず休憩をとり無理の無い運転をする。どれも分かっているだろうが、それでも事故は起きる、運転には自重の2文字を忘れないようにしたい。

 気になることがある。ウインカー操作がめんどくさい、という若い女性ドライバーの声が載っていた。右左折や車線変更時には早めにウインカー操作をし、後続車に知らせることが身を守ることであり、後続車との事故防止になる。安全運転のために「めんどくさい」はない。

 (今日の575) 子ら守る思いでいつも運転す
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太ももの筋肉

2025年03月29日 | 生活・ニュース
 
                   (しゃがんで撮るのはきつかった)
 この冬は厳しい寒さだった。よく働いてくれたエアコンには感謝しかない。そんな冬の半ばころから両足の太ももに、今まで経験したことのない「冷える」感を感じていた。ほかの所にはそんなことはなく、新聞や本などを読むときなどは小さな毛布のひざ掛けを使って凌いだりしていた。まあ、歳のせいだろう、簡単に考えていた。

 そろそろ暖かくなるころのになって両膝の屈伸に少し鈍さを感じ始めた。これまでに経験したことがないが、深刻に考えもせず、シップ薬を塗りサポーターで固定し何とかならないかと軽く扱っていた。10日あまり経って素人療法ではいけない、そう思い始めて評判のよい整骨院に足を運んだ。

 症状を話し終えたら診察台に上向きで寝る。足全体をさする、なぜる、折り曲げる、上下する。外科なら「はい、レントゲン」というところだろうがそれはなく、素手での診察が続く。結論は、両足太ももの「筋肉が弱っている」と説明、冷たさを感じたのもそのせいだと説明を受ける。調子の悪い方も当たった、触診だけで。

 症状とその原因となった筋肉の状態、そして治療と筋力の回復方法をわかりやすく説明を受ける。回復をあせってはいけない、やりすぎると筋肉疲労を起こすことがあるとの事だった。歳の割には若く見えるが無理はしないよに筋力回復運動を指示される。この筋力が回復するとそれは長寿に繋がるとは先生の経験から、その可否はまたの機会に。

 (今日の575) 屈伸に難儀して知る膝の役
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桜続々と開花

2025年03月27日 | 生活・ニュース

 桜の開花が続々と報じられる。山口県も下関地方気象台で開花宣言が出た。昨日26日、国の名勝・錦帯橋の開花標準木で咲きが確認され開花宣言が出た。最近の錦帯橋開花日は20年が3月22日、続いて18日、23日、22日、昨年が27日、まあ違いは許容範囲のうちだろう。満開は桃の節句の4月3日と予想しておく。

 錦帯橋畔の桜は染井吉野、その数3千本と言われている。染井吉野は60年から80年の樹命と言われる。この桜も日本人と同じく全国的に高齢樹となり枯れや開花しないなどの現象が起きているという。錦帯橋畔でも外観からそう感じさせる桜の木が見受けられる。一部では若木も見かけるが桜咲く景観をいつまでも残してほしい。

 錦帯橋は清流・錦川に架かっている。その錦川沿いで一番早く咲く1本桜がある。それは錦帯橋から川沿いに約30㌔上流へ上ったあたり。桜は清流を見下ろすように上品で美しく咲き、周囲のうすい趣の風景の中でも思わず足を止めたくなる。住民の減少するこの町をどんな思いで見ているだろうか。
 
 この桜の様子をSNSに載せたらコメントを貰った。「この花の近くで私は育ちました。毎年咲くのを楽しみにしたものです。3月初めに帰ったので今年は見られないものと思っていました。写真をありがとうございます」。この方は私と同年配、岩国の高校を卒業、現在は中部地方に住んでおられる。SNSで出会って何年になるだろうか、顔を合わせたことはないが旧知の一人のように交信している。今年も思わぬことで桜が咲いた。

 (今日の575) サクラ葉の塩漬け今も桜餅
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食器乾燥機買換え

2025年03月25日 | 生活・ニュース

 20数年という長い年月、ひと言の愚痴も言わなかったが、ぷっつりとタイマーが作動しなくなった食器乾燥機、あっさりとその働きをしなくなった。しばらく前から前兆というか思わせぶりな前触れのような兆しは感じていた。乾燥時間のセットを出来ないことが発生していた。設定をし直すと作動するが、その再設定が多くなっていた。いつか買換えか、とは思っていた。

 この家に住み始めて30年、その時は引っ越し前に使っていた乾燥機を続けて使用した。それまでどのくらいの期間使っていたか分からないが、故障し買換えたと妻が記憶している。それが20数年くらい前の記憶というから、私の定年退職のころかもしれないが記憶にない。

 朝食後は作動したが昼食後の乾燥が出来なくなった。いつもの量販店に出向く。食器乾燥機を探すがなかなか見当たらない。しかし、食洗器は大小とりどりの形が並んでいる。これが時世か、と眺めてみる。今新築するならどれだろうと思いながら眺めるが、思うだけで先には進まない。

 乾燥機は数台置かれていた。選択肢は少ないが、故障したサイズくらいの機種を選ぶ。応対した店員の「食洗器ではないですね」という確認に、高齢者への配慮を感じた。店内には洗濯機、レンジなどを選ぶ新社会人らしき若人が複数人、真剣なまなざしで品定めをしていた。その姿に明るく開く大きな未来を感じた。

 (今日の575) 乾燥機使わなければ布巾拭き
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終の棲み処30年

2025年03月20日 | 生活・ニュース
      
(写真は我が家のオープンハウス時建築メーカー作成資料)
 
 終の棲み処を建てて今日で30年。それまでは父が建てた家に30年余住んだ。父は新築から1年半、50代半ばの現役で他界した。私も父の享年に近くになったころ、退職し高齢になってからの生活のしやすさを妻と話し、新築を決めた。ご近所はいい人ばかりで何の苦もないが老後を思い決めた。

 棟上げから間もなくして阪神淡路大震災。当地も震度4くらいの揺れに急ぎ建築現場に駆け付けたが異常はなくほっとした。完成し引越しを始めたとき「東京の地下鉄で爆発事故」というカーラジオからの緊急放送。しかし、それはサリン事件の始まりだった。震災にサリン、我が家の行く末にちょっと不安がよぎったことを覚えている。

 「家は3軒建てると満足する住み家が出来る」と何度か聞いている。30年経ってみて、3軒建てる話は、深い経験に基づくいい格言だ、住み始めて30年経ってそう感じる。建てる時は話を聞き、考えもし、新築物件の見学もした。ただ大きな制約は建築費との関係になる。あれもこれもという訳にいかないで手を打つ。少しの改装や手直しはしたが十分を言えば切りがない、今は満足している。

 今日までの30年間、欠かさずしていることがある。それは年1回の床へのワックスがけ、ワックスで床や廊下の艶をもどり明るく輝くとひととき新築に戻った感じがする。温かくなったら障子を張り替える予定にしている。

 (今日の575) 30年塀の汚れが示しおり
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